よかったね。
週末開催された、広島市小学校陸上記録会で
高跳びに出場した娘は、思いがけず優勝することができました。
小さいころから、浜田の砂浜や安佐町の野山を走り回り、ついでに逃げ足も速い娘。
昨年、100m走の表彰台に上ったことを励みに、今年も記録を伸ばすべく短距離に力を注いできました。
が!なんと!
ジャンケンで選出された種目は“高跳び”。
花形の100mに希望者が集まり、ジャンケンになったと。
食事もできないほど落ち込み、出たくないと泣き出す日もありました。
体育の授業でしか経験のない高跳び。不安はよく分かります。
「公平に決めたんだからしかたないでしょう」と喉まで出掛かる言葉を飲み込んで様子を見ることにしました。
しばらくして、大会数日前のある日、学校から帰った娘が、明るく高らかに言い放ちました。
『高跳び、行き当たりばったりにする!!』
ええ~~~っ???
『高跳び、やるだけやってみることにする!!』と言いたかったんだそうで、二人でゲラゲラ。
やっと元気になった。
先生たちの説得と、友達の『応援に行くからガンバレ』という励ましのおかげ。
それから数日間の練習は、放課後の体育館でゴム飛び。
120㎝入賞圏内を目指しましたが、どうしても110㎝以上跳べないまま終了しました。
でも私は嬉しかったです。
娘がそれを受け入れたことと、関わりのなかった先生たちと楽しそうに練習を重ねたことが。
会場のビッグアーチ。イチョウ並木が黄金に変わりはじめています。
秋の味覚のあの匂いが充満していて。。
さて当日は、女子高跳び最終組に振り分けられた娘は出番が遅く、同じ学校の代表メンバーの応援に走りまわっていました。
子供たちの全力の姿。
新記録や好記録の喜び、最後まで走り貫くひたむきさへの声援は、学校間の壁はありませんね。
広島市内・約120校・1500人の参加。
100m走・幅跳び・高跳び・ハードル・ソフトボール投げが一斉に始まり、
最後に400mリレーです。
練習風景。トテトテ、ピョーンの正面跳び。
いよいよ召集の声がかかり『楽しんでおいでね』と送り出したものの、慰めの言葉ばかり頭に浮かんでくる
しかし、本番では終始リラックスして挑み、順調に120㎝をクリアし、123㎝も3回目にクリアしたときには、ひとり。
126㎝の挑戦は、3回目でバーにおしりが当たってビョ~ンビョ~ンと揺れましたが・・・落ちない!!
先生たちが手を挙げて踊っているのが印象的でした。
午前中の他の競技がほぼ終わっていたので、大画面で応援して
もらいました。全く気が付かなかったそうです。
126㎝の白旗が上がったところです。
続く129㎝はクリアできず、大会記録の141㎝(平成7年記録)にも遠く及ばないけど。
挑戦する機会を与えてもらったことをとても感謝しています。
最初は本当にイヤだったけど、やって良かったと担任の先生と話す娘。
『じゃあ今年こそオタフクカップ(恒例の小学駅伝)に出るよね?』
『え~長距離?それだけは絶対にイヤッ』と即答。
あらら なんじゃそらっ
ところで、当初落ち込んでいた娘に
『もし入賞したら、金魚飼ってもいい?』と何気に聞かれて、『いいよ~』と軽く約束してしまった。
早速、勉強机の隣に新しい仲間。
だって!!まさかのまさかでしょ
更紗琉金の“ゆうちゅん“でーす。
まだ1歳です。ぷっくりヒラヒラ ¥498なり。
2011,10,17 Mon 22:36