面白トークで幕間を和ませる、夏本団長です。
『今日は仕事を途中で抜けて来ましてね、月曜日は、会社に饅頭でも持って行かないと。。。』
鈴張神楽団の夏本秀典団長にお電話をすると
『アンニョンハセヨー(※こんにちは・元気ですか等)』とお出になります。
爽やかに『アンニョンハセヨ~』、あるいは少しかしこまって『アンニョンハシム二カー』と応えましょう。
さて、週末の護国神社、重陽祭(ちょうようさい)・神楽奉納
鈴張神楽団と、あさひが丘神楽団の皆さんがつとめられました。
菊花で飾られた神前に手を合わせて、ふるまい酒を頂き。
儀式殿の賑やかな神楽を楽しむ宴。
古来より続く、日本の秋の風習です。
~第一幕 鈴張神楽団 悪狐伝~
お手とお代わりが、完璧。
素敵なパートナーになりそうなのにねぇ
しなやかな狐。境内が大きく湧きます。
そして第2幕は、2社合同「大江山」でした
同じ安佐北区で、普段から若い団員さんの交流が深く、人が足りない時はお互いカバーし合っておられます。
ちょうど1年前に、活気を呼びこむ新しい取り組みに挑戦したいという気持ちから、合同で何かを作り上げようという話になり。
昨年の12月に「大江山」に決定。
両団・全員参加で決起集会を開き、表に出る方、裏をつとめられる方それぞれの役割を決め、気持ちをひとつとしたそうです。
初披露となったこの日は、台本通りの80分バーションでした。
もともと目標とされていた、あさひが丘神楽団の太刀納め(12月15日)で披露されますから、写真で雰囲気だけ。。。。
力いっぱい舞われて、盛大な拍手を受けられていました~。
更にパワーアップして、地元披露を迎えられることと思います
初お披露目は“始まりの日”ですね~。
明日9月9日は、重陽(ちょうよう)の節句です
“菊の節句”という方が、通りが良いかもしれませんね。
陰陽思想で縁起が良いとされる奇数(陽)の、いちばん大きな「9」が重なることから、大変めでたい日なのだそうです。
中国から日本へ伝わったのは平安時代初期。
満開の頃の菊を愛でながら歌をよみ、菊の花びらを浮かべた酒で、長寿を願います。
現代でも、菊酒だけでなく、風呂に花びらを浮かべた“菊湯”や。
(乾燥した)菊の花びらを詰めた“菊枕”・・・風流ですね。
旧暦の行事なので、まだ少し早いのですが。
晩秋の頃、薫り高い菊を取り入れてはいかがでしょう。。。
2013,09,08 Sun 22:33