今朝は自転車屋さんの前に、列が出来ていていました。
コロナ以降一番活気のある春を、あちらこちらで感じます。
カープも明日開幕戦、DeNAですね。
昨年は勝ち越した相手ですが、何かと因縁を感じるチームではあります。
ここは白星発進で
後半も長くなりますが、お付き合いくださいませ
では、たこ初食堂でお腹いっぱいになったところから。
~第三段(午後の部)~
亀山社中の小川徹代表に、植田蛇胴製作所へ案内して頂きました。
昨夏に続いて、2度目の訪問です。
新芽の香りと爽やかな潮風に包まれていました。

制作者の植田倫吉さんと、大倉団長さんたちの打ち合わせを見学していましたが。
注文は真剣勝負ですね!特に色についてイメージを伝え合うのは難しいものだと感じました。
“大蛇の頭、或いは尾を持って来られると間違いない”というお話も伺いました。
なるほど。。。φ(・ω・。)カキカキ
思ったより早い、数か月後に納品予定となり、新しい蛇胴の到着を楽しみにされています。

その道を究められるマイスターには、大きな大きな人柄が滲みます。
植田さんに、今回もお逢いできて嬉しかったです。


植田蛇胴製作所
https://www.kankou-hamada.org/guidepost/6591
~第四段(続いて午後の部)~
熱田・長浜の港を見渡せる坂道を移動して。
植田蛇胴製作所から近くの、柿田勝郎面工房へお邪魔しました。
こちらの面工房へ伺うのは久しぶりの事になります。
私はまだ、扉を開けると、勝郎面師がいつもの場所へ座って居られるように思うのです。
柿田勝郎面師は雲の上の方のような、偉人である一方で。
優しくお茶目な方で、笑い話も沢山あります。
また、お会いしたいな。。。

この訪問の目的は、川北神楽団の鍾馗の面の修理の依頼でした。
2代目・柿田兼志面師が面を手に取り、間違いなく勝郎面ですねと確認され。
修理は充分に可能とお返事されました。
鍾馗大神の郷田さん、大疫神を舞う藤田さんも安堵されたのではと思います。
そのやりとりを見学させて頂いて。
面には神楽団・社中、神楽人の歴史やら念やら。。。凄いものが宿っているのだろうと。
改めて、感じさせてもらった良い時間でした。
又、鍾馗大神のお髭を兼志さんがブラシで手入れすると、みるみる間に髭が倍に膨らんで魔法のようでした
(お客様が絶えず来られていたので、お写真控えております)
柿田勝郎面工房
https://kakita.ai-fit.com/
~第五段(夕方の部)~
この日最後の予定は、意外なものでした。
亀山社中の道場に伺い、小川徹代表を先生とした“力紙折り方講習会”。
大倉団長が以前より希望されていたそうです。

力紙って、神楽の中の景色に溶けて見えるくらい自然だけど。
姫が着けると可憐さを増し、翁が着けると風格を増す等、不思議な装飾。
又、“力紙”は昔から様々な場面で多種多様な意味がありますが。
現在の神楽の力紙は、歌舞伎から導入され比較的新しいオーナメントになると考えられるそうです。

小川代表は、もともとは後頭部を隠すための装飾ではないかと解釈されていますが。
現在、社中さんによっては、更に高い位置につけておられ、ひとつの文化としての確立も示唆されていました。
私は折るのが楽しくて、あれから手元の紙で、狂ったように折っています
ひとつの文化が、人から人へ伝わっていく場面を目の当たりにしました。

※色紙を両外側に出す折り方もあります。
大倉さん、藤田さん、郷田さん、小川さん、この度は貴重な体験をさせて頂いて有難うございました
2024,03,28 Thu 15:13
川北神楽団の大倉幸人団長より。
『今度浜田で色々あるんよ、行かん?』とご連絡を頂きました。
それはそれは興味深いツアーで、『ぜひ!』とお返事しました。
今更感もありますが、ブログを読んでくださる皆様にも、ぜひ春のドライブなどで足を運んで頂きたいなと。
五段に分けてご紹介します。

~第一段(午前の部)~
当日は早朝、加計に集合。
川北神楽団・副団長の藤田賢司さん、事務局の郷田亮さんもご一緒できて、4人で出発しました。
まずは金城の「神楽ショップ桑の木」へ到着。
神楽関係者の皆さんで、行ったことないが方はほとんどいらっしゃらないでしょうね。
私は初めてでした。

何でもある!神楽ショップ、品揃えは常に400~500点だそうです。
白衣袴も陣パチも天冠も、商品として並べてあると別物に見えます。
でもいつか、誰かと一体となって舞台を飾るのでしょうね。
その日を待っている全てのものが、いじらしく見えました。

様々にお買い物をされましたが、その日のお持ち帰りはえびす様で使われる魚籠(びく)。
色白でフィット感抜群の高級品です。
いつお披露目となるか、楽しみにしていてください



神楽ショップ桑の木
http://kagura-shop.com/
~第2段(正午の部)~
続いて、亀山神楽社中の小川徹代表と合流。
小川さんと川北神楽団の皆さんは、元団長の佐々木浩司さんの時代から公私にわたり長いお付き合いが続いているそうです。
ということで、初めに小川代表に連れて行って貰った場所は、昭和18年創業の老舗、たこ初食堂。
人気店とあって、すでに駐車場が一番奥の狭~い場所しかなく。
郷田さんが慎重に慎重に。。。繊細な技術でピタッとおさまった瞬間、手前の車が2台出ていき皆で爆笑しました。

私は、この有名なお店の事を全然知りませんでした。。。
洋食が中心ですが、他にもメニュー豊富です。
落ち着いて過ごせる、レトロな雰囲気も素敵でした。
とんかつのデミグラスソースがとても美味しくて、近々絶対に祖母を連れて行こうと思っています

とんかつ付きランチ1300円。全部が良い感じ。

藤田さんのプレートだけトマトが乗っていなくて「それはかえって当たりだよ!」と、またみんなで笑いました。
たこ初食堂、詳しく掲載されています
https://na-na.media/takohatsu_syokudo/
第3段へ続く
2024,03,27 Wed 14:54
友人の家で、こんなカップが出てきました。

ネコの頭を掴んでコーヒー。。。飲みにくいっ
でもウサギバージョンがあったら、やっぱり買うと思うな。
~旭神楽団 武蔵野ヶ原 ~10月18日
ひろしま神楽は、日本全国を旅する文化と表現されますが。
旭神楽団の武蔵野ヶ原も、その一つで、ひろしま神楽の懐の深さを思います。
この舞が長い眠りから覚めたのは、およそ20年前。
台本を整え直し、面にも並々ならぬ思いを込めての再演となりました。
この舞を懐かしいと、様々な情景を重ねられる神楽ファンの方もいらっしゃいます。
一つの舞が、時代を超えてリレーされる姿は人の心の豊かさを感じます。
武蔵野ヶ原が10年後もその先も、旭神楽団の名物でありますように
大太鼓:砂田寿紀さん、小太鼓:竹森英幸さん、
手拍子:隅中 琉さん、笛:川手秀則さん。
新田有国:菅田 淳さん、草壁幸盛:隅中裕幸さん、
茅姫:小林大地さん、白竜丸:法地裕樹さん、
赤竜丸:箕田和樹さん、竜鬼茅姫:橋本一也さん。
~あさひが丘神楽団 土蜘蛛 ~10月25日
この日は、県民文化センターが特別な劇場になったようでした。
『あさひが丘神楽団の!土蜘蛛』です。
魅せたい・表現したい神楽を形にするために、事前に会場の下見とスタッフ皆との打ち合わせ等、余念なく準備を進めてこられました。
およそ40分のひと演目にかける気持ち。
仕掛けも舞も、感嘆の声に包まれて。
舞台袖の皆が、ハイタッチで喜んだ日。
リスペクトしかありません
大太鼓:小田徹也さん、小太鼓:藤本靖浩さん、
手拍子:山本陽葵さん、笛:橋岡菜緒さん。
源頼光:石橋一樹さん、卜部六郎季武:山田悠人さん、
碓井太郎貞光:東 勘太さん、胡蝶:谷山立樹さん、
土蜘蛛の精魂:山本成希さん。







☆2024年ひろしま神楽定期公演、あさひが丘神楽団の皆様の出演は10月16日(水)「天神記」の予定です。
2024,03,26 Tue 16:02
目の前に、綺麗な子が飛んできてくれました。嬉しい
およそ5年前の出来事を思い出しました。
当時、気になる古民家にて、あり得ない写真が撮れてしまい。
いわゆる“そういった力”のある方に、その写真を見て貰いました。
その方は、北関東に住む方で面識はありません。
写真については、長年古民家に住まいする可愛らしい3人の童さんの存在を指摘され納得しました。
しかし、問題はここから!
私に憑いている生霊が写真に写り込んじゃってますよ、と。
Vネックの白いセーター、長い髪、若い女性。
足元から私を見上げ「恨めしい、恨めしい」と繰り返していると。
え、そうなん
お祓いにでも行った方が良いですか?と尋ねますと。
生霊は好き勝手に憑いたり離れたりするから、気にしなくて良い。
ただあなたが、人を裏切ったり妬んだり、他人を貶めるような気持ちで生きると生霊は喜んで禍を呼ぶ。
謙虚で誠実な毎日を過ごしてくださいね。
というアドバイスでした。
『なんて恐ろしいの (꒪⌑꒪)』と震えたわけですが。
一晩寝るとケロッと忘れ、今日に至ります。
生霊も憑き甲斐がなく、さっさと離れていったのではないかと思っています。
万が一、生霊に憑りつかれても!考え方次第ですね
又、この北関東の方とはもう一お話する機会に恵まれ、驚くべき展開がありました。
それはまた別の機会に(*^_^*)
イモリ、かな?イモリには気の毒なことです。
ひろしま神楽定期公演、10月続きまっす。
~今田神楽団 葛城山~10月11日
葛城山は今田神楽団の得意演目です。と、上演前にご紹介した通り。
無駄なく原点ともいえるであろうシンプルな葛城山を、興奮しながら夢中で拝見しました
大野団長がよくおっしゃる「舞子・奏楽一丸」は、個々の磨かれた技術を結集して叶うものと思いました。
ところで、50肩をものともせず、力を振り絞って大太鼓を叩かれたという大野団長。。。。
その後、肩の調子はいかがですか??
大太鼓:大野真司さん、小太鼓:冨田里絵さん、
手拍子:田中晃文さん、笛:岡田真季さん。
源頼光:香浦匠汰さん、卜部六郎季武:竹下靖彦さん、
坂田金時:山本諒平さん、胡蝶:上中寛輝さん、
土蜘蛛の精魂:冨田雄太さん。
☆2024年ひろしま神楽定期公演、今田神楽団の皆様の出演は9月25日(水)「山姥」の予定です。
2024,03,25 Mon 16:04
三矢の里大会は、もう17回目の開催なのですね。
これまで同日に公演が被り続け、長年行くことが出来ませんでした。
今日は6団体・7演目をじっくり拝見。
なんて良い休日だったのだろう。
大太鼓・小太鼓・手打鐘・笛の4人のみ、厳かな、しかし朗らかな胴の口。
(だいちゃん、目つむりに写っててごめんよ)
又、吉田神楽団の「六条」の初見も叶いました。
直接見るまで、画像も映像も一切見ないようにしてきました。
源氏物語の中でも六条御息所は、格別に魅力的なキャラクター。
教養があり美しく洗練された、非の打ち所の無い貴婦人も、嫉妬に狂えば生霊となって憎い女性を憑き殺す。
うたた寝からふと目を覚ました時、自分の髪や衣服にまとわりつく加持祈祷の匂いに何を思っただろう。
御息所は、神楽「六条」で舞えば勧善懲悪の鬼として描かれ“生霊は成仏得脱の身となる”と結ばれます。
切なかった
御息所の生霊が葵上に憑き殺そうとします。
10月の出演神楽団も個性豊かと言いますか。。。濃いっ
~才乙旭神楽団 塵倫~10月4日
神楽幕に、高さを出す箱(呼び方がはっきりしません)からしてもう!大好物過ぎます。
この度の塵倫も、格好良くて悶えました。
手道具が放つ音にも、シビれます。
矛盾していますが“どろくさいのに洗練されている”と感じます。
大太鼓:向田拓夫さん、小太鼓:向田英章さん、
手拍子:岡杖佳世さん、笛:藤澤竜緑さん。
帯中津日子:藤澤健次さん、高麻呂:四郎田 佳一さん、
塵倫:市川健吾さん。
2024,03,24 Sun 23:54
