

今夜は少し風が強くて。
近隣のお宅のベランダから、片付け忘れた風鈴がジリジリと忙しく鳴っています。
時折、コオロギの鳴き声も聞こえてきます。
夏の名残と、もの悲しい虫の声のコラボ。
私にセンスがあれば、短歌でも詩でも詠むところですが。
『あの音聞きながら、今夜寝られるかな?』くらいしか頭に浮かびません。
明日の朝は寒そう、気を付けましょうね



柚子ティも美味しいですね。


これより競演の部に入りまして。
八栄神楽団の「鍾馗」です。
大役神の独特の幕遊びに色々想像力を働かせて拝見しました。
合戦では、鍾馗大神の凄みに大疫神の悲鳴が聞こえてきそうでした!
60回共演大会では鈴鹿山を舞われます。
プログラム2 八栄神楽団 「鍾馗」
鍾馗大神:大内貴光さん、大疫神:大内良三さん。
大太鼓:山田豊明さん、小太鼓:大内偉央要さん、
手打鉦:隅田 珀さん、笛:隅井智也さん。
2025,10,20 Mon 23:15


原田神楽団の皆様を迎えして、秋祭り前夜祭が開催されました。
毎年、立派な舞舞台を手作りされるのですが、昨年は雨で中止。
今年も直前までの雨降りで、初めて拝殿での神楽奉納となりました。
団地や若い方が多いこの地域でも、総代さんの高齢化が進みます。
祭りの準備も年々大変になると伺い、ただただ頭が下がります。




遠方からの方も沢山いらっしゃったようです。


と言ってみると、少し焦りますね

今夜から、昨年の大朝神楽競演大会を振り返ってまいります。
今年は11月1日(土)開催で、第60回の記念となる共演大会です。
大朝体育館は、いつにも増して熱気に包まれるでしょう。
では、第59回大会。
北広島町商工会青年部の皆様が丹精込めて準備されるあの舞台。
枝之宮神楽団「神迎」から始まります。
古風な中に、独特なリズムで晴れやかに舞われた神迎。
枝之宮神楽団の皆様は、今年は日本武尊を舞われます。
プログラム1 枝之宮神楽団 「神迎」
青:佐々木 清さん、赤:向井武尊さん、
白:佐古直樹さん、紫:森脇成一さん。
大太鼓:田村直久さん、小太鼓:大石恵里佳さん、
手打鉦:佐々木麻里さん、笛:道川亮介さん。
2025,10,20 Mon 00:02


奉納の準備をされている方も多いでしょう。
今夜、少し寒そう・・・かな?
準備万端にお出掛けしましょうね



有田神楽団の皆様の「鍾馗」をご紹介します。
めちゃめちゃ久しぶりに拝見しまして。
コロナ以降配役も変わられ、(私は)初めて拝見する衣装で。
「有田の鍾馗」新時代を思いました。
鍾馗大神は最初から結びまで、一度も幕の後ろに入ることのない、大変な舞だった
広い舞台に、一神一鬼のそれぞれの舞に、会場が魅了されました。
本当にすごい事です。
更に更にと激しさが加速する合戦も、見ていて心身が熱くなりました。
鐘馗は地味な舞って誰が言った

ところで。
上演前の花田舞太郎君のダンスのお時間には。
団員さんをはじめ、酒呑童子や大蛇など華やかに並ばれ。
この舞台でしか作れないパフォーマンスが展開されました。
何に感動するかって。。。踊りませんか?という問いかけに。
『じゃあ、踊ってみますか!』という明るさ。
人生の強みだなぁと。
踊れても踊れなくても関係ない、自分がどう面白くしていくか。
素敵な時間でした。

有田神楽団 「鍾馗」
《人の世から病が消えることが無いことから、鍾馗は重要な舞で、昔からこの舞をつとめるのは神楽団を代表する舞子と言われてきました。
一神一鬼の二人舞は、一見地味な舞です。
しかし、一人或いは二人で見せる誤魔化しの効かない舞であり、ひとつひとつの所作が際立つ難しい舞です。
鍾馗大神と大疫神の口上に耳を傾け、真剣勝負にはぜひご声援をお送りください。》
大太鼓:中村陽一さん、小太鼓:森脇直広さん、
手打鐘:松永 卓さん、笛:隅井哲雄さん。
鍾馗大神:中村聡志さん、大疫神:隅井貴徳さん。
2025,10,18 Sat 12:14
2025,10,15 Wed 12:25


もう一度ゆっくり行きたかったけど、半年間、暑さがネックでした。
次の日本開催はいつのことでしょう

吹田市にいた頃、太陽の塔の近くに住んでいましたが当時は内部には入れませんでした。
近々、あの頃の足跡を辿りながら、太陽の塔に行ってみようと思っています。




10月も半分過ぎたのですね。
明日は、有田神楽団の皆様をお迎えして「鍾馗」をご覧いただきます。
伝統の鍾馗、有田の奏楽で会場が染まるでしょう(*^_^*)
10月15日(水)有田神楽団 鍾馗
18時開場 19時開演
広島県民文化センター(082)245-2311
当日券(自由席)は18時からロビーで販売します。
前売り券は当日17時までチケットぴあで販売(Pコード562-446)


先週のひろしま神楽定期公演。
あさひが丘神楽団の「日御碕」をご紹介します。
凛とした女神の舞は超!魅力的です。
又、最後に、集う皆さんの幸を願って破魔矢を放つ場面がとても好きなのです。
神楽らしい、素晴らしい結びだと思います!
ただ最近では、様々な事情でこれが出来ない会場があって残念なのですよねぇ。
県民文化センターも放つことが出来ませんでしたが、祭りなどでは拝見できそうです。
ところで今更ですが、彦羽根って。。。多くは般若面を使いますよね?
私は彦羽根という名のイメージから、ずっと男の鬼人であるイメージを持ち続けておりました。
(鬼人を男性・女性で語ること自体、あまり意味がないかもですが)
今回、あさひが丘神楽団の、口が動く彦羽根の面に着目することで気が付きました。
神楽は、目に見える全てに理由や思いが詰まっていると改めて感じたのであります!

あさひが丘神楽団 「日御碕」
《この日御碕は、十羅や十羅刹女という演題で古くから舞われる神楽ですが、この演目を保持する神楽団は数多くはありません。
あさひが丘神楽団では、団を代表する演目の一つとして、時代と共に演出や構成を整え直しながら舞継いできました。
彦羽根が海を彷徨い陸地を定める場面では、何もない舞台に櫓櫂を用いながら海を表現します。
彦羽根の面は般若面というよく用いられる面ですが、口が動く般若面は非常に珍しく、舞の中でどんな表情を見せるか注目してください》
大太鼓:山本成希さん、小太鼓:谷山立樹さん、
手打鐘:山本陽葵さん、笛:山本美波さん。
田心姫:山田悠人さん、彦羽根:小田徹也さん、
賊:古岡和芳さん・山本弘貴さん。
2025,10,14 Tue 18:10
