カープ良かった~
今は1勝が沁みますね。
昨日はいちにち大阪で、叔父叔母の軽快な夫婦漫才にほっこりしながらも。
『裕さん悪いけどな、今年は阪神が優勝やわ』
『もう決まったようなもんちゃう?』
と、さんざんやられました。
私も、虎の縄張りに入って、あれこれ言うつもりは一切ありません。
しかし、叔父も叔母も巨人ファンのはず。
それほど今年のゲームを楽しんでいるのか??
とにかく、ここから
20代の自分が乗っていそうな阪急、千里線。
前回の広島神楽定期公演
高井神楽団の皆さん続きます。
幕間には、中川輝彦団長をお迎えしました。
いつもスーツに帽子と爽やかダンディな中川さん、お名前も印象も俳優さんのような格好良さです!
上演後、酒呑童子の面をかぶらせてもらって、中川団長と。
中川さんがビシッと決められているので、私も面の下で同じ顔をしています
まずは、20周年の歩みから。
もともと百十数年の歴史を持ちながら、一時活動を休止されていた高井神楽団は。
神社や地元の関係者の皆さんの尽力により、平成9年に活動再開となりました。
「20年の節目に蘇ってくる当時の風景はどういったものですか?」と質問させていただきました。
中川さんが、大きく頷いて切り出されたのは、練習場所の事でした。
当初は駐車場を練習場所とされ、唯一、手元にあったのは大太鼓。
大太鼓に毛布を掛け、周囲への配慮を心掛けていましたが、それでも音が響くということで集会所へ移り。
同じような課題が発生し、今度は田んぼの中にプレハブを建て。
落ち着いたかと思えば、再び同様の問題が起きました。
胸痛を繰り返し、10年前、現在の場所にようやく!どなたにも遠慮なく太鼓が叩ける土地に道場を構えることが出来たそうです。
佐伯区と言う分母の大きな地域では、大勢の応援者や支持者がいて、さぞ頼もしいだろうと思い込んでいましたが。
人が多く住むからこその難しさを目の当たりにし、城を構えるまで10年。
団長さんと共に心痛を分かち合ってこられた団員の皆さんにとって、道場も、着々と揃えてきた衣装も面も、何もかもが宝ですね。
現在は年間30~40の公演をつとめられ。
ここ数年では、競演大会で優勝、準優勝という喜びを経験し。
3年前には、地域の皆さんによる後援会が結成され、心から嬉しかったと感謝を込めて紹介がありました。
中川さんのお話に“誠実さに花が咲く”という言葉を思い出し。
『ご苦労を重ねて来られて、良かったですね。』と結ばせて頂きました。
幕を開ける頼光さんに、あれだけ見惚れるのははじめてだったかも。。。
配役の一番上に記される役に相応しい、年季の美しさで静かな迫力を舞う頼光・吉川幸晴さん。
~第二幕 土蜘蛛~
高井神楽団の十八番演目とはいうのは、ご周知の通り。
そしてこの度、強い印象を残したのは、胡蝶の佐々木尚大さんです。
佐々木さんは以前、足を骨折され松葉杖でありながら、この舞台で勇壮な大太鼓を披露された姿が未だに忘れられませんが。
佐々木さんは姫型なのですね・・・
そして、佐々木さんの骨!頑張ってますね
はともかく、佐々木さんの胡蝶が放つ口上、その語尾の響きと余韻!
口上の終わりって、とても大切だとしみじみ感じました。
余韻で心を捉え、虜にする鬼女・胡蝶なのでした。
上演後、控え室で『語尾に世界観の拡がりを思った』とお伝えしましたところ。
普段から心掛けている事の一つと即答され、表現の難しさと楽しさ、呼吸の持っていき方など様々に膨らみました
大太鼓:寺本貴寛さん、小太鼓:山地博之さん、
手打鉦:柿崎直昭さん、笛:比良真紀子さん。
源頼光:吉川幸晴さん、卜部季武:橋本 潤さん、
坂田金時:高松一真さん、胡蝶:佐々木尚大さん、
土蜘蛛:明石頼範さん。
奏楽と神のお互いが掛け合うように、白熱を増していく後半。
『ここにいつもお客さんの力が加わって、更に良い舞台になるんですよ。』と、吉川幸晴さんがお話されました。
次回の広島神楽定期公演は
春木神楽団の皆さんで「山姥」「頼政」です。
頼政、初見でとても楽しみです!
皆様お誘い合わせの上、ワイワイお越しください
5月17日(水)18時開場 19時開演
広島県民文化センター(082)245-2311
今は1勝が沁みますね。
昨日はいちにち大阪で、叔父叔母の軽快な夫婦漫才にほっこりしながらも。
『裕さん悪いけどな、今年は阪神が優勝やわ』
『もう決まったようなもんちゃう?』
と、さんざんやられました。
私も、虎の縄張りに入って、あれこれ言うつもりは一切ありません。
しかし、叔父も叔母も巨人ファンのはず。
それほど今年のゲームを楽しんでいるのか??
とにかく、ここから
20代の自分が乗っていそうな阪急、千里線。
前回の広島神楽定期公演
高井神楽団の皆さん続きます。
幕間には、中川輝彦団長をお迎えしました。
いつもスーツに帽子と爽やかダンディな中川さん、お名前も印象も俳優さんのような格好良さです!
上演後、酒呑童子の面をかぶらせてもらって、中川団長と。
中川さんがビシッと決められているので、私も面の下で同じ顔をしています
まずは、20周年の歩みから。
もともと百十数年の歴史を持ちながら、一時活動を休止されていた高井神楽団は。
神社や地元の関係者の皆さんの尽力により、平成9年に活動再開となりました。
「20年の節目に蘇ってくる当時の風景はどういったものですか?」と質問させていただきました。
中川さんが、大きく頷いて切り出されたのは、練習場所の事でした。
当初は駐車場を練習場所とされ、唯一、手元にあったのは大太鼓。
大太鼓に毛布を掛け、周囲への配慮を心掛けていましたが、それでも音が響くということで集会所へ移り。
同じような課題が発生し、今度は田んぼの中にプレハブを建て。
落ち着いたかと思えば、再び同様の問題が起きました。
胸痛を繰り返し、10年前、現在の場所にようやく!どなたにも遠慮なく太鼓が叩ける土地に道場を構えることが出来たそうです。
佐伯区と言う分母の大きな地域では、大勢の応援者や支持者がいて、さぞ頼もしいだろうと思い込んでいましたが。
人が多く住むからこその難しさを目の当たりにし、城を構えるまで10年。
団長さんと共に心痛を分かち合ってこられた団員の皆さんにとって、道場も、着々と揃えてきた衣装も面も、何もかもが宝ですね。
現在は年間30~40の公演をつとめられ。
ここ数年では、競演大会で優勝、準優勝という喜びを経験し。
3年前には、地域の皆さんによる後援会が結成され、心から嬉しかったと感謝を込めて紹介がありました。
中川さんのお話に“誠実さに花が咲く”という言葉を思い出し。
『ご苦労を重ねて来られて、良かったですね。』と結ばせて頂きました。
幕を開ける頼光さんに、あれだけ見惚れるのははじめてだったかも。。。
配役の一番上に記される役に相応しい、年季の美しさで静かな迫力を舞う頼光・吉川幸晴さん。
~第二幕 土蜘蛛~
高井神楽団の十八番演目とはいうのは、ご周知の通り。
そしてこの度、強い印象を残したのは、胡蝶の佐々木尚大さんです。
佐々木さんは以前、足を骨折され松葉杖でありながら、この舞台で勇壮な大太鼓を披露された姿が未だに忘れられませんが。
佐々木さんは姫型なのですね・・・
そして、佐々木さんの骨!頑張ってますね
はともかく、佐々木さんの胡蝶が放つ口上、その語尾の響きと余韻!
口上の終わりって、とても大切だとしみじみ感じました。
余韻で心を捉え、虜にする鬼女・胡蝶なのでした。
上演後、控え室で『語尾に世界観の拡がりを思った』とお伝えしましたところ。
普段から心掛けている事の一つと即答され、表現の難しさと楽しさ、呼吸の持っていき方など様々に膨らみました
大太鼓:寺本貴寛さん、小太鼓:山地博之さん、
手打鉦:柿崎直昭さん、笛:比良真紀子さん。
源頼光:吉川幸晴さん、卜部季武:橋本 潤さん、
坂田金時:高松一真さん、胡蝶:佐々木尚大さん、
土蜘蛛:明石頼範さん。
奏楽と神のお互いが掛け合うように、白熱を増していく後半。
『ここにいつもお客さんの力が加わって、更に良い舞台になるんですよ。』と、吉川幸晴さんがお話されました。
次回の広島神楽定期公演は
春木神楽団の皆さんで「山姥」「頼政」です。
頼政、初見でとても楽しみです!
皆様お誘い合わせの上、ワイワイお越しください
5月17日(水)18時開場 19時開演
広島県民文化センター(082)245-2311
2017,05,13 Sat 23:45