姫とり。姫の持っていた赤い紐を取り合う様子に、大蛇の執拗さ惨さを思います。
幕間のお話は、前 宝作(ほうさく)団長です
“宝を作る”。神楽と共鳴し合うように喜ばしいお名前ですね。。。
さて、ここでは自然豊かな芸北の季節の彩をお話されました。
11月初旬には、たいてい初雪が見られること。
本格的な雪の始まりには雷が知らせてくれること。
雪がもたらしてくれる、芸北の賑わいなど。
自然の厳しさ・豊かさと共に暮らす皆さん。
神楽に込められた祈りを一番よく知る方々かもしれません。
鋭い表情にも惹きつけられますが、衣装もうっとりするほど綺麗。
~第2幕 八岐大蛇~
大蛇で広く知られる、加計高校芸北分校・神楽部の指導にあたられています。
そのため、神楽部を経て卒業生が複数入団され頼もしい限りです!
娘の無事と幸せを祈り、手を合わせる婆ちゃん。しんみり、良い場面ですね・・・
その頃、舞台裏。光る目で進み具合を覗き見する大蛇。
ところで
この日は、幕の上から大蛇が登場する大技を披露されたのですが。
これは、雄鹿原下組の皆さんの得意技。
およそ20年ほど前に、前団長が生み出されたものだそうです。
蛇胴を操りながら・・・慎重さと集中力が求められます!
じゃーん。
他の大蛇もみんな見てる姿が可愛い
悠然と下りてきた!すごいっ
若手の舞子さんが舞う、イキの良い大蛇たち。大決戦!
鵺の面をかぶらせてもらったのですが・・・
違和感なし。こういう人いるねぇ
来週22日(水)の定期公演は
佐伯区から高井神楽団の皆さんです。
土蜘蛛と八岐大蛇。
8月の六日市・陰陽選抜競演、土蜘蛛で優勝を飾られています。
活気を舞台に持ち込んで頂けそうですね。
18:30開場 19時開演
広島県民文化センター(中区 大手町)
082-245-2311
※11月中旬まで“スタンプカード2倍”。
10個たまると1回分無料で鑑賞して頂くことができます。
お得な期間ですので、お誘い合わせの上お越しください。
2014,10,18 Sat 10:59