


この日の朝、今年初めての鶯の声を聞きました。
『ケッキョン、ケキョン』とまだあどけない。
3回目を迎える弥生の神楽交流会。
春到来に、安堵の和やかな笑いが響きます。
本格的な競演シーズンの幕開けを前に、地元のみなさんに「今シーズンも頑張ってきます!」と意気込みを語る、熱い舞台です。








競演大会で優勝した実績もあります。
15年前ごろ現在の形に整えて舞い始めました。
奉納ではお馴染みの演目です。




実はその時習得したもう一つ別の演目が、たんすの中に仕舞われているそ
うです。


若手・新人が入団すると、まず、頼政の神を演じることが決まっています。
そうして、秋の奉納などで氏子の皆さんに披露します。
今回は市田直己さんと、初めて神を舞う齊藤由喜美さんのお二人でした。
あまり他の地域に持って出ることのない演目です。






紅白餅やら、コウタケ入りやら色々



様々な大会でよく顔を合わせる両団。
新舞・旧舞の枠を超えて、お互いに刺激し合い、高め合うお付き合いです。
新編・伊吹山(1演目目)
日本武尊の武勇伝を描く、3段完結編となります。
戦いに明け暮れた生涯の終わりに、妻・弟橘姫との永久の契りが結ばれます。
生では得られなかったものを、死でやっと得ることができたんですね・・・。


武尊の最後の相手に相応しく、威風堂々とかっこいい。


打ち上げまで道のりが長いので、続く!

2012,03,23 Fri 21:28


遠目に見ると可愛い。





無理と思いつつ、この2日間自分なりにもがいてみましたが、やっぱり無理!
観念して、電気屋さんに来てもらうと、2分で、全て解決しました。
『全然たいしたことじゃなかったんで、お代はいいです!(爽やか~)』
はあ、それはどうも・・あはは、は・・・

情けないけど、お手上げですね。


遅ればせながら『上田宗箇の世界展』へ行きました。
茶碗から始まる茶道具、和風堂から庭園まで広がる「武将茶人のウツクシキ」です。
展示室内に再現されたお茶室は、見事!
とにかくご婦人方を中心に混雑しておりました。
「宗箇は豊臣秀吉の側近で多くの武勲をあげ、戦場で名を馳せた優れた武将であった」
大阪夏の陣で着用した「緋地立波文陣羽織」。
モダンで大胆なデザインを見ると、その人となりがなんとなく想像できる。
焦げた跡も生々しい。
又、大阪夏の陣で、急迫する敵を待ち受けながら竹藪で作ったという「敵がくれの茶杓」も、物言わぬ迫力があり印象的です。
明日をもしれぬ戦国で。
“静”と“動”の対極を重りにして、宗箇という重心が安定するヤジロベエのようなものでしょうか。
めくるめく展示ですが、焼き物が好きな方にもおすすめです。
あと3日なんだけど。ぜひ

上田宗箇 武将茶人の世界展・詳細

http://www.hiroshima-museum.jp/special_top


2012,03,23 Fri 00:27
