

生々しくなってまいりました。
カウントダウンが始まると、どこへ行っても落ち着かない空気感に包まれますね。
現時点での最短は12日(火)だそうで。
ここからマツダ3連戦、vs DeNA。
しかしすでに、優勝のその先が気になっちゃいますね。。。


吉田神楽団の皆さん続きます。
幕間は、波多野八郎団長の登場でした。
この日は、団長自らおばあちゃんを舞った後大蛇!という配役でした。
まずは、波多野さんご自身についてご紹介。
団長さんで、S48年8月8日生まれの八郎さんで、清神社の神主さんで、小学校の先生です!
すると終演後に『学校の先生って紹介されたら、変なこと言われんよね?』とおっしゃいました。
変なことを言われるつもりだったのでしょうか・・惜しいな・・

さて、平日水曜日は。
予め配役を頂きながらも、ベストな状態で舞台を作りたいと最後まで団員さんのやりくりが必要な時があります。
『うちの団の良さは、団員が子供神楽から様々な役を経験して育っていること。
そして熱心ですので、ひとりひとりのスキルが幅広くどんな舞台でも柔軟に魅せていけることです。』
又、それ故の、お互いの切磋琢磨について触れられました。
そして、9月以降の神楽については。
門前湯治村のご紹介と共に、9月18日(祝・月)・美土里子ども神楽発表会に郡山小ども神楽団が「土蜘蛛」で出演されるご案内があり。
http://www.kaguramonzentoujimura.com/kodomo.html
合わせて、9月23日・24日の第42回美土里神楽発表大会(美土里神楽まつり2017)のご紹介がありました。(※吉田神楽団は出演されません)
http://www.kaguramonzentoujimura.com/midorikagura.html
12月3日(日)には、高猿神楽団の創立20周年イベントに華を添えられますよ



~第二幕 八岐大蛇~
平日に8頭の大蛇。ありがとうございまーす。
8頭の大蛇については、数年前の安芸高田神楽東京公演がひとつの基点となったというお話でした。
その大蛇たちは、獰猛ですが、愛嬌もたっぷり。
そして荒ぶる神・須佐さんの舞は激しく、加えて8頭との真剣勝負!大きな見応えがありました

さて、吉田にはキュートな名物おばあちゃんがおりまして。
この度も、おばあちゃん思いのじいちゃんと共に、舞台と客席をグンと近づける大役を果たされていました

大太鼓:沖田憲幸さん、小太鼓:川崎美幸さん、
手討鉦:石川聖也さん、笛:藤安菜摘さん。
須佐之男命:城美隆行さん、足名椎:小早川弘さん、
手名椎:波多野八朗さん、
奇稲田姫・七人目の姫:森次 武さん、
大蛇:岡本充行さん・藤野克洋さん・波多野八朗さん・藤野 亮さん・
西岡隆典さん・西岡保明さん・寺本尚希さん・正田元気さん。
















右から:波多野八朗さん(8日)、ばあちゃんは1月1日、岡本充行さん(4日)、藤安菜摘さん(13日)、沖田憲幸さんは1月24日。
おめでとうございました。
※24日生まれの升田亮さんはこのお休み。また集合しましょうね

2017,09,06 Wed 11:20


雨があがると、一層秋らしく変わるかもしれませんね。
秋空はどこまでも広く高く、きっと次の青空はとても綺麗でしょう!


吉田神楽団の皆さんをご紹介します。
8月最終定期公演。
夏休みが終わって子供たちの姿が少なくなり、お客様の来場時間にも少し変化があるようでした。
これから陽が短くなり、家路を急ぎたくなる季節を迎えますが。
ぜひ寄り道して、神楽で充電して帰ってくださいな~

~第一幕 滝夜叉姫~
はじまりの歌で、一気に滝夜叉姫の世界に染められる会場。
優雅でふっくらとした奏楽がとても心地良かったです。
この演目は、吉田神楽団の先輩方が、かなり以前に舞っておられたようですが。
いつの間にか、舞われなくなり長い時間が過ぎ。。。
今から15年ほど前、当時の若いメンバーが、祭りで舞ういつくかの定番演目に姫舞を加え、幅を広げていきたいと復活されたものです。
これをきっかけに、多方面から声をかけて頂くことが増え、団に快活さを呼びました。
以来大切に育ててこられた舞として、今は、次の世代が思い入れをそのままに受け継いでおられます。
大太鼓:西岡隆典さん、小太鼓:波多野八郎さん、
手打鉦:正田元気(もとき)さん、笛:藤安奈摘さん。
大宅中将光圀:藤野 亮さん、山城光成:藤野克洋さん、
五月姫(滝夜叉姫):沖田憲幸さん、夜叉丸:寺本尚希さん、
蜘蛛丸:西岡保明さん。














2017,09,05 Tue 17:01
月が雲に隠れてしまいました。
隠れていると不安ですが、ちゃんとそこに居ます。
巡って巡って、いつか又、逢えますように。

今夜は、千代田競演を結んでいきます
が。
曙神楽団の紅葉狩を袖から撮らせて頂いたはずが。
帰ってチェックしてみると、一枚も撮れていませんでした
全く原因不明です
そこで、ユッキーさんにお願いして、いくつか頂いた写真を掲載致します。
こちらのほうが、一見して舞台がよく分かる鮮明な写真ですよ
貴重&重労働の写真をいつもありがとうっ!
~第九幕 曙神楽団 紅葉狩~
競演の部を結ぶ出演は、圧巻の紅葉狩。
貫録の優勝でした。
表彰式の後は、くじ運良く希望の紅葉狩を舞うことができた、又、練習の成果を発揮できて良かったと謙虚に喜ばれました。
『誰も口に出さないが、競演の舞台で目指すのはやはり頂点。お互い同じ目標を持つことで結束力が高まります。』
魔を秘めた艶やかさと、体ごと持っていかれるような興奮があります。
生ものの舞台で、期待される舞を舞われる凄さを実感しました。
9月23日(土)のチャリティー神楽では、紅葉狩で幕開けを演じられます。
平維茂:織田和成さん、長谷兼忠:高橋孝業さん、
八幡大菩薩:上田哲嗣さん、鬼女(大王)・大王(鬼):森脇恭平さん、
鬼女(赤蜘蛛):新宅洋太さん、鬼女(白蜘蛛):小畑龍雅さん、
小鬼:上田 航さん・小早翔真さん。
大太鼓:山崎孝行さん、小太鼓:新宅洋平さん、
手打鉦:長本渉平さん、笛:森脇康徳さん。




喜びと安堵ですね
~第十幕 特別出演 有田神楽団 有田中井出(ありたなかいで)の戦い~
今年は有田合戦(中井出の戦い・1517年)から500年の節目に当たります。
有田合戦は『西国の桶狭間』と年表にも刻まれ、毛利元就の初陣としても知られていますね。
この『有田中井出の戦い』は、熾烈な時代を駆け抜けた、武士たちの生きた証を舞います。
以前新舞として創作された舞を、この度、有田の舞に整え直されました。
歴史者、登場人物の多いお話は敷居が高く感じられますが、シンプルな構成にチャリが組み込まれとても親しみやすく、面白く構成されています。
毛利元就は格調高く、勇ましく!
又、悪と描かれる武田元繁は、なかなか逸話の多い興味深い戦国武将ですが、ここでは人間味があり、元就と変わらぬ敬意をもって舞われています。
〇あらすじ〇
安芸の国に続く小豪族同士の紛争。
京都にあった西国の権力者「大内義興」は、隋っていた安芸守護の「武田元繁」を緊急帰国させ、これを鎮圧させます。
しかし元繁は大内氏に反旗を翻し、山陰の尼子と手を結び、厳島神領を接収し、大内に対して独立を宣言。
しかし、義興の命を受けた毛利家の当主「興元」が有田城を攻め取ることで危機を回避します。
続く永正14年、元繁は有田城を奪還すべく武田軍がこれを包囲し、隣接する毛利・吉川の領地を脅かし始めます。
毛利本家の補佐役「毛利元就」は、並み居る重臣の反対を他所に徹底抗戦を主張、吉川氏と協力し、有田の中井出に出陣します。
厳島明神の御神徳の下に絶対的な数的差を超え、武田軍を打ち破り退けます。
この戦いは後に「西国の桶狭間」と呼ばれ、武田軍の衰退と毛利家の台頭の分水領となった戦いと伝えられます。
毛利元就:小田真也さん、吉川元経:中村聡志さん、
市杵島姫:大本昌司さん、又一:鍵 雅義さん、
里人:隅井秀司さん、武田元繁:立盛翔太さん、
熊谷元直:中村陽一さん。
大太鼓:鍵 佑太さん、小太鼓:森脇直広さん、
手打鉦:中村弘樹さん、笛:隅井哲雄さん。











隠れていると不安ですが、ちゃんとそこに居ます。
巡って巡って、いつか又、逢えますように。



が。
曙神楽団の紅葉狩を袖から撮らせて頂いたはずが。
帰ってチェックしてみると、一枚も撮れていませんでした

全く原因不明です

そこで、ユッキーさんにお願いして、いくつか頂いた写真を掲載致します。
こちらのほうが、一見して舞台がよく分かる鮮明な写真ですよ

貴重&重労働の写真をいつもありがとうっ!
~第九幕 曙神楽団 紅葉狩~
競演の部を結ぶ出演は、圧巻の紅葉狩。
貫録の優勝でした。
表彰式の後は、くじ運良く希望の紅葉狩を舞うことができた、又、練習の成果を発揮できて良かったと謙虚に喜ばれました。
『誰も口に出さないが、競演の舞台で目指すのはやはり頂点。お互い同じ目標を持つことで結束力が高まります。』
魔を秘めた艶やかさと、体ごと持っていかれるような興奮があります。
生ものの舞台で、期待される舞を舞われる凄さを実感しました。
9月23日(土)のチャリティー神楽では、紅葉狩で幕開けを演じられます。
平維茂:織田和成さん、長谷兼忠:高橋孝業さん、
八幡大菩薩:上田哲嗣さん、鬼女(大王)・大王(鬼):森脇恭平さん、
鬼女(赤蜘蛛):新宅洋太さん、鬼女(白蜘蛛):小畑龍雅さん、
小鬼:上田 航さん・小早翔真さん。
大太鼓:山崎孝行さん、小太鼓:新宅洋平さん、
手打鉦:長本渉平さん、笛:森脇康徳さん。






~第十幕 特別出演 有田神楽団 有田中井出(ありたなかいで)の戦い~
今年は有田合戦(中井出の戦い・1517年)から500年の節目に当たります。
有田合戦は『西国の桶狭間』と年表にも刻まれ、毛利元就の初陣としても知られていますね。
この『有田中井出の戦い』は、熾烈な時代を駆け抜けた、武士たちの生きた証を舞います。
以前新舞として創作された舞を、この度、有田の舞に整え直されました。
歴史者、登場人物の多いお話は敷居が高く感じられますが、シンプルな構成にチャリが組み込まれとても親しみやすく、面白く構成されています。
毛利元就は格調高く、勇ましく!
又、悪と描かれる武田元繁は、なかなか逸話の多い興味深い戦国武将ですが、ここでは人間味があり、元就と変わらぬ敬意をもって舞われています。
〇あらすじ〇
安芸の国に続く小豪族同士の紛争。
京都にあった西国の権力者「大内義興」は、隋っていた安芸守護の「武田元繁」を緊急帰国させ、これを鎮圧させます。
しかし元繁は大内氏に反旗を翻し、山陰の尼子と手を結び、厳島神領を接収し、大内に対して独立を宣言。
しかし、義興の命を受けた毛利家の当主「興元」が有田城を攻め取ることで危機を回避します。
続く永正14年、元繁は有田城を奪還すべく武田軍がこれを包囲し、隣接する毛利・吉川の領地を脅かし始めます。
毛利本家の補佐役「毛利元就」は、並み居る重臣の反対を他所に徹底抗戦を主張、吉川氏と協力し、有田の中井出に出陣します。
厳島明神の御神徳の下に絶対的な数的差を超え、武田軍を打ち破り退けます。
この戦いは後に「西国の桶狭間」と呼ばれ、武田軍の衰退と毛利家の台頭の分水領となった戦いと伝えられます。
毛利元就:小田真也さん、吉川元経:中村聡志さん、
市杵島姫:大本昌司さん、又一:鍵 雅義さん、
里人:隅井秀司さん、武田元繁:立盛翔太さん、
熊谷元直:中村陽一さん。
大太鼓:鍵 佑太さん、小太鼓:森脇直広さん、
手打鉦:中村弘樹さん、笛:隅井哲雄さん。











2017,09,04 Mon 23:19


昨年の記念大会に引き続き、多方面から多くの方にお越し頂き、奉納シーズン幕開けに相応しい賑わいでした。
もう何年ぶりかも分からないと言われる十二神祇神楽のお囃子に、一層深みある共演大会となりました。
外では、鈴虫も絶好調の奏ででしたよ

改めてご紹介させて頂きます!




神楽囃子にご機嫌さんです



~第八幕 今田神楽団 葛城山~
今年の2月に新体制となり、これをひとつの転換点として、地元競演への意欲を燃やしてこられました。
奏楽の皆さんの着座から並々ならぬ気概が満ちていて、私も祈るような気持ちでした。
噴き上げるような怒りの炎を舞う、森廣さんの胡蝶は美しい!
息を呑む迫真の葛城山に“新生・今田神楽団”を大きく印象付けられと思います。
船出を彩る第3位、おめでとうございます!
源頼光:香浦匠汰さん、卜部六郎季武:上中寛輝さん、
坂田金時:山本涼平さん、胡蝶:森廣 洋さん、
土蜘蛛の精魂:冨田雄太さん。
大太鼓:大野真司さん、小太鼓:岡田真歩さん、
手打鉦:河野隼人さん、笛:岡田真季さん。












2017,09,03 Sun 13:09


雨上がりの、スーパーウルトラ毛づくろい中のため、ぼっさぼさ。


あさひが丘さんの滝夜叉姫に『わっ、こわっ

今年のカレンダーも残り2枚~3枚となりましたね。
又、昨夜は打ち合わせのため、豊平・琴庄神楽団の皆さんの道場へ伺いました。
車を降りて『わっ、さむっ

昼と夜の寒暖差には気をつけなくちゃいけません。
それにしても、星空のきれいなこと。
星が大きく見えます。
これから、秋が深まるにつれて、透き通る夜空を見上げる機会も増えるでしょう。


~第七幕 蔵迫神楽団 日本武尊~
本来は一時間を超え、長い立ちまわりやアクロバットがふんだんに盛り込まれる舞だそうです。
先輩の代からの得意演目として、奉納で氏子さんたちを沸かせ、拍手喝采を頂く様子がありありと浮かんできます。


さて、上演前の控室では。
『60歳の応援をよろしくね!』と、団員の皆さんが注目を促す方がいらっしゃいました。
長年、鬼系の舞を担い、この日は茶色の平ガッソで賊を舞われた、頼岡弘文さんです。
数々の舞台に拝見する、年輪を滲ませる神楽人の姿。
人生経験のうちに極めた渋さと彩りは、何をもっても真似できず。
又、その心持は、自分自身で到達しないと分からないものだろうとも思います。
しかしその存在感は本当に大きく、周りを励ますものですね。。。
『頼岡さんは背中で見せる人なんですよ。』と、築根健団長が続けられます。
『特に練習中に大声を張り上げてどうこう言われる方でもない。普段は控えめかもしれませんが、昔から本番では目が覚めるような印象を残す、舞台で咲き誇る舞子さんです!』
頼岡さんは団員さんの自慢であり“頼岡さんがあれだけ舞うんなら自分たちも負けんようにやろう!”という、カンフル剤でもあるそうです。
今回控室で、このお話を伺えて良かった

頼岡さんの舞を拝見できて、この日一番胸の弾むひと時でした。
・・・と、こまで書いて思ったのですが。
60歳ってまだ相当若くないですか?!
私もすぐに追いつく予定です

日本武尊:竹明昌範さん、弟橘姫:能海有里枝さん、
日本姫:山手浩二さん、賊:頼岡弘文さん・中祖政明さん。
大太鼓:藤本治幸さん、小太鼓:唐立充郎さん、
手打鉦:栗本裕次さん、笛:藤原祥典さん。











2017,09,02 Sat 11:56
