開場15分前。
さて、緞帳の下で最終チェックされているのは、どなたでしょう
RCC早春神楽
8時45分開場。皆様かなり早いお出掛けだったでしょうね。
私が6時半に自宅を出る時は車の窓が凍り付いていました。
冷たい風の中を、今年もありがとうございました。
さて早春神楽は、16年目。
新しい一歩です。
実は今年は、スタッフの皆さんの想いは特別で。
この早春神楽を企画し立ち上げ、運営してきた(現・県民文化センター館長)林秀樹さんが退かれる大会となり。
スタッフは、いつにも増して心をひとつにして。
林さんの集大成となる、素晴らしい大会になるよう。
何より、怪我やトラブルなく安全に進行できますようにと。
袖で想いを分かち合った大会でした。
ラジオカー時代からお世話になって。
広島の地で、神楽に再会したのも林さんのお陰です。
与えて頂いた役割を、誠意を以て懸命に務めることが、恩返しと思っています。
第一部 神楽の原点を見つめる
~一幕 四神 西村神楽社中~
1ベルが鳴りました。いよいよ幕開けです!
西村神楽社中・舞人の皆さんです。
広島では、なかなか拝見する機会のないこの演目は。
石見の儀式舞の中でも、華やかなものです。
「広島の大きな舞台で、お客さんにどう観て頂けるか」を楽しみに、一生懸命練習を重ねてこられたそうです。
早春の始まりが石見の八調子で、胸が熱くなりました~。
堂々たる天蓋の下、神を迎える儀式に白の狩衣が眩しいです。
ここで使われる串のない幣は“四神専用”なのだそうです。
始めの手・中の手・三の手と神楽歌・舞・囃子が調和しながら変化します。
続きます。
※舞台の様子を袖から撮らせてもらいました。少しずつご紹介します。
2014,02,24 Mon 20:59