カルガモ。1年中いるので、見かけるとホッとします。
ツヤッとした黒のくちばしに、鮮やかな黄色が目立ちます。
先週の広島神楽定期公演
上川戸神楽団の皆さん続きます。
幕間のお話は山田正彦団長です。
まずは“ぜひ一度北広島町へ!”ということで、上川戸の古い衣装が展示されている芸北芸能保存伝承館のお話をして頂きました。
草木染の陣羽織や袴などが、静かに展示されています。
その衣装一つひとつが、当時の活気や賑々しさを語ってくれるようです。
今が華やかな全てのものも、いつか朽ちてしまうという一抹の寂しさも併せ持つ展示です。
ぜひ、ゆっくりと見てみてください
さて、山田団長は中学校の先生でいらっしゃるということで。
「神楽の里」の子供たちと神楽の繋がりを伺ってみました。
お勤めの学校でも、神楽団に入団している子供をはじめ、何らかの形で神楽に関係している子は沢山います。
神楽がもたらしてくれるのは。
“素晴らしい技術”だけでなく、子供たちが地域の人の輪のなかで育つ環境。
一度故郷を離れたとしても、あたたかな思い出はいつまでも心に残り、何らかのきっかけを生んでくれることを感じておられます。
例えば「年に一度、まつりの日には故郷へ帰る」これも現代では、なかなか難しいことになりつつありますが、本当に大切なことですね。
悪そー・・・な大蛇が好きだっ
~第二幕 大蛇~
大蛇の舞手さんが、常に新しい発想と研究心を持って取り組む大蛇。
やんちゃで遊び心ある大蛇たちが次々に繰り出すフォーメーションは、スピード感があります!
皆さん、大蛇を舞うのが好きとおっしゃっていて、その気持ちが会場を沸かせているんだなと思いました。
『神楽の舞台は生もの。舞う場所も時間も違えば同じ舞台はありません。この日この舞台の大蛇を楽しんでください。』と山田団長からご紹介がありました。
大太鼓:石橋孝征さん、小太鼓:藤井和則さん、
手打鉦:天玉 良さん、笛:山田かんなさん。
素戔鳴尊:天玉篤史さん、足名椎:山田正彦さん、
手名椎:森脇 満さん、七人目の姫:藤井嘉徳さん、
姫:片岡泰英さん、大蛇:宗広千寿さん・藤井 徹さん・
日高昌文さん・大上顕男さん。
鬼の満さんこと、森脇満さん(左)、山田正彦団長(右)。
愛嬌ある狐の面で、影絵の狐ポーズで決めてみました
2018,11,21 Wed 13:33