

筒賀の神楽を受け継ぐ、同志です。


=梶原神楽団=
「ジャケットに烏帽子」清本 十四男(としお)団長の、定番インタビュースタイルです。
清本さんのお話に、会場のお客さんが聞き入ります。
神楽で使う採物は、前の日に用意をして、神前にひと晩備えること。
その日の朝、手を合わせてから会場に運ぶのが習わしだということ。
幣や鬼棒はもちろん、太刀なども全てです。
幣や鬼棒はその都度、舞台毎につくり、別の舞台で使うことはないそうです。
真っ白な幣を持たせていただくと、気持ちが洗われるようです。
~第三幕 神武~
舞手は、自分がこの演目で何の役をもらって舞うのか、よく考え、なりきって舞うことが大切。
神武にしても天神にしても、それぞれの役が持つ背景を理解して舞わんと、全部同じになる。
又、激しく舞った後の口上はしんどいが、そこを耐えて、しっかり言わんといけん。
口上には切るべきところ、切ってはいけないところがある。
そこをちゃんとせんと、せっかくよく舞った後でもその神楽は死んでしまうと思う。
お話を伺った後だと、拍手にも力が入ります!


~第六幕 天ノ岩戸~
岩戸開きの意味合いから、まつりの初めに舞われることの多い、天ノ岩戸。
梶原神楽団では、夜明かし奉納の際、夜が白々明けるころに舞うというのが昔からの習わしだそうです。そして夜がすっかり明けたころに、大蛇で終えるのだそうです。


長い時間をかけて人の手・油で磨かれた宝の面。
これからも長く使いたいので、一度修理に出したいと思われているようですが。
面の色が新しく変わってしまう恐れがあるので、悩みどころだということです。




続くよ~ン
2013,11,15 Fri 16:41
