インコのミント、ワイルドな男らしさを鼻毛で演出。
へくちっ
今夜も大熱戦の芸石競演から
~宮乃木神楽団 新羅三郎(後三年の役)~
加計競演に続いての新羅三郎は。
『こういう神楽もあると、観て知って欲しい』という強い願いから。
私も、何度か拝見して!やっとこさ義光(新羅三郎)と兄・義家に気持ちを重ねられるようになりました。
ところで、悠久の時を奏でると言われる笙の音色。
義光:佐々木崇志さんの笙の共鳴は、秋の雨に調和して、気持ちを静めてくれました。。。
兄の救援のため東上する義光。
その義光を慕う豊原時秋が、参戦を願い追ってくる場面。
義光は、自らの死によって笙の秘曲を伝える者が絶えることを惜しみ、時秋に同曲を授け、諭して都へ返します。
出羽の豪族・清原一族滅亡の時。
これにて“三年の役”は終結を迎えます。
~特出 川北神楽団 鍾馗~
最近、鍾馗を好んで見ます・・・歳なのでしょうか
「石見系芸北神楽で、最も貴ばれ重い演目」と紹介されていました。
想いは一緒でも、地域や神楽団・社中によって大きな違いがあることが魅力ですね。
川北神楽団の鍾馗大神。
威厳に満ち、圧倒的な力で大疫神を捻じ伏せます。
『他の演目では、神(しん)が、悪に多少押される・悩まされるという演出、描き方をしますがね。
鍾馗大神は微塵も揺るがない、一歩も下がらない。他とは違う舞でしょう。』と、
魔術で身を隠す疫神ですが・・・
大疫神に対して、容赦のない鍾馗大神です。
大疫神が苦しみ暴れる様子は、茅の輪と矛の威力の凄さを語ります。
前半終了。今夜はこれまで~
2013,10,11 Fri 23:59