2010,12,14 Tue 19:46
紅葉狩り特集、楽しんで頂けましたか?
通常公演としては、開催史上初ともいえる超満員で、スタッフは狼狽えたり、感激したり。
神楽納めの時期や、新聞の力、いろんな要素も重なった、とはいえ!
やはり、紅葉狩りは人気演目です。
私は、この企画を最初に見たとき『なんじゃ~こりゃ~??』
同じ物語ばかり、退屈するでしょう?と思っていたのですが
“それぞれの個性を味わおう”と幕を開けた4つの『紅葉狩り』。
話の展開こそは同じですが、その仕上がりは4団4色。
見事に枝葉を広げながら生き生きと受け継がれています。
※舞台の写真は、NPOの『展子ちゃん』です。
八重西神楽団
今年から鬼女たちが5人になりました。
若い団員さんが多いという神楽団の特徴と、紅葉狩りの魅力が合致し、
華やかさ一番!
舞台袖の雰囲気も若いエネルギーに溢れていて、力が漲ってました!
“お客さんに喜んでもらい、自分たちも一緒に楽しむ”
という思いが詰まった舞台です。
有田神楽団
明治39年に“寺原(現・八重西)神楽集”の“言葉集”として編集された
16演目の中に残る台本です。
ということは、もっと古くから舞われていたということでしょうか。
お能色が濃く残る、他には無い紅葉です。
楽・口上・小道具。。全て珍しく新鮮で、品があります。
森脇団長は、以前、部分的に分かりやすく変えようとしたこともあったそうですが、やはり違和感が大きく、時代を超えて残っていく作品の力を改めて実感したそうです。
美女たちとの宴に酔いしれる維茂。謡に入る場面。
『立盛 翔太さん』の艶のある声。一度聞いてください。
※照明室から撮影。。。
今福神楽社中
昭和34年、競演大会でのご縁を通じ、千代田・春木神楽団から口上本をいただいて、先人たちが八調子の紅葉狩りを、オリジナルで作り上げたそうです。
最近では一部でしか見られなくなった“木の又権兵衛”が、終始舞台で活躍するのも面白く、奉納やまつりで育てられたことがよく分かります。
石見で紅葉は驚かれませんか?
『50年舞ってきた。他の演目と何ら変わりませんよ。』
と代表顧問の宮本さん。
八調子で舞う、紅葉狩りの登場人物。かなり!インパクト大!!
ちなみに春木神楽団は当時、化生舞を、加計や戸河内、芸北など数多く指導をされていたそうです。(春木神楽団:津江団長 談)
中川戸神楽団
長野県・鬼無里(きなさ)に伝わる伝説を紐解き、『中川戸の紅葉狩り』として整っておよそ7年になります。
まだ、新しいんですね。。
呉葉から紅葉へと、経基を愛するが故に悲しみと憎しみを背負い、ついには鬼となる。。。
仕掛けや演出が話題になりがちですが、一番大切に演じられるのは
『女の情念』です。
終了後、年賀はがきを販売するため、お隣サンクスへ向かう能海団長。
やっぱり能海さんの舞が見たいよね~。
維茂の姿で売れば、即!完売だってば!
『年賀状はお早めに~ 』
今年最後の撮影会は、
鬼女3人『松田大地さん』『河内洋介さん』『前長直哉さん』。
快く協力していただいて本当にありがとうございました。
通常公演としては、開催史上初ともいえる超満員で、スタッフは狼狽えたり、感激したり。
神楽納めの時期や、新聞の力、いろんな要素も重なった、とはいえ!
やはり、紅葉狩りは人気演目です。
私は、この企画を最初に見たとき『なんじゃ~こりゃ~??』
同じ物語ばかり、退屈するでしょう?と思っていたのですが
“それぞれの個性を味わおう”と幕を開けた4つの『紅葉狩り』。
話の展開こそは同じですが、その仕上がりは4団4色。
見事に枝葉を広げながら生き生きと受け継がれています。
※舞台の写真は、NPOの『展子ちゃん』です。
八重西神楽団
今年から鬼女たちが5人になりました。
若い団員さんが多いという神楽団の特徴と、紅葉狩りの魅力が合致し、
華やかさ一番!
舞台袖の雰囲気も若いエネルギーに溢れていて、力が漲ってました!
“お客さんに喜んでもらい、自分たちも一緒に楽しむ”
という思いが詰まった舞台です。
有田神楽団
明治39年に“寺原(現・八重西)神楽集”の“言葉集”として編集された
16演目の中に残る台本です。
ということは、もっと古くから舞われていたということでしょうか。
お能色が濃く残る、他には無い紅葉です。
楽・口上・小道具。。全て珍しく新鮮で、品があります。
森脇団長は、以前、部分的に分かりやすく変えようとしたこともあったそうですが、やはり違和感が大きく、時代を超えて残っていく作品の力を改めて実感したそうです。
美女たちとの宴に酔いしれる維茂。謡に入る場面。
『立盛 翔太さん』の艶のある声。一度聞いてください。
※照明室から撮影。。。
今福神楽社中
昭和34年、競演大会でのご縁を通じ、千代田・春木神楽団から口上本をいただいて、先人たちが八調子の紅葉狩りを、オリジナルで作り上げたそうです。
最近では一部でしか見られなくなった“木の又権兵衛”が、終始舞台で活躍するのも面白く、奉納やまつりで育てられたことがよく分かります。
石見で紅葉は驚かれませんか?
『50年舞ってきた。他の演目と何ら変わりませんよ。』
と代表顧問の宮本さん。
八調子で舞う、紅葉狩りの登場人物。かなり!インパクト大!!
ちなみに春木神楽団は当時、化生舞を、加計や戸河内、芸北など数多く指導をされていたそうです。(春木神楽団:津江団長 談)
中川戸神楽団
長野県・鬼無里(きなさ)に伝わる伝説を紐解き、『中川戸の紅葉狩り』として整っておよそ7年になります。
まだ、新しいんですね。。
呉葉から紅葉へと、経基を愛するが故に悲しみと憎しみを背負い、ついには鬼となる。。。
仕掛けや演出が話題になりがちですが、一番大切に演じられるのは
『女の情念』です。
終了後、年賀はがきを販売するため、お隣サンクスへ向かう能海団長。
やっぱり能海さんの舞が見たいよね~。
維茂の姿で売れば、即!完売だってば!
『年賀状はお早めに~ 』
今年最後の撮影会は、
鬼女3人『松田大地さん』『河内洋介さん』『前長直哉さん』。
快く協力していただいて本当にありがとうございました。
2010,12,14 Tue 11:50