この度は、保存会・社中さんによって楽の位置が違っていました。
正面、下手、上手。。。同じ島根でも色々ですね。
都治社中の皆様を代表して
ご挨拶を頂いたのは、顧問の林 浩司(こうじ)さんです。
月いちでは、すっかり恒例行事ですね
林顧問さんに開催趣旨をまるごとお伝えして、マイクをバトンタッチ。
ヨロシクデス(m..)m ( ^^ )ゞ
すると林さんは、そのエンターテイメント性をもって、石見神楽・絵巻物語を華麗に披露されるのです。
長大な紙面に描かれるのは、石見神楽と共に生き、都治社中を育ててきた、林さんの経験に基づいた壮大な神楽観です
江津で暮らす52人(※ゴーツ→52)の生き方から、観光・産業等のPRをする冊子。
その9ページに林 浩司さんも紹介されています!
今回は、出雲から伝わった神楽の流れにはじまり
その土地土地の風習、習慣に仕上げられた神楽の魅力など、多岐に渡りました。
特に印象的だったのは「石見神楽には台本がある!」というお話。
「校訂 石見神楽台本」。
石見の神楽人がこの台本に寄せる想いなどにも触れられました。
今のところ、まだ綺麗な状態でキープしてるよ。
石見では神楽に目覚めたらひとり一冊「マイ台本」。
子供の頃から寝食を共にするという、特別なものと伺っております。
以前、石見の社中の方の台本が、畳まれた白衣の下に、たまたま見えたのですが。
それはもう!神錆色に変り果て、それ自体削れてひとまわり小さく。
すでに付喪神的な佇まいを醸し出し、恐れおののいたものです。
一緒に歳をとってこられたんですね。。。
私も、何かと助けてもらう1冊であり。
特に演目毎の、用語解説は時間を忘れるほど面白いです~
~第四幕 都治神楽社中 塵輪~
『石見神楽の中でも、最もポピュラーな演目です。』と紹介させて頂きましたが。
塵輪、塵倫、人倫?
石見八調子の二神・二鬼に。
矢上系六調子では、勇壮なひとつの塵倫。。。。
と言いながらも、小鬼を連れていたりして。
石見から山を越え川をのぼり伝わる間に、どこで何があったのでしょう??
私の勉強不足と思っていますが、ぜひ!どなたかご教授ください
鬼はいかに悪をまとうか、というお話がありました。
面を外しての合戦、もっ萌えます(*´Д`*)
2014,03,31 Mon 22:48