絢爛豪華な荒平の衣装には、龍が九ついます。
大人二人がかりです。
いよいよ安佐南区神楽公演結んでいきます
この度の出演団体のプロフィールを拝見すると。
戦争による昭和の混乱期・原爆によって、長い間休止された神楽があることを改めて考えさせられます。
上温井神楽保存会の紹介では。
「原爆により建物疎開の作業中に会員の多くの方が亡くなった」とあり、かけがえのない命、文化を失ってしまったのだと胸が痛みます。
時を経て、地域の方々の努力で復活を果たされ。
こうして和やかに皆で集って神楽を鑑賞する幸せを想います。
神楽の持つ願いでもありますね。。。。
~上温井神楽保存会(川内)~
控室から、笑い声がよく聞こえてくる皆さんです
平成5年の復活から、昨年で20年を迎えられました!
川内小学校で、神楽指導をされていますが。
女優の綾瀬はるかさんもその中の一人。
『可愛い子でしたよ~』
又、同じ十二神祇でも、関の舞についての解釈はひとつではなく。
荒平を、はじめ“悪”として、改心させるという流れもあれば。
もともと異世界の扉をくぐってこちらの世界にやってきた善の神として解かれるものもあります。
この日は「ほ~」ばかり言っていました。。。
~第八幕 旗舞(はたまい)~
神降しの後に舞います。
お越しくださった神々を歓迎し、おもてなしの心を表します。
神聖な竹に四季四方中央の短冊を付け、優雅に、又、アクロバティックに舞います。
左:日野 七海さんと、岩井 優芽佳(ゆめか)さん。共に中1。
公演に合わせ、集中して稽古に励みます。話しているとホッとする。。。
~最終幕 関の舞~
荒平大神と太夫の問答を中心とする舞。荒平の杖と太夫の太刀を交換し、荒平は天下泰平五穀豊穣を祈ります。
まつりのクラマックスとして、十二神祇の中でも上演時間が長く(約40分)、更に衣装も豪華で、その重さは40キロ近くになるそうです。
太夫:桑原 秀司さん(中2)
歯切れ良く、若々しく響き渡る口上。感心しました~。
又、荒平をより大きく見せるため、小さな子が太夫をつとめる団体も多いそうです。
荒平大明神:浜本 信太郎さん。大きな威圧感。
舞っている時考えていることは??
『吐きそう・・・』
安佐南神楽、今年も色々教えて頂いて、ありがとうございました。(*^_^*)
2014,02,01 Sat 23:07