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人生、チャリ。
ダイヤ中国地方、ようやく梅雨入りしましたね!ダイヤ

台風まで連れてくるのかな。。。

今日は広島神楽定期公演、もうすぐ出かけますが今にも降り出しそう。

皆さま、足元に気を付けてお越しください。




上 昨日は浜田。午後の陽ざしにメラメラ燃えるような日本海。


ダイヤお出かけ前に。。。ダイヤ

先週の広島神楽定期公演上中調子神楽団の皆さん後半です。

幕間の登場は、第一幕の紅葉狩で八幡大菩薩を舞われたばかりの野崎 崇団長でした。

八幡大菩薩は一瞬の登場ですが、神楽の中で最も重要な意味を持ちます。

「その短い場面へ必要とされる集中力が、他の役柄との違い」と、舞台袖の緊張感に触れられました。


そして野崎さんと言えば「人生、チャリ」の名言を生み出した方。

人の営みの陰陽・妙味をまるっと表現されたこの言葉に、しみじみ唸るばかり。

何があってもこの一言を口にすれば、明るく乗り超えられるような気がいたしますにこっ


野崎さんは最初、あおぞら子供神楽団の息子さんの保護者という立場でしたが。

周囲の方のアドバイスから、40歳を目前にご自身が神楽を始められ。

必死で稽古を積み、鬼やチャリとして活躍。

そして現在、上中調子神楽団の団長さんという経緯をお持ちです。

思いもかけない人生遍歴!

大海原の中に在って、大地に向かって舵を切る黄金の櫓をお持ちなのでしょう四葉



さて、上中調子神楽団の皆さんは「曽我兄弟」や「将平の乱」を保持されています。

NPO 法人あおぞら子供神楽団・上中調子神楽団の会長・池原康則さんは、元・山根神楽団の団長さん。

池原さんの指導・統括を礎とされるメンバーの皆さんにとっては、特別な演目です。

今年後半は、多忙の中にもこれからの演目を磨く時間を増やし、多くの方に見て頂く機会を設けたいとお話されます。

早速7月14日(日)の湯来ロッジ・実演広島神楽団で「曽我兄弟」(と土蜘蛛)を舞われますよ。

又、8月には第11回目となる「NPO法人あおぞら子供神楽共演大会」が開催されます。

昨年の10回記念大会からの新たな第一歩ですグー

8月4日(日)開場9時30分 開演 10時
安佐南区民文化センター 入場無料
「あおい子ども神楽団」「亀山子供神楽」「あおぞら子供神楽団」「上中調子神楽団」問:090ー3744-8579


~第二幕 八岐大蛇~

じいちゃんの“間”と“歌”。

若い神楽人が、昔からの技に心を込める姿に伝統芸能・神楽を改めて思います。


大太鼓:山下瑚太郎さん、小太鼓:手島竜馬さん、
手打鉦:小坂正純さん、笛:山下美貴さん。

須佐之男命:松島大志さん、足名椎:湧山 柾さん、
手名椎:野崎 崇さん、奇稲田姫:藤本晴生さん、
大蛇:山本大介さん、国重大和さん、湧山 柾さん、本田龍己さん、佐々木歩夢さん、中西遥希さん。
































上左:から:本田龍己さん、大蛇さん、野崎崇団長。
本田さんは紅葉狩で平維茂を舞われました。お化粧を落として、リラックスした素顔を見せて頂く貴重な時間です。

| 斉藤裕子 | comments (x) | trackback (x) | 携帯より |
移ろい。
星もうすぐ七夕なのですね星

短冊には可愛らしい願い事が沢山で、見ていて楽しい。

叶うと良いですね四葉






上神には神の苦労があるんじゃないの~?
いや、もしかしたら「神(しん)って読むのかもにひひ



ダイヤでは先週の広島神楽定期公演ダイヤ

上中調子神楽団の皆さんをご紹介します。



上化粧などの準備を進めながら、デモンストレーションにもご協力頂いています。開演までは忙しいですね!ありがとうございます。



上鬼と大蛇!自慢の記念写真を撮ってもらいました!


華やかな紅葉狩と神楽を代表する大蛇の2演目でした。

昨年と同じ演目で出演していただきましたが、印象は異なります。

“神楽は生きもの”上中調子神楽団の皆さんの「今」とリンクします。


~第一幕 紅葉狩~

あおぞら子供神楽団の結成初期のころから舞ってきた紅葉狩。

上中調子神楽団としては、一昨年舞い始めたばかりですが。

中心となるのは、あおぞらから上中調子へ進まれたメンバーですから、堂々たる迫力を持って舞われます!

シンプルな構成は当初の頃から変わらず、演出で試行錯誤を繰り返されたようです。

しかし最近では、再び基本に立ち返る傾向にあるとお話されます。

引き算の美学で舞われる紅葉狩、湧山さんの長口上はこの度も会場を熱くしました。


大太鼓:山本大介さん、小太鼓:国重大和さん、
手打鉦:藤本晴生さん、笛:手島竜馬さん。

平維茂:本田龍己さん、従者:佐々木歩夢さん、
鬼女大王:湧山 柾さん、白蜘蛛:松島大志さん、
赤蜘蛛:山下瑚太郎さん、八幡大菩薩:野崎 崇さん。































明後日26日(水)の広島神楽定期公演は

今吉田神楽団の皆さんをお迎えします。

「山姥」「葛城山」です。

今年度初の山姥ですね。楽しみにお越しくださいにこっ

広島県民文化センター(082)245-2311
18時開場 19時開演
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爽やか。
ダイヤ今日はアステール神楽鑑賞会ダイヤ

ご来場有難うございましたにこっ

琴庄神楽団、大塚神楽団による引き締まった舞台。

4つの鬼女物語の、それぞれのドラマチックを堪能していただきました。

神楽を観ていると、時間のたつのが早いことっ!

更に、舞台の転換スタッフの協力参加者もあり、幕間も早い早いっ。

表も裏も様々なプロフェッショナルに触れ、刺激的な一日でした四葉




上大塚神楽団 道成寺から。



上琴庄神楽団 滝夜叉姫から。
(共に主催者より掲載了承有)。



ダイヤそれでは今夜はダイヤ

この春の「十二神祇神楽大会」を結んでいきます。

この大会は、来年以降開催日程が変更されるかもしれません。

引き続きご注目ください。

では!初めて拝見しました、降居(おりい)です。

~第五幕 坂原神楽団 降居~

〇降居について〇
この舞は、神降しの舞であると師匠より聞いていますが、詳細は不明です。降居とは、神の降臨を意味し、通常は降居のことをオリと言っています。言い立て帳には「ヲリ」と書いてあります。(パンフより)

緩急とメリハリある舞。

縁起の良い歌で舞われます。

厳かな儀式舞というのは良くわかりますが、詳細が不明ということで想像力全開で拝見しました。

またひとつ、自分の中で神秘の舞が増えました。





















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ずっと見ていたい☆
ダイヤ雨、大丈夫でしたか?ダイヤ

長い雨宿りのおかげで濡れずにすみました。

傘を持っていても、あの強い雨では差せませんね。。。

ゲリラ豪雨という新語が生まれて、もう10年以上。

夏の過ごし方がこんなに変わるなんて思っていなかったな。




上玄関横に夏の使者。コクワ?スジクワ?


ダイヤ続いて、春の「十二神祇神楽大会」をご紹介しますダイヤ

十二神祇の大会では必ず見たい舞、すす掃きです。

~第二幕 金山神楽保存会 すす掃き~

〇金山神楽保存会(岩国市美和町)〇
江戸時代末期に生見八幡宮で舞い始めたと伝わります。
最初は、周防神楽(神舞)と同様の舞が行われていましたが。
明治時代に広島から安芸十二神祇神楽。
大正時代に島根から石見神楽を伝承。
7年に一度の式年祭で行われる「山の神又は天台将軍」は特殊な神楽で、現在も神主の元、神社以外の場所で舞うことは禁止されています。(パンフから抜粋)


神楽奉納に際し、神殿を掃き清める舞。

天孫降臨の道案内神話から猿田彦さんの舞です。

猿田彦さんが力強くユーモラスに、四方・中央をキレイキレイにするのです。

何と言いましても神様をお迎えするのですから、それはもう、細かい所まで行き届いております。

準備万端整えると、最後は喜び舞で結ばれます。

とっても好きなんですよ、すす掃きlove

















~第4幕 特別出演 原亥の子舞子連中 幣舞~

〇原亥の子舞子連中〇
起源については定かではありませんが、古事などから、慶長の中頃からこの地方で行われたものと思われます。
祭神は亥の子大明神と称します。
これに付属する子供神楽が亥の子舞です。
原の伊勢神社の神楽を子供用に優しく各地区におろしたもので、十二神祇の古式舞です。

幣舞は、大夫が幣と鈴をもって4人で舞い舞殿に神様をお迎えします。
神楽のあらゆる舞法が取り入れられており、神楽の基本的な性格を持つ舞です。
(パンフから抜粋)


十二神祇の色彩をまとい落ち着いた様子で息を合わせ、軽やかに舞う幣舞。

『良く舞うね~』と会場から声があがるほど、神楽が体に沁み込んでいるように舞われました。

「原の子は、小さいころから自然に神楽に馴染みながら育っていく」とお話されますにこっ


















上左から:大江初芽さん(小1)、沖村大地さん(小2)、
大江謙互さん(年長)、沖村太陽さん(年長)。※学年は舞われた時のもの。

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傾ける。
ダイヤカープが。。。ダイヤ

逆転負けで、明るい話題も見つからないなー。

交流戦への苦手意識、復活。

残り3試合、しっかり応援しよっグー




上チョロちゃん25歳。風の吹く庭でウトウト。
頭が大きく見えるのは、体の毛を剃っているから。



ダイヤ春に開催された「十二神祇神楽大会」をご紹介しますダイヤ

今年は伊勢神社神楽団の地元となる、廿日市市の原で開かれました。

毎回、目から鱗がぽろぽろと零れ落ちる貴重な公演です。

例えば、天蓋。

その形や、天蓋の紙垂(と言って良いのかな?)に記される神様の名は。

どの系統の神楽を継承されているかで異なります。

天蓋は、ひとつの証になるのですね。

知識のある方がご覧になると、天蓋を見ただけで神楽の流れや地図が出来るものなのでしょう。






又、何と言いましても、この度は将軍舞を2団体が舞われる!という大胆な公演でもありました。

会場に入った際、天蓋用の骨組みが鉄筋の頑丈なもので不思議でしたが、将軍舞を見て納得。

美和町の東谷神楽保存会の「弓彌将軍」。

地元原地区、伊勢神社神楽団の「天臺(てんだい)将軍」。

但しこの将軍舞については。

様々な考えをもとに、撮影が禁止されていましたのでご紹介は控えます。

そして、秘める将軍舞を舞台で舞われる決断にはいろんな覚悟が伴ったと想像します。


同じ将軍舞と言っても。

今回の2団体だけでも舞い方がかなり異なりました。

しかし綿々とした舞に、徐々に将軍さんの顔が紅潮していく様子には快感を覚えます。

又、将軍を舞われる方の、禊のしきたりが今に引き継がれ。

目に見える舞い方や形だけでなく、先人たちの宿志を受け継がれている姿は胸が熱くなりました。


この度は時間の制約もあり、一部しか舞われていませんから。

将軍舞の一通りを拝見できる日を、探したいと思います。

というようなことで、写真を撮らせて頂いた4演目をご紹介してまいります。

今夜は、幕開けの神降しです。


~第一幕 伊勢神社神楽団 神降し~

天臺将軍があることから、伊勢神社神楽団が神降しを舞われました。

この神降しでは、将軍を舞って良いかどうか、米を使って御くじで占われます。









伊勢神社神楽団の皆さんは、今週末23(日)に開かれる『第10回 泥落とし神楽の祭典』に出演されます。

「すすはき」「恵比寿」を舞われますよ。



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