広島神楽定期公演から帰りました
ご来場ありがとうございました。
4月のスタートから40回目の今日は最終公演。
大森神楽団の皆さんに、華やかに!盛大に結んで頂きました。
大森の皆さんは今日が舞い納め。
私も満席のお客様と一緒に、楽しく神楽納めをさせていただきました。
大カンシャ <m(__)m> アリガタヤ~
それにしても寒くなりましたね、うっかり風邪をひかないように気を付けましょう!
いつもは短時間ながら舞を披露して頂くデモンストレーションですが。お客様が多く、記念撮影がメインになりました。
奏楽の皆さんも寒い中を、ありがとうございました。
ではでは「第53回大朝神楽競演大会」
中盤戦に入っていきますよ~。
今夜は大朝も寒いでしょうね
~第五幕 小枝神楽団 鈴鹿山~
~伝統の語り部から~
石見八上から神楽が入り、どうやって小枝の神楽が生れたか等、その礎を、顧問・世戸芳憲さん(84歳)がお話されました。
そして、活き活きと続けられます。
『競演は会場の雰囲気が違う!一生懸命やった後、ハアハア言うて、“やれやれ こがーなしわいこと今度はやらんでよぉ”思うてもまたやりとうなる。これが競演の良い所だと思う。』
『色々難儀したが、神楽が好きだけぇここまでやってこれた!!皆さんもそうだろうと思う』
「世戸さんは凄い先生です。」団員の皆さんの、先輩への畏敬の念が詰まった映像でした。
さて、鈴鹿山。
大朝の鈴鹿山は、鬼のお茶目ぶりが好きだっ。
情が入って鬼を応援してしまう
長い月日をかけて何故こういう鬼が仕上がったのか、翁の正体は何なのか、どなたか教えてください。
坂上田村麻呂:日高佳康さん、翁:大野富紀さん。
大悪鬼:沼田秋治さん。
大太鼓:沼田真路さん、小太鼓:田村和幸さん、
手打鉦:沼田久司さん、笛:道川亮介さん。
~第六幕 富士神楽団 大江山~
圧倒的な英雄・頼光と勧善懲悪の神楽。
「源頼光の酒呑童子退治」と拝見しました。
上演後は「スカッ」と晴ればれしい余韻を残します
富士の皆さんの、独自の見せ場が要所にちりばめられた大江山です。
個人賞・演技の部 小笹恭介さん(紅葉姫) おめでとうございました。
~伝統の語り部から~
OB・松尾正義さんのお話です。
先輩方が神幸神楽団に台本を買いに行き、先生を招いて神楽を習ったという、富士神楽団の歴史的起点。
ものがないと神楽はできないため、ガッソを買って・・・一番最初に揃えたのは蛇だったそうですが、結局“蛇”は全くやらなかったそうです。
『舞うためには、くもや幣を作ったり、四季を作ったり、色んな所へ行っては習った。』
始まりの懸命と混沌が目の前に広がるようです。
あれから時代は移りましたが・・・
『太鼓の音がすりゃあ、心が躍る。それが一番良いことだと思う。』
神楽の里の太鼓の音は、故郷への愛着と誇りを育ててくれる。これだけは変わりませんね
源頼光:柏谷健太さん、渡辺綱:浅原裕亮さん、
坂田金時:小笹陽二さん、紅葉姫:小笹恭介さん、
酒呑童子:梅田翔太さん、茨木童子:竹内伸也さん、
唐熊童子:竹岡聖司さん。
大太鼓:梅田哲治さん、小太鼓:槇野あゆむさん、
手打鉦:石川㤗典さん、笛:脇本真自さん。
ご来場ありがとうございました。
4月のスタートから40回目の今日は最終公演。
大森神楽団の皆さんに、華やかに!盛大に結んで頂きました。
大森の皆さんは今日が舞い納め。
私も満席のお客様と一緒に、楽しく神楽納めをさせていただきました。
大カンシャ <m(__)m> アリガタヤ~
それにしても寒くなりましたね、うっかり風邪をひかないように気を付けましょう!
いつもは短時間ながら舞を披露して頂くデモンストレーションですが。お客様が多く、記念撮影がメインになりました。
奏楽の皆さんも寒い中を、ありがとうございました。
ではでは「第53回大朝神楽競演大会」
中盤戦に入っていきますよ~。
今夜は大朝も寒いでしょうね
~第五幕 小枝神楽団 鈴鹿山~
~伝統の語り部から~
石見八上から神楽が入り、どうやって小枝の神楽が生れたか等、その礎を、顧問・世戸芳憲さん(84歳)がお話されました。
そして、活き活きと続けられます。
『競演は会場の雰囲気が違う!一生懸命やった後、ハアハア言うて、“やれやれ こがーなしわいこと今度はやらんでよぉ”思うてもまたやりとうなる。これが競演の良い所だと思う。』
『色々難儀したが、神楽が好きだけぇここまでやってこれた!!皆さんもそうだろうと思う』
「世戸さんは凄い先生です。」団員の皆さんの、先輩への畏敬の念が詰まった映像でした。
さて、鈴鹿山。
大朝の鈴鹿山は、鬼のお茶目ぶりが好きだっ。
情が入って鬼を応援してしまう
長い月日をかけて何故こういう鬼が仕上がったのか、翁の正体は何なのか、どなたか教えてください。
坂上田村麻呂:日高佳康さん、翁:大野富紀さん。
大悪鬼:沼田秋治さん。
大太鼓:沼田真路さん、小太鼓:田村和幸さん、
手打鉦:沼田久司さん、笛:道川亮介さん。
~第六幕 富士神楽団 大江山~
圧倒的な英雄・頼光と勧善懲悪の神楽。
「源頼光の酒呑童子退治」と拝見しました。
上演後は「スカッ」と晴ればれしい余韻を残します
富士の皆さんの、独自の見せ場が要所にちりばめられた大江山です。
個人賞・演技の部 小笹恭介さん(紅葉姫) おめでとうございました。
~伝統の語り部から~
OB・松尾正義さんのお話です。
先輩方が神幸神楽団に台本を買いに行き、先生を招いて神楽を習ったという、富士神楽団の歴史的起点。
ものがないと神楽はできないため、ガッソを買って・・・一番最初に揃えたのは蛇だったそうですが、結局“蛇”は全くやらなかったそうです。
『舞うためには、くもや幣を作ったり、四季を作ったり、色んな所へ行っては習った。』
始まりの懸命と混沌が目の前に広がるようです。
あれから時代は移りましたが・・・
『太鼓の音がすりゃあ、心が躍る。それが一番良いことだと思う。』
神楽の里の太鼓の音は、故郷への愛着と誇りを育ててくれる。これだけは変わりませんね
源頼光:柏谷健太さん、渡辺綱:浅原裕亮さん、
坂田金時:小笹陽二さん、紅葉姫:小笹恭介さん、
酒呑童子:梅田翔太さん、茨木童子:竹内伸也さん、
唐熊童子:竹岡聖司さん。
大太鼓:梅田哲治さん、小太鼓:槇野あゆむさん、
手打鉦:石川㤗典さん、笛:脇本真自さん。
2016,12,28 Wed 23:54
今日は、今年の広島神楽定期公演最終日です
温かくしてお出かけくださいね。
第53回 大朝神楽競演大会
競演の部へまいりましょ。
旧舞の里で繰り広げられる競演。
塵倫、鍾馗、鈴鹿山・・・同じ演目・同じ大朝なのに、異なる面白みに唸ります。
いつか同演目ばっっっかり、続けて見てみたいなとも思います
~第三幕 朝間神楽団 塵倫~
舞と奏楽の、息のあった合戦に大興奮です。
又、神お二人の上下関係が清々しくはっきりしていて、塵倫本来の趣意を舞っておられるように拝見しました。
~伝統の語り部から~
はじめにOB・清水孝幸さんのお話がありました。
『昔は先輩方の舞を見て取った。そして先輩方の言うことは絶対だった。今は教える方も舞人の気持ちを考えながら教えるし、舞いやすい舞に変わってきている。』
これに続く、白砂満義 団長のお話は。
『先輩の良い所、上手い所は頭の中にある(残っている)。それを後輩たちに教えて、後輩たちにも舞をとっていって欲しいと思う。』
この年、この日も継承の中の通過点、リレーは続きます。
朝間神楽団が何十年もこの先続いて欲しいと、清水さんからのエールで締めくくられました。
滞中津彦命:寺本秀行さん、武麿呂:白砂周平さん、
塵倫:白砂満義さん、中鬼:白砂 博さん、
小鬼:聖尻哲史さん。
大太鼓:三国直生さん、小太鼓:清水邦雄さん、
手打鉦:白砂耕平さん、笛:白砂勝健さん。
~第四幕 小市馬神楽団 鍾馗~
神の威厳を最大に舞う神楽と思います。その雄々しさが会場の空気を変えます。
やっぱりスサさんは特別だな~。
大疫人の気色悪さ(すみません)、恐ろしさの対比は凄いですよね。。。
最後はずるずると姿を消していきました。
旧舞の部 第3位、おめでとうございました。
~伝統の語り部から~
最高顧問・白砂一義(80歳)さんが20歳の頃。。。
『60年前、当時は所作を頭に入れようと一生懸命だった。足の運びとかセリフの言い方とかね。それと山根流は舞戻しが絶対あるでしょう、他の舞には舞い戻しが無いが・・・』
又、上石神楽団に衣装を借りていた頃のお話や、まつりで一杯呑むのが何より楽しみだったと、神楽人たちの熱気を語られていました。
ゆったりと神楽人生を振り返る白砂さん、神楽と共に時代を歩まれてきた方の雅量が穏やかな笑顔を作るのでしょうか。
そして『やはり秋まつりのよごろの舞は、小市馬に舞ってもらいたい』と残されました。
須佐之男命:岡本洋平さん、大疫人:川原慎司さん。
大太鼓:大野裕紀さん、小太鼓:上原誠也さん、
温かくしてお出かけくださいね。
第53回 大朝神楽競演大会
競演の部へまいりましょ。
旧舞の里で繰り広げられる競演。
塵倫、鍾馗、鈴鹿山・・・同じ演目・同じ大朝なのに、異なる面白みに唸ります。
いつか同演目ばっっっかり、続けて見てみたいなとも思います
~第三幕 朝間神楽団 塵倫~
舞と奏楽の、息のあった合戦に大興奮です。
又、神お二人の上下関係が清々しくはっきりしていて、塵倫本来の趣意を舞っておられるように拝見しました。
~伝統の語り部から~
はじめにOB・清水孝幸さんのお話がありました。
『昔は先輩方の舞を見て取った。そして先輩方の言うことは絶対だった。今は教える方も舞人の気持ちを考えながら教えるし、舞いやすい舞に変わってきている。』
これに続く、白砂満義 団長のお話は。
『先輩の良い所、上手い所は頭の中にある(残っている)。それを後輩たちに教えて、後輩たちにも舞をとっていって欲しいと思う。』
この年、この日も継承の中の通過点、リレーは続きます。
朝間神楽団が何十年もこの先続いて欲しいと、清水さんからのエールで締めくくられました。
滞中津彦命:寺本秀行さん、武麿呂:白砂周平さん、
塵倫:白砂満義さん、中鬼:白砂 博さん、
小鬼:聖尻哲史さん。
大太鼓:三国直生さん、小太鼓:清水邦雄さん、
手打鉦:白砂耕平さん、笛:白砂勝健さん。
~第四幕 小市馬神楽団 鍾馗~
神の威厳を最大に舞う神楽と思います。その雄々しさが会場の空気を変えます。
やっぱりスサさんは特別だな~。
大疫人の気色悪さ(すみません)、恐ろしさの対比は凄いですよね。。。
最後はずるずると姿を消していきました。
旧舞の部 第3位、おめでとうございました。
~伝統の語り部から~
最高顧問・白砂一義(80歳)さんが20歳の頃。。。
『60年前、当時は所作を頭に入れようと一生懸命だった。足の運びとかセリフの言い方とかね。それと山根流は舞戻しが絶対あるでしょう、他の舞には舞い戻しが無いが・・・』
又、上石神楽団に衣装を借りていた頃のお話や、まつりで一杯呑むのが何より楽しみだったと、神楽人たちの熱気を語られていました。
ゆったりと神楽人生を振り返る白砂さん、神楽と共に時代を歩まれてきた方の雅量が穏やかな笑顔を作るのでしょうか。
そして『やはり秋まつりのよごろの舞は、小市馬に舞ってもらいたい』と残されました。
須佐之男命:岡本洋平さん、大疫人:川原慎司さん。
大太鼓:大野裕紀さん、小太鼓:上原誠也さん、
2016,12,28 Wed 12:06