人間くささ漂うキャラクターたちが展開する、普遍的な喜劇。
グッと心を掴まれる“間”。
“間”で人は笑うのでしょうか。
よく笑って、スッキリしました。
そして、緩急と表情豊かな「語り」と。
美しい節回しの「謡」。
一瞬で会場を染める、伝統芸能の迫力がありました。
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今日は、「粟田口(あわたぐち)」という滅多に演じられないという演目を観ることができました。
事前の解説では『面白くないのであまり演じられない』と、正直過ぎるお話がありましたが
分かりやすいストーリーとダイナミックな舞に可笑しみがあって、やはり名作だからこそ残るのだろうと感じました。
まだまだ見たことのない演目が沢山あるので、コンプリートしていくのが楽しみです

日本の古典芸能が他分野に渡って注目されたようです。
私も秋に、長唄の会の皆さんと演奏会を一緒に創っていく機会に恵まれました。
長唄は、今から300年も昔の江戸時代に歌舞伎の伴奏音楽として誕生し。
後に、純粋に演奏を楽しむための曲も沢山生まれています。
長唄の歌詞には、江戸時代の文化や自然の情景が美しく磨かれ唄われています。
多摩川を取り巻く人々の日常を切り取ったり。
秋の虫の声を、三味線で表したり。
当時の暮らしぶりが活き活きと蘇るようです。

そして、神楽の演目に共通する作品も多くありました。
鞍馬山で剣の修業に励む牛若丸の物語。
湊川の激しい合戦の場面を描く楠公さんの物語などなど。
神楽とは異なる表現に、主人公の印象もまた一味違って迫ってきます!
機会があればぜひ、長唄を一度聞いてみてくださいね
ユーチューブでも沢山見られます。
ところで。
その国宝の中でも、一際華やかで妖艶であった「藤娘」。
その中に“いとしと書いて藤の花”という歌詞があります。
“い”を10個(十・とお)書いて、その真ん中に“し”を長く書くのです。
“い”は上を大きく、徐々に小さく。
すると、揺れながら藤の花が咲くのです。

心が震える。
どんな藤の花が咲くか。。。書いてみそ
2025,12,22 Mon 00:43
