今夜も、お揃いの茨木童子ジャンパーで登場。
広島神楽定期公演、ご来場ありがとうございました
広島中心部の「神楽の入り口」「玄関」となるように。
神楽のあらゆる魅力が伝えられますように、と。
毎回出演してくださる神楽団の皆さんの、アイデアや力を貸して頂いています。
今夜は、神楽の中でも大切な“笑い”で、会場を染めた吉和神楽団の皆さん。
お客さんは腹から笑って寛ぎ、明日への活力を蓄えられたと思います
回を重ねる度、ご家族で来られる方も多くなりました。
土産話と記念撮影とで、おうちでもう一度今夜の楽しさを思い出して頂いて。
次の神楽へ繋がると良いな~。
コツコツですっ
~第一幕 安達ヶ原~
栃木県那須野ヶ原を舞台にする「悪狐伝」と。
福島県二本松市に伝わる「安達ヶ原」の、2つの物語がいつしか結びつきました。
人から人へ時を超えて、より面白く仕上げられた神楽・安達ヶ原。
今日も剛力さんは自由でした。
狐に食べられるから、柴の庵を尋ねるのはイヤだって駄々を捏ねてました。
三浦の介・上総の介が、舞台をきゅきゅっと引き締めます。
悪狐1と悪狐2。会場からは子供の悲鳴が・・・。
恒例の幕間のお話は、団長の能島(のじま)文範さん
創立から35年、当初、加計の堀神楽団に旧舞を師事され。
近年、子供神楽を立ち上げ、西宗神楽団に滝夜叉姫を指導して頂きました。
人の繋がりを神楽の拡がりとして、“吉和神楽団の神楽”を追求し、積み重ねておられます。
又、子供神楽から育った若い方々は皆熱心で、次から次へ大人の神楽団へと合流し、団員は27名。
後継者の心配が比較的少ないというお話に、団の活気を感じます。
そして、広島の軽井沢と言われる吉和の暮らしや、競演大会の幕開けとなる春選抜競演についてご紹介がありました。
~第2幕 八岐大蛇~
滅多に見られない、平日8頭立て大蛇!
胴がひとつに頭が八つの大蛇の姿を、ぜひ皆さんに目の前で見て頂きたかった!とお話がありました。
爺ちゃんと婆ちゃん、呑んでばっかりだから無くなりそう。
大蛇が心配して出て来ちゃった・・
逃げ場を失う足名椎・手名椎。
ところで吉和神楽団の皆さんと言えば
来年1月の「月いち・チャリの技」で、安達ヶ原を舞って頂く予定です。
剛力・山崎英治(ひではる)さんの「山下清」をお見逃しなく!
今から楽しみで~す。
そんな山崎さんは、来年、剛力を舞って10周年を迎えられます。
これを記念して「誰か歌を作ってくれないかなぁ」とポツリ。
演歌調で、覚えやすい短めの曲を希望。
どなたか得意な方がいらっしゃったら、ぜひプレゼントしてあげてくださいましっ
※次回定期公演は、11月13日(水)
綾西神楽団の皆さんの、悪狐伝・八岐大蛇です。
2013,10,30 Wed 23:53