お花見の話がちらりほらり
気持も4月に向いていますが、その前に年度末ですね。。。
さて、続いてご紹介したいのは
京都の下賀茂神社(正式名称・賀茂御祖神社(かもみおやじんじゃ)」です。
上加茂神社と下賀茂神社の例祭・葵祭(京都三大祭のひとつ)でよく知られます。
源氏物語では、勅使をつとめる光源氏の麗しい参列姿を一目見ようと、都中の女性が一条大路に集まって・・・果ては正妻と愛人の車争いが起きるという、あのお祭りですね。
私も都に住んでいたら、もちろん光源氏を見に行ったであろう・・・
もちろん前の夜から、カメラを持って、最前列で。
(〃 ̄ω ̄〃) フフッ
という妄想をしながら、糺の森の参道を進む・・・
「糺の森(ただすのもり)・参道」下賀茂神社を覆う豊かな森。
東京ドーム3つ分の広さだそうです。
の、百舌鳥さん。
下賀茂神社の御祭神は二柱。
賀茂建角身命(かもたけつぬみのみこと)さんと、その娘さん・玉依媛命(たまよりひめのみこと)さんです。
神話では、賀茂建角身命は神武東征の際八咫烏に化身して、熊野から大和へ道案内したと伝えられています。
ではズラッと、写真でご紹介します。
澄み渡った清々しい気に満ちています。
神水は糺の森地中からの湧水。
手水鉢は、御祭神の神話伝承にちなむ“舟形磐座石”。
桜門そばの「相生神社」、参拝者の長い列が出来ていました。
縁結びの神・神皇産霊神(かむむすびのかみ)が御祭神。
傍らの「連理の 賢木(れんりのさかき)」を御神木とします。
“共に生きる”等の意味を持つ「相生」はこの神社の由来を持ちます。
鮮やかな桜門を進んで。
正面に神楽殿。外国からの観光客さんが桜門のパノラマ撮影中でした。入りまくっちゃってすみませ~ん。
中門からご本殿に向かいます。
本殿前の言社。7つのお社に十二支の守護神が奉られ、自分の干支のお社にお参りをします。
大国主の命さんが持つ7つの名(志固男神、八千矛神、等)で、それぞれの干支の守護神となっています。
いのししの私は大物主神さんの社に手を合わせました。
でもって、ご本殿は撮影禁止。静かにお参りします。
授与所で「媛守り」を選ぶ。ちりめん生地の柄がひとつひとつ異なるため、目移りしますが・・・ここは直感で
中門右手にかかる、手洗川にかかる輪橋(そりはし)と「光琳の梅(こうりんのうめ)」。
江戸時代の京都画壇の代表的画家・工芸家の尾形光琳が「紅白梅図屏風」(国宝)に描いた梅だそうです。
上社・御手洗社。みたらし池の上に建つ社で、災難厄除けの神様。
みたらし池は「葵祭」の前日、斎王代が手を浸して清める池です。
水占いもあります。
また、この池から湧き出る泡を人の形にかたどったのが、みたらし団子の始まりだそうですよ。
みたらし池の上で軽快に歌うシジュウカラさん。
ここでもう一度、糺の森の参道を急いで戻って・・・摂社「河合神社」へ走る。
○摂社・河合神社○
河合神社の御祭神は、日本第一美麗神と言われる、神武天皇のお母さん・玉依姫命(たまよりひめのみこと)です。
たまよりひめのみこと・・・?
下賀茂神社の御祭神も、玉依媛命と書いて「たまよりひめのみこと」です。
他にも、三輪山神話に活玉依日売命(イクタマヨリヒメ)が登場したり、神話にはタマヨリヒメのお名前があちこちに見られます
神社の方に伺ってみますと。
タマヨリヒメは固有名詞ではなく。
玉はタマ(神霊)、ヨリ(憑依)、ヒメ(女性)で、霊的な力を持つ巫女や、力の強い神を生んだ母を呼ぶ総称のようです。
ホウホウ (゚0゚*))) ナルホド
下賀茂神社の玉依媛命も、上賀茂神社の御祭神・賀茂別雷神(かもわけいかづちのみこと)のお母さんなのでした。
解決&納得。
河合神社は、玉依姫命の内助の功と、大変に見目麗しい方であったという言い伝えから。
美容、安産、育児、縁結びなど、特に女性に拘わる後利益があると言います。
本殿傍らに貴布禰神社があり、その隣の任部社には八咫烏命が奉られています。「サッカーの神様、八咫烏神」と紹介文にありました。
河合神社の絵馬は、珍しい「鏡絵馬」です。
この鏡絵馬を自分の顔と見立てて『綺麗になります様に』と願いを込めて、自分のメイク道具で化粧をします。クレヨンも置いてあります。
しおりには、昭憲皇太后の『鏡』という歌が用いられています。
「朝ごとに 向かう鏡のくもりなく あらまほしきは心なりけり」
意:毎朝見る鏡が曇りなくものを映すように、心も常に曇りのない状態でありたいものです。
心の在り方が、自ずとその人の全てを現すということでしょう
河合神社のシロハラさん。
のんびりしているうちに、バスの時間まであと3分、ダッシュ!!
気持も4月に向いていますが、その前に年度末ですね。。。
さて、続いてご紹介したいのは
京都の下賀茂神社(正式名称・賀茂御祖神社(かもみおやじんじゃ)」です。
上加茂神社と下賀茂神社の例祭・葵祭(京都三大祭のひとつ)でよく知られます。
源氏物語では、勅使をつとめる光源氏の麗しい参列姿を一目見ようと、都中の女性が一条大路に集まって・・・果ては正妻と愛人の車争いが起きるという、あのお祭りですね。
私も都に住んでいたら、もちろん光源氏を見に行ったであろう・・・
もちろん前の夜から、カメラを持って、最前列で。
(〃 ̄ω ̄〃) フフッ
という妄想をしながら、糺の森の参道を進む・・・
「糺の森(ただすのもり)・参道」下賀茂神社を覆う豊かな森。
東京ドーム3つ分の広さだそうです。
の、百舌鳥さん。
下賀茂神社の御祭神は二柱。
賀茂建角身命(かもたけつぬみのみこと)さんと、その娘さん・玉依媛命(たまよりひめのみこと)さんです。
神話では、賀茂建角身命は神武東征の際八咫烏に化身して、熊野から大和へ道案内したと伝えられています。
ではズラッと、写真でご紹介します。
澄み渡った清々しい気に満ちています。
神水は糺の森地中からの湧水。
手水鉢は、御祭神の神話伝承にちなむ“舟形磐座石”。
桜門そばの「相生神社」、参拝者の長い列が出来ていました。
縁結びの神・神皇産霊神(かむむすびのかみ)が御祭神。
傍らの「連理の 賢木(れんりのさかき)」を御神木とします。
“共に生きる”等の意味を持つ「相生」はこの神社の由来を持ちます。
鮮やかな桜門を進んで。
正面に神楽殿。外国からの観光客さんが桜門のパノラマ撮影中でした。入りまくっちゃってすみませ~ん。
中門からご本殿に向かいます。
本殿前の言社。7つのお社に十二支の守護神が奉られ、自分の干支のお社にお参りをします。
大国主の命さんが持つ7つの名(志固男神、八千矛神、等)で、それぞれの干支の守護神となっています。
いのししの私は大物主神さんの社に手を合わせました。
でもって、ご本殿は撮影禁止。静かにお参りします。
授与所で「媛守り」を選ぶ。ちりめん生地の柄がひとつひとつ異なるため、目移りしますが・・・ここは直感で
中門右手にかかる、手洗川にかかる輪橋(そりはし)と「光琳の梅(こうりんのうめ)」。
江戸時代の京都画壇の代表的画家・工芸家の尾形光琳が「紅白梅図屏風」(国宝)に描いた梅だそうです。
上社・御手洗社。みたらし池の上に建つ社で、災難厄除けの神様。
みたらし池は「葵祭」の前日、斎王代が手を浸して清める池です。
水占いもあります。
また、この池から湧き出る泡を人の形にかたどったのが、みたらし団子の始まりだそうですよ。
みたらし池の上で軽快に歌うシジュウカラさん。
ここでもう一度、糺の森の参道を急いで戻って・・・摂社「河合神社」へ走る。
○摂社・河合神社○
河合神社の御祭神は、日本第一美麗神と言われる、神武天皇のお母さん・玉依姫命(たまよりひめのみこと)です。
たまよりひめのみこと・・・?
下賀茂神社の御祭神も、玉依媛命と書いて「たまよりひめのみこと」です。
他にも、三輪山神話に活玉依日売命(イクタマヨリヒメ)が登場したり、神話にはタマヨリヒメのお名前があちこちに見られます
神社の方に伺ってみますと。
タマヨリヒメは固有名詞ではなく。
玉はタマ(神霊)、ヨリ(憑依)、ヒメ(女性)で、霊的な力を持つ巫女や、力の強い神を生んだ母を呼ぶ総称のようです。
ホウホウ (゚0゚*))) ナルホド
下賀茂神社の玉依媛命も、上賀茂神社の御祭神・賀茂別雷神(かもわけいかづちのみこと)のお母さんなのでした。
解決&納得。
河合神社は、玉依姫命の内助の功と、大変に見目麗しい方であったという言い伝えから。
美容、安産、育児、縁結びなど、特に女性に拘わる後利益があると言います。
本殿傍らに貴布禰神社があり、その隣の任部社には八咫烏命が奉られています。「サッカーの神様、八咫烏神」と紹介文にありました。
河合神社の絵馬は、珍しい「鏡絵馬」です。
この鏡絵馬を自分の顔と見立てて『綺麗になります様に』と願いを込めて、自分のメイク道具で化粧をします。クレヨンも置いてあります。
しおりには、昭憲皇太后の『鏡』という歌が用いられています。
「朝ごとに 向かう鏡のくもりなく あらまほしきは心なりけり」
意:毎朝見る鏡が曇りなくものを映すように、心も常に曇りのない状態でありたいものです。
心の在り方が、自ずとその人の全てを現すということでしょう
河合神社のシロハラさん。
のんびりしているうちに、バスの時間まであと3分、ダッシュ!!
2017,03,24 Fri 08:36