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シャキーン。
ダイヤ「2016早春神楽」続いてはダイヤ

最近はまっている演目・日本武尊です。


~第六幕 日本武尊 上河内神楽団~

奏楽の皆さんの、のびやかな歌声に惚れ惚れ。

人の声って綺麗だな~、柔らかく重なり合う旋律は、悠久を響かせます。




上共に戦うような表情も揃っています。


まつりではよく舞われるという、日本武尊。

先輩方からの伝統を舞う演目です。

日本武尊は、派手さはないと言われますが、善悪それぞれの妙味と、場面ごとの舞子さんの魅力が際立つ演目と思います。

大舞台を狭ましとぶつかり合う激しい合戦を、夢中で拝見!興奮しましたー!


上演後、キラキラした汗をぬぐう小碓命・藤田浩記さんは。

『誤魔化しはきかない演目です。』と呼吸を整え。

『ほとんど出ずっぱりでキツいけど、お客さんの視線をずっと浴びていられるところは、舞い子冥利に尽きますよねにかっ』先ほどとは、まるで違う表情でお話してくださいました。


小碓命:藤田浩記さん、川上梟帥:石川啓介さん、
五十猛:戸田邦昭さん、侍女:西田良也さん。

大太鼓:河野 建さん、小太鼓:河野達也さん、
手討鉦:藤田隆幸さん、笛:後藤優希さん。






















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舞台袖もドラマチック。
ダイヤでは続いて第三部にまいりましょーっダイヤ

早春の大舞台は、緊張します。

特に1ベルの時!ドキドキ。

あれこれ自分なりに色んなことを試してみて、一番気持ちが整うのは。

出ていく寸前に、背中にバシッと大きな一撃をもらう方法。

不安とか弱い気持ちを吐き出すかわりに、その人のパワーを注入してもらう感じかな。

これがとても効果があるような気がします。

最近よくお願いする方は。

マイクを渡しながら“行ってらっしゃい”と声掛けしてくれる、音響のホックの小田さん(菊川玲に似ていると評判のっにひひ)。

最初は小田さん、グーで背骨の上をパンチするから。。。

私は衝撃で、小田さんは手の痛さで、二人でしゃがみこんで唸りました。

・・・せ、背骨折れるじゃんっ щ(゚Д゚щ)・・・

今は、絶妙な、ナイスな叩きで送り出してくれます。

ぜひ、お試しあれ~星



上やっと乗せてもらえた~にぱっ


○第3部 新たなる神楽への挑戦○

~第五幕 道成寺 大塚神楽団~

本番前の舞台袖で、奏でるように口上を繰り返されていた清姫・井上隆太さんに。

この役は好きですか?と、お聞きしましたら。

『好きですね!』と笑顔の即答でした。

『道成寺は難しい舞ですけど、それをどう舞うか自分の表現を追求する楽しさがある。』

隣にいらっしゃった、竹田淳一団長は。

『同じ道成寺でも、舞子が違うと印象は違うでしょう。舞子によって、又、その世代によってそれぞれの道成寺が生れていく。それで良い。』

神楽ファンも、余韻の中に、同じことを感じていると思う。

『・・・そんなことより、僕が今日一番心配なのは、蓑をまとった人ですにひひ

いやいや船頭さんは、何時もの通り絶好調でしたよ~音符


安珍:長田淳一さん、清姫:井上隆太さん、
船頭:小田頼信さん。

大太鼓:泉田瑞男さん、小太鼓:佐々木翼さん、
手討鉦:木村 豊さん、笛:竹田淳一さん。

























上一番良い場面が、袖からは見えんっ
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この日に向かって。
ダイヤ2016年 早春神楽、第2部結びの演目ですよ~ダイヤ



上胸が裂けるような姫とり。


~第四幕 八岐大蛇 琴庄神楽団~

上演後、崎内俊宏団長に振り返って頂きました。

早春への出演依頼と同時に、主催者からの依頼演目はまさかの八岐大蛇!!

これまで、大蛇は石見に勝るものはないと、石見神楽源流の地に敬意を表してきました。

しかし神楽を代表する演目・大蛇!

早春の舞台に、琴庄に託された表現とは何かを、考え考えもがきました。

『“厳島”以来ギリギリに追い込まれて、眠れない夜もあった。』

仕上がった大作は、舞台を多角的に繰り広げられる情緒と熱戦。

『精一杯やりました。それでもまだ、できることがあったはず』この執念が神楽人の原動力なのでしょう。


須佐之男尊:菊本靖彦さん、足名椎:斎藤誠治さん、
手名椎:桑本芳雄さん、奇稲田姫:菊本竜乃心さん、
大蛇:東 成憲さん、野上正宏さん、太田 守さん、太田 学さん、
栗栖和昭さん、沖田将之さん、菊本 凌さん、石田 成さん。

大太鼓:崎内俊宏さん、小太鼓:山本智之さん、
手討鉦:沖田奈々さん、笛:崎内佑結さん。




上ヒーローは花道から登場!



















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今昔を舞う。
ダイヤお花見が始まっていますねダイヤ



ダイヤんだば続いてダイヤ

「2016年RCC早春神楽」第2部からです。




上大太鼓・水口一真さんの歌で、物語をめくるという感じでした。


~第三幕 大江山 筏津神楽団~

25年ぶりに舞われた、旧舞・大江山。

古い舞なのに、これまでにない筏津の皆さんのような、新しい印象を受けました。

主催者からの演目指定に応えた大江山、今日までのご感想を今田修団長に伺いました。

『現団員に、経験者はほぼいませんから大変でした。しかも、大江山の舞はどの舞とも手が違うんですよ。。。』

昔を知る方に聞いたり、記憶を辿ったり、時間をかけて復活を果たしました。

古いと言われていた鬼たちの面も喜んだだろうな~と思います。

『昔の筏津を知るいい機会になったし、こういうことがなければもう舞えなかったかもしれないので良かった。』と爽やかでした四葉


源頼光:上田 守さん、碓井貞光:大上顕男さん、
翁:堀内一生さん、姫:今岡友康さん、
酒呑童子:前河伸弥さん、茨木童子:水口貴大さん。

大太鼓:水口一真さん、小太鼓:今田拓也さん、
手打鉦:鉄穴博之さん、笛:保本愛美さん。



















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お客さんの拍手で舞いました。
ダイヤ陽が長くなりましたね~ダイヤ

今夜も「2016年RCC早春神楽」から。

第2部は、新鮮な面持ちを沢山拝見できた3演目です。
 

○第二部 伝統を受け継ぐ○

~第二幕 塵倫 原田神楽団~

原田の皆さんの奉納やまつりではお馴染みの塵倫、早春の大天蓋のもとで舞われると、一層優雅で神秘性を感じます。

原田の旧舞を多くの方に見て頂く、良い機会になったそうです。


さて、この塵倫の神・鬼の舞共に、若い方や新人さんが務めるというお話をよく耳にしますが。(舞い方や速さによるということもあるでしょうね)

原田神楽団では、経験を積み認められた者が務める舞なのだそうです。

今田和哉副団長のお話は。

『舞の良し悪しは“間”で決まるのでしょう。静の中の動は、若い体ではつくれないところがあると思います。

歳を重ねながら、そろそろ体がしんどいなぁという頃、自ずと醸し出される“間”を熟練の技と呼ぶのかもしれません。』

・・・神楽ファンは、その渋さが大好物なんですよ~。


帯中日子天皇:垣内和久さん、高麻呂:上野 将さん、
塵倫:水重 剛さん、小鬼:市尻篤識さん・太田和樹さん。

大太鼓:河野英利さん、小太鼓:水木敏博さん、
手討鉦:松岡健一さん、笛:原田健次さん。



















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