舞台袖。7人目の姫と大蛇が話しています。
『ガブっといくけど、ごめんね』・・・って感じかな?
幕間のお話は山下 清隆団長です
祖父の影響で4歳から神楽をはじめ、当然のことのように、年月の移り変りを神楽と共にしてきたそうです。
先輩として、団員さんへの一番のアドバイスは。
「何があっても神楽を続けていけ。」ということ。
「これからの長い歩みの中で必要なことは、神楽から学ぶことができる」というものです。
若い団員さんが、山下さんと同じような年齢となる頃。
自分の言葉として後輩を育て、伝えていけたら素晴らしいですね。
大蛇の頭の中は・・・ひとりひとり違う、手づくり空間。
さて、この日は、大蛇の8頭出しでした
その中に買ったばかりの頭、胴もあって、縁起が良い感じがしました。
せっかくなので、頭(かしら)をどんなふうに被るか、どうやって動かすのか、頭の中はどうなっているか、などご紹介して頂きました。
仕組みに納得はしても、実際に暴れまわる大蛇への驚きは、変わりませんけどね~。
きききっ、きてるよっ後ろからっ!って、小さい頃、境内で叫びませんでしたか~?
~第2幕 八岐大蛇~
須佐を舞う、坂本大輝さん(高1)。
神楽の中でも重責と言われる須佐之男命を舞えて嬉しいと思うと、素直な喜び。
下河内神楽団には、歳が近い団員さんが多いことについては・・・
『神楽ではライバルなので。自分がやりたいこと、やっている事をアピールし続けないと前に出られないと思っています。』
しっかりしとるぅ・・・本当に高校生かっ
更に。
『お手本にしたい神楽があれば、そのまま真似するのではなくて、一旦自分の中で試行錯誤して、下河内に取り入れられる形にしてから、皆に相談するようにしています。』
普段から繰り返し考えていることは、「伝わる言葉」に変わります。
ぜひ、また、お話を聞かせてくださいね
じいちゃん、ばあちゃんを舞い終えて、大蛇に変身!これで8頭揃いました!
中国山地の豊かな四季の彩りに思えます。
寝ている間にやっつけちゃえばいいのに!って、小さい頃境内で思いませんでしたか~?
相手は8頭。まさに八岐大蛇との激戦がはじまります。
撮影会は大盛況。居所もないので袖にいます。
新しい頭を被らせてもらいました。塗料??新しい匂い~。
2014,07,02 Wed 13:47