花の重さに枝が垂れてきました。
桜が満開で、もっこもこ
山桜もよく咲いていて、リビングから遠くに見える山も明るくなりました。
“山笑う(春山淡冶にして笑うが如く)”。
咲いてから初めて存在感を放つ山桜。
此処にこんなにあったんだ!と嬉しく眺めることが多くありませんか?
昨日は早起きして
北広島町の八幡にある、島川野草園へ走りました。
水芭蕉が見頃です。
初めて瑞々しく咲く姿を見ることができました。
冷たく澄んだ山水に凛と佇んで。
真っ白な仏炎苞(ぶつえんほう)から立ち上がる肉穂花序(かじょ)は、仏様か親指姫を想像します。
ほの暗い湿地帯に朝陽が差し込んできました。
白いのが仏炎苞と呼ばれる、花を守るために変化した葉。
中央の緑の柱が花序(花の集合体)。
水芭蕉は、歌曲「夏の思い出」の印象が強く、夏の花だと思っていました。
花言葉「美しい思い出」もこの曲に由来すると言います。
歌われる尾瀬沼は、群馬・福島県を跨ぐ高層湿原で、水芭蕉の見ごろも初夏の頃。
広島では、まだ朝晩冷たいこの時期に咲くのですね。
“夢見て咲いている”という歌詞がぴったりで頭を過る。
風の無い時間。水鏡の中にも艶やかに咲いています。
私は、野草に詳しくないので名前がほとんど分かりませんが、可愛らしい花があちこちに見られました。
水芭蕉は、日に日に変化すると思いますので、お早めにお出かけください。
足元に沢山咲いているので踏まないようにセリバオウレンと教えて頂きました。
島川水芭蕉園
https://goo.gl/maps/SQha2LiXgwNLtieY8
2023,03,30 Thu 16:16