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もうひとつのお土産。
ダイヤ今日も危険な暑さ。。ダイヤ

いつもお世話になる皮膚科に行くと、待合室が溢れていました。

「例年より、あせもの患者さんがケタ違いに多い」のだそうです。

夏はこれから。

いちにちの終わりには、体の中も外もケアしてあげないと、ですね。




上餌をねだる、すずめ幼鳥。一所懸命育て、一生懸命育ちます。


ダイヤ前回の広島神楽定期公演ダイヤ

梶矢神楽団の皆さん、続きます。

幕間には、長尾良文団長にご登場いただき、いろんなお話をして頂きました。

毎回、私の楽しみは「長尾弁」です。

島根・邑南町との境を目の前にする高宮町川根地区。

島根出身のお父様、広島出身のお母様のハーフとして育ち。

今では、島根・広島の方言を自由に操る、独自の「長尾弁」を生み出しておられます。

この話し方が、長尾さんのユニークなお話、控えめで穏やかな人柄を相まって、会場を包み込むのです。

長尾さんは、人前でのインタビューが苦手ということで。

なんとかインタビューを逃れる手はないものか!と思いを巡らせていらっしゃるようですが。

お客さんにとって心の温まるおもてなしは、これからも続きますのでよろしくお願いしますにこっ


さて、皆さんはよくご存知のように、大元神楽の流れを汲む梶矢神楽団の歴史を紐解くと。

古く江戸時代より、島根・邑南町羽須美村より神職さんを招いてまつりを行い、斉藤宮司と上田の三上宮司より神職神楽を伝授されたと古文書に残されています。

現在でも、島根から宮司さんをお招きしてまつりを続けておられ。

又、島根側のまつりでは、同じ川根の山根神楽団と交代で、神楽を奉納されています。

この永く続く風習こそが、神楽の基本である「神さんへの祈り」と「先人たちへの感謝」の気持ちを育てるとおっしゃいます。


そして、神楽が華やぐ時代に在っては。

梶矢の舞が全部新舞にならんよう、少しでも昔の舞を大切にしたいと語られます。

『時代の流れには逆らえんが、梶矢みちょーな神楽団があっても良いでしょう!』と、柔軟性と揺るぎない使命を舞台に表現されています。




上まさか、勿来の関が定期公演で拝見できる日が来るとは思ってもいませんでした。


~第二幕 勿来の関~

数年ぶりに拝見し、感激しました。

2時間の公演を逆計算して、1時間みっちり舞って頂きました。


戦後に誕生したとされる、梶矢神楽団オリジナル演目。

当時、時代物に精通された新聞記者の方が(作木の方だそうです)台本を書かれたと伝わります。

主なあらすじとしては、年表に記される「前九年の役」。

平安時代後期に起った、源義家による陸奥の国の悪族・阿部氏討伐戦です。

これに安達ケ原の鬼女退治の物語の面白さが加わり、義家の武勇を大きく讃えるものとなっています。


しかし、善と悪の戦いに、鬼女やチャリの登場と、神楽の良い所が全部入った勿来の関は。

書き下ろされた当時は、もっとシンプルな舞だったのではないかと言われていて。

戦後の不安を抱える時代に、賑やかで娯楽性の高い神楽で元気を生み出そうとした先人の想いが、徐々に今の形に仕上げていったのではないかと想像されます。


大太鼓:上田正幸さん、小太鼓:長尾良文さん、
手打鉦:道庭 晃さん、笛:古太刀秋貴子さん。

阿部貞任:徳物一則さん、阿部宗任:行田雅春さん、
八幡太郎源義家:柴野竜二さん、清原武則:大久保俊一さん、
馬子の藤太:行田雅春、鬼女:神田光太郎さん、
姫:柴野利成さん。


※この演目の写真は、ユッキーさんに提供してもらいました。
困った時のユッキーさん頼み。本当にありがとう!!

























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