ロビーから屋上庭園を眺める。月が真正面に昇るのは9月と3月。
朝早く出て濃霧を走り、“奥田元栄・小由女美術館”へ行ってきました。
東から昇る月が、屋上庭園の池に揺れて
『日本で一番、月が美しく見える美術館』として知られます。
ちょうど今夜は満月で、開館時間も9時まで延長される日ですが、この大粒の雨。3年ぶりの皆既月食も残念です。
さて、お目当ては『フランダースの光~ベルギーの美しき村を描いて~』。
19世紀末から、20世紀初頭、ベルギーのフランダース地方にあるラーテム村が舞台。
この村の豊かな田園風景は、多くの芸術家たちの心を奪い、芸術村が誕生するのです。
絵画・彫刻、約90点の展示。印象もいろいろ。
中でもラーテム村の素朴な田舎風景と、人々の生活を描いた油彩は、光に満ちていて、気持ちが安らぐ作品が多い。
ゆらゆらした木洩れ陽とか、乾し草の香りとか。
形の無いものまでキャンバスにのせることができるなんて、すごい。
100年以上も前の、行ったこともない風景は、懐かしさに溢れています。
。。。大田舎で育ったかいがあったってもんです
1月10日(月・祝)まで開催。
9:30~17:00。休館日に注意。
問:0824-65-0010
休憩スペースで腰をかけてゆっくり。
冬の雑木林が広がります。
レストランで『マドモアゼルランチ』をいただきました。
メインは、はまちのポワレ(蒸し焼き)。
。。マドモアゼルは未婚女性、とかお嬢さんって意味だったよね~。
『ご注文は?』
『マ、マドモアゼルランチ 』。。頼みにくい~っ
2010,12,21 Tue 17:27