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夏は、吉和。
ダイヤ水曜の雨、やまないかな~ダイヤ

のちほど県民文化センターでお逢いしましょう!




上一昨年の安佐北神楽公演から、松原神楽団「塵倫」。
お楽しみにねっ



ダイヤ広島神楽定期公演ダイヤ

吉和神楽団の皆さん続きます。

幕間のお話は、前団長・鈴政典雄さんでした。

今から40年前、地元の青年団で結成された吉和神楽団。

鈴政さんは当時の団長さんで、率先して衣装箱や採物を手作りされ、神楽の道具や衣装を大切に守ってこられました。

神楽団にとって、道具や衣装は地元の方の寄付・善意が形になったもの。

いちから吉和神楽団を立ち上げてこられたメンバーの一員・代表者として、地元の方への感謝の気持ちは胸から離れません。

現在、この気持ちは先輩方からの教え・又背中で語るものとして『物を大切にしよう。』という、神楽団の教訓となっているようです。


さて、相変わらず吉和神楽団には活気があり、控え室も賑やか星

今年の子供神楽で活躍する子供たちが頼もしく舞い、次世代にも期待がかかります。

ほぼ地元の子供たちというのが、嬉しいですね。


ところで、鈴政さんに吉和自慢をお願いしますと。

なんと、吉和のクーラーの保持率は1割~2割ということで!いかに夏の吉和が快適かよく分かります。

『吉和は西の軽井沢です。』と鈴政さんも断言されていましたしにひひ

8月12日(日)には恒例の吉和夏祭りが開催されます。

ヤマメの摑み取りやステージの神楽上演、2500発の花火等々・・・楽しいに決まってますよね~音符


~第二幕 八岐大蛇~

ギリギリまで粘って頂いて8頭出しとなりました。有難うございます。

まずは奏楽の皆さんの、のびやかで陽気な歌声に会場もニコニコとリラックス。

本来の“期待と喜びに溢れる神楽の始まり”でした。

そして斬新さとお茶目が入り混じる大蛇たちの息の合った舞は。

吉和の皆さんの探求心を舞っておられるようでしたグー


大太鼓:鈴政典雄さん、小太鼓:佐藤信治さん、
手打鉦:山崎英治さん、笛:梅田ゆみこさん、

須佐之男命:山本博之さん、足名椎:栗田直樹さん、
手名椎:山崎 幸さん、奇稲田姫:深瀬憲司さん、
大蛇:山本正也さん・齋藤拓也さん・山崎翔太さん・小田真也さん・齋藤勝也さん・
小田 真さん・真田健太さん・研谷(とぎたに)浩樹さん。































上塵倫の面をかぶらせて頂いて。鈴政さん(左)と、須佐を舞われた山本博之さんと一緒。ハートを作る途中の1枚にかっ
| 斉藤裕子 | comments (x) | trackback (x) | 携帯より |
しなやか。
ダイヤ今朝は友人宅のダイヤ

新緑の庭でお茶を頂きました。




上鳥もいっぱい来ます。


暑くもなく寒くもなく、サラサラした風が最高です。

なんて優雅な暮らしぶりかと羨ましくなります。

濃いチョコレートと一緒に、誰かが秋に植えたみたい(どういう意味?)というイチゴを頂きました。

苗からほったらかしだったそうですが、青々とした葉の間からルビーのようなイチゴが2つ光っていました。

『見えているイチゴは鳥、隠れているイチゴは虫が食べちゃうのよにぱっ』と笑いながら、たった2つ収穫して。

ひと粒ずつ食べました。

特別甘いとかじゃなくて、自然の香りが強い、これまでで一番味わい深いイチゴでした。

本当に良い季節ですね四葉




上「お礼にひとつふたつ残しておいてあげよう」という鳥たちの気配りかも。


ダイヤ明日は広島神楽定期公演ですダイヤ

松原神楽団の皆さんの鍾馗、塵倫です。

“THE・旧舞”の世界を、じっくり!肌で感じて頂きますよ~。

5月23日(水)18時開場 19時開演
広島県民文化センター(082)245-2311



ダイヤ先週の広島神楽定期公演ダイヤ

吉和神楽団の皆さんをご紹介します。

昭和54年の結成から、今年40年目を迎えられています。

能島文範団長、前団長の鈴政憲雄さんのお二人をはじめとして。

すでに退団された結成当時の先輩方も、何かしらの機会には顔を出し皆で語り合う神楽団。

吉和神楽団の誇れる、持ち味のひとつです太陽


~第一幕 塵倫~

出来るだけ毎年違う演目で出演しよう!という配慮を頂き、今年は塵倫です。

常に同じ状態で臨める塵倫。

最前線で舞う神の舞子さんが4人いらっしゃって、どんなペアになっても安定して舞えることが強みです。

神の舞、力強く美しい・・・毎回言っていますが、ずーーーっと観ていたいです。


大太鼓:佐藤信治さん、小太鼓:山本博之さん、
手打鉦:栗田直樹さん、真田健太さん。

仲哀天皇:小田真也さん、高麻呂:山崎翔太さん、
塵倫:山本正也さん。































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神楽で耕すもの。


上ふんわり朧月。
これでカエルの声が聞こえてきたら完璧。



ダイヤ「~神楽作家 石丸賢太郎の世界 PartⅡ」結びますダイヤ

大変失礼ながら。

私の中にあった「石丸台本の口上は難解で長い」という印象をご本人にぶつけたところ。

『そういう神楽もあって良いでしょうにこっ』と率直に答えられました。

更にお話を伺っていくうち、最も共感したのは。

昔から口上神楽というひとつのジャンルが存在し、これが舞子(時に奏楽者)の名人芸として喝采を浴びていること。

又、大きな“魅せ場”であったことです。

例えば大江山だったり、黒塚や悪狐のあらゆる演目だったり。

観衆は「始まるぞ」と耳と目を凝らしてそれを見守るのです。

・・・・そうでしたよねぇ、五神とかね!弊の後ろに口上が書いてあるのかな?とか思ったりしてにひひ

高宮の神楽で育った石丸さんですから、その面白みは体に沁みこんでいることでしょう。

私はこのあたりの感覚が、最近、競演神楽寄りになっているのかもしれないな~と感じたのでした。


では、最終演目の合同悪狐伝。

前3演目が、シリアスな物語や猛々しい合戦ものだったことから、和やかな演目を持ってこられました。

玄翁和尚が殺生石を打ち砕くまでを描く、石丸プロデュースバージョンです。


~第四幕 3団体合同神楽団 悪狐伝~

今回の「神楽作家 石丸賢太郎の世界」には。

神楽の世界を作り出していく作家・石丸さんへのに大きな激励を込め、“未来”という大テーマがありました。

3社を代表する鈴張神楽団・夏本秀典団長からのご挨拶は。。。

『3社が結集する姿は、未来の神楽団のひとつの在り方を表すものかもしれません。』

『今日は、未来の3社の中心となる若い団員・今年成人となる3人(山田悠人さん・吉田和哉さん・天野源士さん)が神をつとめます。活き活きと舞う姿に、神楽の未来の光を感じてください。』


そしてその神・お三方の表情を引き締める鉢巻きは、おでこの部分で重なる二重巻きとなっております。

使われたのは、3メートルを超える鉢巻き。

使い勝手、見た目を考慮して4センチの細さで、石丸さんと石丸さんのお母様のご協力で手作りされたものです。

悪狐伝の時代背景は、平家全盛期の頃とされ、合戦装束もその時代に合わせたかったというこだわりなのです。

・・・時代によって合戦装束って変わるものなのですね・・・

しかも鉢巻きも、そのひとつなのね・・・

めっちゃ勉強になりましたグー


では、公演前夜遅くまで練習を重ねておられた合同悪狐伝。

写真で雰囲気を見てくださいね四葉


安倍泰親:石橋一樹さん(あ)、玉藻前:小田徹也さん(あ)、
巫女翡翠:橋岡菜緒さん(あ)、三浦介源義純:山田悠人さん(あ)、
上総介平広常:吉田和哉さん(鈴)、千葉常胤:天野源士さん(上)、
十念寺珍斎:石丸賢太郎さん、金毛九尾悪狐:後 悟志さん(上)、
玄翁心昭:竹迫正棋さん、安倍泰成:藤本靖浩さん(あ)、
安倍親長:石川昌士さん(鈴)さん。

大太鼓:橋原慎也さん(鈴)、小太鼓:橋原義則さん(鈴)、
手打鉦:安部憂大さん(あ)、笛:中島 葵さん(上)。

※あさひが丘(あ)、鈴張(鈴)、上本地(上)







































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竹ちゃん率85%。
ダイヤ宵の西の空ダイヤ

今、金星がとても奇麗です。

マイナス4等級で、高度も高くなり目立っています。

いちにちの終わりを労わってくれるような輝きですよ星



上今日、安佐町で出会ったブッポウソウ。
・・・灯台下暗し。




ダイヤでは「~神楽作家 石丸賢太郎の世界 PartⅡ」後半ですダイヤ

梶矢神楽団の上田照明前団長と長尾良文団長が、時々にお話をしてくださる『神楽で舞われる物語は、半分本当、半分は嘘。』

私はこの話が大好きです。

神楽の包容力を感じて安心しますにこっ


しかしながら。

作家さんとしては、一筋立てねばならない時もあります。

例えば、この度の鈴張神楽団の天神記では。

藤原時平の弟・忠平は、改心によって命を救われ生き延びるのですが。

その最大の理由は。

忠平の存在なくして、その後の「親皇宣下(鈴張神楽団)」や「将門記滝夜叉(下五原神楽団)」の物語は誕生しないという・・・地味ながら重要人物だからです。

ここで死んでもらっては困るのです、そんな都合もあるのですねぇ。


しかし、この忠平の改心の場面は、怒りに狂った道真が本来の信条を取り戻す大切な結びとなりますから。

作家さんの作品をまとめ上げる力というのはやっぱり凄いなぁと思います。


~第三幕 鈴張神楽団 天神記~

「牛御前」「関の戸」は神楽のために、いちから書き綴る物語でしたが。

既存の演目を新たに仕上げるという作業も、作家さんの醍醐味でしょうね。


さて、菅原道真と言えば!

その才能と人格を持って、現代に尊敬を集め祀られています。

しかし一方では、日本三大怨霊と語り継がれる・・・

この差異になんとなく違和感を覚える方もあるかと思います。

鈴張の天神記の始まりのシーンでは、道真が「人を憎まず、世を呪わず」と説きながら。

時平に対する増悪が溢れ出て“人は呪わしい、世は憎ましい”と。

やがて怨恨の塊と姿を変える道真の姿が、見所のひとつとなります。


菅原道真(雷神):山中数人さん、菅秀才:石川昌士さん、
藤原時平:竹迫正棋さん、藤原忠平:吉田和哉さん、
藤原兼平:藪本 司さん。

大太鼓:橋原慎也さん、小太鼓:橋原義則さん、
手打鉦:大本 彩さん、笛:沖川茉祐さん。





























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まるちゃんは台本作家。
ダイヤパソコンがやっと機嫌を直してくれたのでダイヤ

更新できます。

ヤレ (●´ω`●) ヤレ

でもパソコンって。

だましだまし付き合う、ってところないですか?!

ま、いいか。

今夜はカープも勝ったし!満塁ホームラン球場で見たかったな~。




上ショウジョウトンボ。目まで真っ赤。
今日は風が強くて、とまるのも飛ぶのも大変そうでした。



ダイヤそれでは「~神楽作家 石丸賢太郎の世界 PartⅡ」ダイヤ

続いて上本地神楽団の皆さんです。

石丸さんは、上本地神楽団の皆さんとは、作家さんとしての繋がりよりも更に深く。

「丸ちゃん」の愛称で呼ばれ、神楽団の補佐的な役割も時々担っておられるようです。


さて、この度5年ぶりに拝見した、関の扉。

初見の際は「これぞ神楽作家・石丸の世界だ~っ!」と強く感じたことを覚えています。


そして今回、これまで22本の台本を書いてこられた石丸さんに。

これから何を書いていきたいかと伺うと。

『この関の扉が、自分の目指す最終形態かもしれない。』とおっしゃったのです。

何を題材にするかではなく。

その神楽団の今を最大限に舞う台本のことなのです。

神楽団は“個が持つ才能”の集まりですから。

神楽団の“現在”の団員構成やパーソナリティはそれぞれに異なります。

これを活かすオーダーメイド・唯一の台本がこの度の「関の扉」であり。

同じく上本地の「山姥」「壇ノ浦」なのです。

私は特に「壇ノ浦」の二位尼時子と平知盛の、親子今生の別れの場面が、いつでも鮮烈に胸に蘇ります。

石丸さんがおっしゃること、しみじみと納得しますにこっ


~第二幕 上本地神楽団 関の扉~

この物語には、平安時代に名を残す6人の歌人・六歌仙のうち5人が登場します。

※僧正遍昭(良岑宗貞)、在原業平、文屋康秀、小野小町、大伴黒主。

参考としているのは、歌舞伎の人気演目でもある「積恋雪関扉(つもるこいゆきのせきのと)」。

悪党成敗の物語の中に美男美女のロマンスが彩られます。

又、後 悟志さんが舞われた大伴黒主は、悪であったりひょうきんだったり骨太な役どころですグー


在原業平:金平義政さん、良岑宗貞(よしみねむねさだ):福本慎吾さん、良岑安貞(やすさだ):天野源士さん、小野小町:下河内貴文さん、文屋康秀(ぶんやのやすひで):福本涼介さん、大伴黒主(おおとものくろぬし):後 悟志さん。

大太鼓:小野川諒さん、小太鼓:岩本 学さん、
手打鉦:森山修平さん、笛:中島 葵さん。


では、写真と共にあらすじをご紹介します。






上「御前歌合せ」で、その才色兼備の小町の前にとても叶わぬと見た黒主は、小町をおとしめようと一計を案じるが、小町の潔白は証明され、黒主の計略も露見する。
黒主は立ちはだかる六歌仙を振り払い、恨み言と共に内裏から姿を消してしまう。






上黒主捕縛の命を受け、諸国を回る宗貞の弟「良岑安貞」は、黒主と共謀する「文屋康秀」に討たれてしまう。





上御前歌合せの一連の騒ぎから、主の謀反が露見し、時の仁明帝は心労から譲位し失意の内に崩御。
己の無力を悟った「良岑宗貞」は世捨て人となり、狂い咲きの“薄墨桜”を愛でながら逢坂山の関に隠棲する。






上運命の歯車が音を立てて回り始める。小町が逢坂の関を訪ね、恋人・宗貞と再会。







上実は、この関守こそ黒主の変化.。
文屋康秀と合力のもと不思議な力を持つ淡墨桜を祈祷の護摩として、再び天下を狙おうと本心をあらわす。




上これを阻むため立ちはだかる宗貞と小町。

下しかし、追い詰められた小町が桜の霊威に和歌を以て語りかけると、宗貞の弟「安貞」の心霊が現れ、終には、黒主の野望を打ち砕くのであった・・・・・













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