

伊賀和志神楽団の皆様の「鍾馗」です。
秋の奉納に健やかな暮らしを祈る、その雰囲気を味わって頂きます。
9月24日(水)伊賀和志神楽団 鍾馗
18時開場 19時開演
広島県民文化センター(082)245-2311
当日券(自由席)は18時からロビーで販売します。
前売り券は当日17時までチケットぴあで販売(Pコード562-446)
ご来場をお待ちしています





比治山大学神楽部の特別公演のお話です。
撮影禁止でしたので、文字と感想だけのご紹介です



今回は、これまでにない挑戦を舞うと伺っておりました。
前編後編にまとめられた大作の演題は「悲姫蔓珠(ひきまんず)」。
神楽部員で3年生の榎並愛斗さんが、滝夜叉姫を題材とし新しく書き下ろされた創作神楽です。
創作神楽の最大の醍醐味は、独自の取材や感性で描かれる登場人物たちの脚色と感じました。
悲姫蔓珠の主役は、もちろん滝夜叉姫。
物語は、幼少の頃の皐月姫から始まり、皐月姫は聡明且つ気丈な女性へと成長します。
関東の覇者でありながら、優しい父の顔を持つ・平将門を慕い。
心通ずる弟・良門との家族としての絆が、この神楽に丁寧に描かれます。
戦の続くこの時代にも、家族という安らぎの時間があっただろうと思いを馳せました。
こうなると、滝夜叉姫に感情移入し、物語に入り込んじゃいますね~。
後半最後には、一番見たい場面で結ばれ涙しました。
結局、戦なんて誰も幸せにならんなぁ。。。
又、8人の合戦の場面もあり、石見のギリギリ感ある太刀舞も取り入れられ、豪快でございました

比治山大学神楽部は、現在1年生が5名、2年生がひとり、3年生4名の計10名。
そしてOBの皆さんと、この度は石見から頼もしい助っ人さんも存在感を発揮されていました。
衣装などは、交流のある神楽団や高校の神楽部の皆様が貸して下さったそうです。


終演後の挨拶は、全員が涙。
全員が鼻を赤くして、涙を流し笑顔で舞台に揃う挨拶。
お客様をはじめ、協力してくださった多くの方への感謝と安堵が溢れました。
特別公演の背景が見えるような気がしました

比治山大学ならではの神楽の形。
かけがえのないメンバーと、限られた時間の中で、今年度も超多忙な活動を予定されています

2025,09,24 Wed 00:11
