






右上:あさひが丘神楽団・下田敏則さん
左下:中川戸神楽団・香川紗輝さん
右下:下五原神楽団・升本隆さん(随身丸さんだよっ)
左上:鈴張神楽団・橋原慎也さん(手伝いではありません


(しょうもんき・しんのうせんげ)

『昨年の初上演から、5回目の上演となりました。
やっと個々の役柄に、自分の演じるものが見えてきたころだと思う。
この演目の魅力を伝えられるのは、いよいよこれからが本番でしょう。』
夏本秀典団長のお話です。






初見だった方は楽しみにされていたでしょう!
この演目もまた、勧善懲悪とは一味違い、重太郎の業と因縁を描く物語です。
弟の重蔵を亡くした重太郎の叫びがダイレクトに届いて、印象に残りました。




その目に何を映してきたかを思うと、悲しさばかりです。


秋の奉納神楽ではとりを取る、一二神祇の中で最も勇壮な舞です。
荒ぶる神・荒平と太夫の問答には、榊や米などの由来、効力、神仏との関わりなどが説かれます。
その終わりには荒平は良き神となることから、昔の方が神楽に込められた思いが、時を超えて蘇るような気がします。


彩心さんの軟かな声が会場に響きます。




およそ20年前新舞を取り入れる際、初めて取り組んだのが土蜘蛛で、思い入れが強い演目です。
今回、胡蝶を演じたのは中学生の塩崎 樹(いつき)さん。
『えーっ

小太鼓の山田悠人さんも中学生。
両立を応援しています!


下田さんのアイデアが活かされた幕を準備しています。




来年は、3月10日(日)の予定です。
2012,03,17 Sat 20:32
