『良い所がある!』と引っ張り出されたのはツワブキとりでした。
“ツワブキの野”から津和野町になったんでぇーなどと上機嫌で、
歩きにくい線路脇をよろよろ歩いて歩いて、急斜面に広がるツワブキの群生にたどり着きました。
陽当たりのいい斜面に、潮風が春を運んでいます。
綿をつけた若芽がたくさんで、キリがないほど。

膿出しや腫ものに効果があるそうだ。
大袋2つ分をヒィヒィ言って持って帰ると、おばあちゃんが悲鳴を上げました。
『
バケツに移し、熱湯をかけ無心でひたすら皮をむく。。。
すると、指と爪が灰汁で真っ黒に
結局、磨きながら慎重に伸ばしてきた爪を短くカット。
後で聞いたのですが、酢で洗うとほとんどキレイに落ちるんだって。
・・・早く言って

(おばあちゃんが
大切な人と『折居(おりい)駅』で待ち合わせ。
話込んで別れた後、懐かしい夕景色に包まれていました。

フワフワの泡になって、飛んできます。




ウィキペディアに折居駅が載っていました。
8年前のデータでは、一日の平均利用者が21人。
でも、今はもっと少ないんじゃないかな。
海沿いを走る列車。季節ごと、時間ごとの眺めがすばらしいのです。
特に、夕陽色に染まる車内。。機会があればお出かけください

2011,03,30 Wed 23:57
