山笑う・緑だけのグラデーション。
ゆらゆらと初夏を思わせるような一日でしたね
月末でもあり。
明日からGWでもあり。
どこも混雑していて浮足立っているような・・この時期独特の空気です。
一方で、今日は遠足の学校が多かったようです。
最高の遠足日和、心地良い疲れで今夜はぐっすり眠れるでしょう
良い顔して寝てる。アヌビスヒヒ。
どこかの家と一緒。
今夜は感激の一枚!
怪物・鵺のモデルとなった「トラツグミ」です。
先日、野鳥の会の探鳥会に参加させてもらった際。
『今日のメインはトラツグミです。運が良ければ会えますよ。』
ナナナ ヽ(゚Д゚○)ノ ナント!
広島市内でも目撃されることを知ってびっくりしました。
私の周辺では、トラツグミの目撃情報は、三好市の山間部に集中していて。
その珍しさから、一生会えないかもしれないと思っていましたので。
その日、運良く姿が確認できた瞬間、夢のようでした。
とはいえ希少は希少、その上敏感な性質で、神経を使う観測となりましたが。
貴重な経験をさせてもらい、野鳥の会の皆さんには感謝でいっぱいです。
近づけないので、70~80m先にいるトラツグミ。
黒い豆粒が動き回るのを、なんとか数枚撮れて、嬉しいのでアップします。
でも、ネットで検索すれば、綺麗な画像が沢山出て来ますけどね
阪神ファンが喜びそうな、トラ柄。
この、目のくりくりした可愛い子が、どうして「鵺鳥」とよばれるようになったのか・・・。
トラツグミは、夜に鳴く習性を持ち。
夜中に林や森の中で『ヒュー』『ヒー』ととても寂しげに鳴き「幽霊鳥」「地獄鳥」とも呼ばれるようになります。
そして、人間が抱く真の闇への恐怖が想像を膨らませ。
頭は猿、体は牛(狸)、手足は虎、尾は蛇と、とんでない化け物になったと言われます。
《夜毎三条の森から黒雲が湧きあがると共に不気味な鳴き声が響き渡り、時の帝は胸をかきむしり病に伏せられた。
怪物退治を命じられた源頼政は、黒雲の中から現れた怪物を弓で射落とし、猪早太がとどめを刺すと、都に静けさが戻り、帝もたちまち回復した》
京の都の鬼門・東北にあたる三条には古い大銀杏があり、このあたりは鵺の森と呼ばれていたそうで。
ここに住むトラツグミたちが、夜になると御所に向かって飛んで行ったのかもしれません。
どちらにしても、本人の知らぬ存ぜぬところではあります
かろうじて、手足は虎。尾は長くて蛇に見え・・・る?
あれから、時々同じ場所に行ってみますが、一度も会えていません。
夏は山深く入ってしまうそうなので、もうすでに、生活場所が変わってしまっているかも。
では、帝を病気にさせたという、トラツグミの鳴き声をどうぞ
https://www.youtube.com/watch?v=Kt35Pd83m6c
野鳥の会・鳴き声ノート
2017,04,28 Fri 23:07