筒賀の大銀杏。今年はもう黄金のフカフカ絨毯になっていました。1年に付ける葉の数ってどれくらいでしょうね?
1年で一番艶やかな季節
週末は如何でしたか?
今年は秋が長いような気がしていましたが、今週から寒さも日ごとに増していくようです。
2017年もあと48日ですね。。。
あちらこちらで、銀杏葉のシャワー。
前回の広島神楽定期公演
苅屋形神楽団の皆さんをご紹介します。
この日の開演前のひと騒動・・・
それは準備中、舞台裏のことです。
団員の方が、衣装箱を開けた途端。
一匹の“ヤマネ(ネズミ目ヤマネ科)”がスルリと衣装箱から脱走し、県民文化センターの舞台カーテンを上り、そのままいなくなってしまいました。
そのヤマネは、毎年その衣装箱の中で冬眠をするお馴染みの子でした。
昨年はリーガロイヤルホテルでの公演中、同じように箱から出て行ったのに戻ってきて、無事に一緒に芸北に帰ったそうです。
多少、衣装をカジられようが、それはそれ。可愛がっておられたんですね。
『ヤマネがおらんようになった!』と話されているのを聞いて、私ははじめ、山根さんという団員さんがどこかへ行ってしまったのかなーと思ったのですが。
まさかあの、まんまるいヤマネとは・・・
『うちの衣装箱で数年冬を越してきたが、県民文化センターの守り神さんになってくれるかもしれん。』と酒井敏治さんがお話され、ちょっと寂しい感じ。
県民文化センターで、無事に見つかることを祈っています。
~第一幕 塵輪~
塵輪を舞う酒井拓也さんについて、槇原伸二団長が『あれは普通じゃない、特別!』とお話されます。
圧倒的、凄まじい塵輪。
命がけの舞!と思いました。
ひと昔前、競演等の大舞台に出るようになるにつれ、この塵輪の舞も変わったと伺っています。
それまで、単純で地味であった鬼のみちに“くずし”と呼ばれる舞い方(巻き戻しや強弱などあらゆるもの)を巧みに取り入れ。
更に『あとは企業秘密』と言われるエッセンスを加え、現在の苅屋形の塵輪に仕上がっているそうです。
今回初めて神楽をご覧になった方は、さぞたまげたことでしょう。
大太鼓:酒井邦昭さん、小太鼓:酒井敏治さん、
手打鉦:河野和夫さん、笛:藤田佑奈さん。
帯中津彦命:佐田 貴さん、高丸:槇原和弘さん、
塵輪:酒井拓也さん。
2017,11,13 Mon 23:15