初夏のルビーは鳥たちのご馳走。
今日は高校にて、娘の陸上部の保護者総会
ここのところ毎週、毎週!学校関係で何かしら行事があります。
高校って忙しいですね。
とりあえず、今年は役員はまわってこなかったよ~。
ヘヘッ ☆( ̄∇ ̄ノノ"☆チャチャチャ
では、広島神楽定期公演
高井神楽団を続いてご紹介します。
一条戻り橋に夜な夜な出没しては、人々に災いをなす茨木童子。
綱と茨木童子の激しい合戦です。
渡辺綱:高松一真さん、茨木童子:明石頼範さん。
幕間のお話は、中川輝彦団長です
柔らかな物腰でダンディな雰囲気の中川さんは、高井の団員さんの、お父さん的な存在に映ります。
さて、百十数年の歴史を持ちながら、活動を休止していた高井神楽団は。
平成9年に、地元の皆さんの支えで復活を果たしました。
現在は若い団員さんも多く、明るく、次から次へ新たな挑戦の場が拓けています。
団員の皆さんの熱心さが、神楽団の一番の誇りであると、中川さんはおっしゃいます。
又、高井神楽団のモットーを伺うと。
『練習、練習、とにかく練習です!練習は裏切りません。』と力をこめてお話されました。
『・・・でもね、みんな遅くまで練習するんですよ。私は眠たくなるので先に帰らせてもらいます。』と最後はほっこり結ばれました。
今年は、10月の県競演を大きな目標に掲げられています。
左の腕がごろり。いたそーっ。
~第二幕 戻り橋~
県競演で舞われる演目です。
以前より保持されていましたが、3~4年前に整え直し復活されました。
茨木の左の腕を切り落とす場面から、酒呑童子が腕を取り返し、2つの鬼が大江山へ飛び去っていくところまで描かれます。
奏楽の皆さんは、一番シビアな鑑賞者かもしれませんね~。
大太鼓:佐々木尚大さん、小太鼓:芝嵜勝太さん、
手打鉦:比良真紀子さん、笛:川上翔子さん。
手下の可愛さに策謀する酒呑童子。
茨木童子は落ち込んでいるように見えますが、酒呑童子はちょっと楽しそう。
ところでこの日
公時と綱を舞分けた高松一真さんは、高校3年生。
進路と向き合う大切な年となりました。
神楽を続けることを前提に進路を考えていますか?と伺ってみますと。
ご本人が答える前に。
背後の先輩方から『はいって言えよ!はいって!』と弾雨を浴びてしまい。
なが~い沈黙の後に『・・・はい』と、ひとこと答えられました。
続いて、先輩方は優しいですか?と意地悪な質問をしたところ。
『優しいです。でも練習や片付けの段取りはとても厳しいです。』と素晴らしい答えが返ってきました。
いくつもの選択を経験した先輩方を頼りにして、一生に一度の時を、悔いなく過ごして頂きたいですね。
でも今度質問する時は、こっそり伺いま~す
乳母・白妙の正体はもちろん酒呑童子。
面のちょっとした角度に、乳母か妖婆かの境目を感じますね。。。
化身・白妙:塚本 修久さん。
酒呑童子のワクワク感。
鬼の思い通り!
腕を揉みつけるって、どんなん?って思っちゃいます。
鬼ってすごいね~。
「やったっ やったっ」
※実際には言ってません。
喜び勇んで大江山へ帰ろうとするところへ、綱が(やっと)登場。
頼光の助けを得て戦いますが。。。。
渡辺頼光:橋本 潤さん。
2演目とも大太鼓をつとめられた
佐々木尚大さん、本番中は全く気が付きませんでしたが。
現在足を怪我されて治療中でした。
「茨木童子がお見舞いに来た」ような記念写真になっちゃいました。
いちにちも早い全快をお祈りします
2015,05,16 Sat 22:14