2月スタート
新年が続いています。
もうこれ以上食べられなーい
今夜は
神楽交遊ひろしまの集いで舞われた、来女木神楽団「岩戸」をご紹介します
胸躍る時。
この岩戸は、古老の方より指導を受け、8年ぶりの再演。
舞子さんは新メンバーとなり、台本は以前のままだそうです。
来女木さんの岩戸には悪切りがあります、と解説を頂き。
岩戸と言う演題で悪が出る構成は初めて拝見して、物語に一層の広がりを感じました。
“闇の底から湧き出る悪人”。
その悪人を思兼命が、勇ましく成敗します。
始まりは、天照大神のゆったりとした舞いと口上。
須佐之男命登場。はじめ、須佐さんのことを“悪人”というのか?と勘違いしていました。
須佐さんの悪行に、大神は岩戸に御隠れになり・・・
闇に悪人がはびこるのです。
思兼命の勇ましい姿です。面をつけないということが意外でした。この先入観はどこからくるのか自分でも分からない。
一方で、古い古い岩戸の思兼命も面をつけていなかったよ、と懐かしさを語る方がいらっしゃいました。
吉岡 琢(みがく)団長のお話では、もともと思兼命は、団の重鎮が舞われていたようですが。
熱心で、団の期待を背負う若い舞子さん・出張雄都(ではりゆうと)さんが、長きに渡っての大役を任ぜられたようです。
懇親会では、少し緊張しました、という出張さんに対して。
“昔から集落と言うのは、長老が知恵で守り、若く力のある者が戦って守ってきたものだ。思兼命をしっかり舞い続けて欲しい。”と激励を贈られていました。
素朴で、ふっくらとした印象の岩戸。若い方がひたむきに舞う姿は頼もしいです。
天上界の神々に思いを馳せ、岩戸に寄せる話題は尽きません。
天津児屋根命。扇をピッと決めるさぐりの所作にシビれる方、多し。
天太玉命との鈴合わせに、各神楽団の岩戸への思い入れが出ると伺いました。
天宇津女命、天手力男命が進まれ、華やぐ舞台。
宇津女ちゃんの舞踊る姿は決して派手ではなく、可憐で、品の良さを感じます。
頼むぞ手力男さんっ囃子で皆が一体となりますね。
岩戸が開いたときの、手力男命の、日の丸扇の舞が、素晴らしかったです!
面を外し、皆こころひとつにめでたさを分かち合います。いつのまにか拍手で参加しちゃってます~。美しかった。
来女木神楽団の皆さん、準備から片付けまで、本当にありがとうございました。
新年が続いています。
もうこれ以上食べられなーい
今夜は
神楽交遊ひろしまの集いで舞われた、来女木神楽団「岩戸」をご紹介します
胸躍る時。
この岩戸は、古老の方より指導を受け、8年ぶりの再演。
舞子さんは新メンバーとなり、台本は以前のままだそうです。
来女木さんの岩戸には悪切りがあります、と解説を頂き。
岩戸と言う演題で悪が出る構成は初めて拝見して、物語に一層の広がりを感じました。
“闇の底から湧き出る悪人”。
その悪人を思兼命が、勇ましく成敗します。
始まりは、天照大神のゆったりとした舞いと口上。
須佐之男命登場。はじめ、須佐さんのことを“悪人”というのか?と勘違いしていました。
須佐さんの悪行に、大神は岩戸に御隠れになり・・・
闇に悪人がはびこるのです。
思兼命の勇ましい姿です。面をつけないということが意外でした。この先入観はどこからくるのか自分でも分からない。
一方で、古い古い岩戸の思兼命も面をつけていなかったよ、と懐かしさを語る方がいらっしゃいました。
吉岡 琢(みがく)団長のお話では、もともと思兼命は、団の重鎮が舞われていたようですが。
熱心で、団の期待を背負う若い舞子さん・出張雄都(ではりゆうと)さんが、長きに渡っての大役を任ぜられたようです。
懇親会では、少し緊張しました、という出張さんに対して。
“昔から集落と言うのは、長老が知恵で守り、若く力のある者が戦って守ってきたものだ。思兼命をしっかり舞い続けて欲しい。”と激励を贈られていました。
素朴で、ふっくらとした印象の岩戸。若い方がひたむきに舞う姿は頼もしいです。
天上界の神々に思いを馳せ、岩戸に寄せる話題は尽きません。
天津児屋根命。扇をピッと決めるさぐりの所作にシビれる方、多し。
天太玉命との鈴合わせに、各神楽団の岩戸への思い入れが出ると伺いました。
天宇津女命、天手力男命が進まれ、華やぐ舞台。
宇津女ちゃんの舞踊る姿は決して派手ではなく、可憐で、品の良さを感じます。
頼むぞ手力男さんっ囃子で皆が一体となりますね。
岩戸が開いたときの、手力男命の、日の丸扇の舞が、素晴らしかったです!
面を外し、皆こころひとつにめでたさを分かち合います。いつのまにか拍手で参加しちゃってます~。美しかった。
来女木神楽団の皆さん、準備から片付けまで、本当にありがとうございました。
2016,02,01 Mon 23:02