岩戸の宇津女ちゃんとは全く違う表情、かっこいい!
天の宇津女命:半田 徹さん。
もし神楽を見ていなければ
知ることのない神話の世界だったかも。
はじまりの稲穂も、三種の神器についても興味が湧かなかったかも。
今の時代に、日本人の様々な源となる物語を神楽で語るのは、とても大切なことと思います。
猿田彦命を初めて舞われた田村和也さん。
『ずっと舞いたかった役。これから自分の中で深めていきます。』
~第四幕 宮乃木神楽団 八衢・天孫降臨~
八衢・天孫降臨、妖術も変化もない古典の渋い舞。
ですが、胸の熱くなる舞。
気持ちとしては、岩戸と同じような感じで。
そして舞手と奏楽がきっちり合わせながら一体感で魅せる「宮乃木の中では珍しい舞」なのだそうです。
《久方の 天の八重雲押し分けて 下りし神を あれは待つ也》
メリハリの舞台。
天の忍日命(あまのおしびのみこと):田中恵太郎さん。
天津久米命(あまつくめのみこと):中村 悠哉さん。
そのメリハリを奏でる皆さん。
大太鼓:佐々木 崇志さん、小太鼓:管沢 良典さん、
手打鉦:栗栖 綱さん、笛:中村 直哉さん。
最高神の孫が天下られるという一大事に、神々の役割と発展が描かれます。
瓊瓊芸命(ににぎのみこと)の御霊と捉えられます。
稲穂・三種の神器・・・この演目を、自分なりに解釈できる力を蓄えたいなと思います。
2015,03,28 Sat 13:55