今日は綺麗な青空でした日に日に遠ざかる、ツクツクホーシの声。
もしかしたら今日が聞き納めになるかも、と思いました。
では神楽スペシャルに戻りまして～大江山三段返しは、琴庄神楽団へのリレーです。
人の弱みが好物でしょうか。～第三幕 琴庄神楽団 羅生門～
乳母・白妙の中に入り込み、綱の情を操る酒呑童子。
座礼で顔を伏せる時は、肩を震わせ可笑しくて仕方ない様子に見えてきます。
そして腕を取り返し、無邪気に喜ぶ姿は愛嬌いっぱい。
“鬼の鬼たる所以”と“鬼には鬼の情”を以て、ここでは鬼たちの勝利となります。
源頼光：太田 学さん、渡辺綱：山根 陵さん。
白妙：菊本靖彦さん、酒呑童子：東 成憲さん。
茨木童子：栗栖和昭さん。
大太鼓：太田 守さん、小太鼓：山本智之さん。
手打鉦：石田 成さん、笛：崎内佑結さん。
大江山へ続くよっ
2015,09,13 Sun 22:28
加計競演へ行ってきました“白熱”でした！
昨日１６歳の誕生日だった娘が『誕生日プレゼントとして、神楽を観に連れて行って。』と言い出したので。
部活の帰りを待って、一緒に出かけました。
久しぶりの神楽は、やはり楽しくて楽しくて！最高の誕生日プレゼントになったそうです
ところで、中国新聞のＣｕｅについて色々声をかけて頂いて有難うございました。
女子？女子なの？？という多数方の疑問については、男子じゃないので、女子で正解ということにします。
それからくれぐれも、昨日のＣｕｅで生ごみを包んで捨てないようにねっ
～第６８回 西中国選抜神楽競演大会 結果～
○新舞の部○
優勝 横田神楽団 滝夜叉姫
準優勝 大塚神楽団 羅生門
○旧舞の部○
優勝 松原神楽団 鐘馗
準優勝 大都神楽団 天神
○個人賞○
新舞 舞の部 大塚神楽団（羅生門） 童子化身：竹田淳一さん。
新舞 楽の部 横田神楽団（滝夜叉姫） 大太鼓：増田和也さん。
旧舞 舞の部 松原神楽団（鐘馗） 素戔鳴尊：本家久史（ほんけひさふみ）さん。
旧舞 楽の部 後野神楽社中（黒塚） 小太鼓：長谷川一樹さん。
あめでとうございます。
2015,09,12 Sat 23:22
狂言を見に行ってきましたこれまで、能と能の間に１曲挟まれる「本狂言」は観たことがありますが。
狂言を３曲続けて鑑賞するのは初めて。
狂言について全く知識がなく不安でしたが。
一言でいうと「笑劇」なんですね。
今日の「鬼の継子（ままこ）」「梟」「死神」という３曲も本当に面白かったです。
その中でも「死神」は。
古典落語「死神」を狂言化したもので、１９８１年に初演を迎えた新作狂言。
人気曲と紹介されましたが、なるほど吉本新喜劇ばりの笑いで、涙が出ました
狂言も又、約束事を楽しむ古典芸能なんですね。
能舞台・老松を背景に、主に会話形式で成り立ち。
歌・舞・さまざまな小道具もあり、語り手も登場します。
物語も言葉も、現代のものが豊富に取り入れられ、分かりやすく。
パンフには、結末を書いていないあらすじと。
“ここで笑ってね”という、見所が紹介してありました。
ぜひ、別の曲も観てみたいなと思います
もうすぐ本番。エネルギー満タン
では、お笑い・チャリ繋がりで神楽スペシャルから！傘売りさんが会場を湧かせる「戻り橋」です。
「あなたが選んだ鬼の舞」前半は、酒呑童子と茨木童子の人気を集める、大江山三段返しのプログラムとなりました。
人生２回目のチャリを前に、チャリの先輩・栗栖和昭さん（琴庄神楽団）からガイダンスを受ける、傘売り・戸田邦昭さん。～第二幕 上河内神楽団 戻り橋～
上河内神楽団では、大江山三段の物語は、相当古くから舞われていたようです。
『私のおじいさんの頃には舞っとった記憶があるからねぇ。。。』中村潔文団長のお話です。
聞けば聞くほど“古くて新しい”お話がいっぱいですね。
それから話は、中村団長の記憶の中へ。
『小さいころは父が神を舞いよるのを、ずっと側で見よってね。それが当たり前で、神楽が好きじゃあいうて特に思わんかったのに、いつの間にか団長をやらせてもらって・・不思議よね
』神楽の里で育つ子供たちにとって。
神楽に打ち込む父親の背中の大きさは、一生ものなのかもしれませんね。
碓井貞光：織田健斗さん、渡辺綱：河野 建さん、
傘売り：戸田邦昭さん、茨木童子の化身：藤田浩記さん、
酒呑童子：石川啓介さん、茨木童子：藤田浩記さん。
大太鼓：河野達也さん、小太鼓：石川直樹さん、
手打鉦：藤田隆幸さん、笛：後藤優希さん。
続くよ～
2015,09,11 Fri 22:58
９月は式典や記念行事がとても多いです。
今日は、交通安全功労者表彰。
車を動かすのは人の気持ち
喝を入れてもらったような気がします。
久しぶりに南一誠さんともご一緒して“それ行けカープ”を熱唱しました。
この時期、歌詞がやたら沁みる“それ行けカープ”『今日のカープは絶対勝つ！』って力強く宣言されていたので、勝って良かった。
自力優勝も、まだほっそーーーーーい糸で繋がってますよね？よね？？
明日からの阪神戦。。。
ハラハラドキドキ、怖くておもしろいですね
ではこのあたりでまたまた季節を巻き巻き～
神楽スペシャルを少しずつ振り返ってみます。
今年は「あなたが選んだ鬼の舞」。
プログラムは皆さんのアンケートを基に組まれていました。
アンケート結果は・・・
五月姫（滝夜叉姫）。
鬼女紅葉（紅葉狩）。
土蜘蛛の精魂（土蜘蛛）。
酒呑童子、茨木童子（戻り橋）（羅生門）（大江山）。
塵倫、大鬼神（伊吹山）、犬神丸（鈴鹿山）、大疫神、と続きます。
脈々と受け継がれてきた郷土芸能の中に生きるスターです。
心涼やかに。～第一幕 琴庄神楽団 神迎え～
幕開けの喜びに満ちた儀式舞。
四季の神・四方の神、色彩豊かで華やかな様子に心が弾みます。
八百万の神々と先祖の魂をお迎えするために、先人たちも、最高の礼を尽くして舞っていたんだろうな、と想像します。
この日、琴庄神楽団の皆さんは、舞も奏楽のメンバーも“新しい組み合わせ”で臨まれました。
フレッシュなスタートです。
舞人：東 成憲さん、菊本 凌さん、沖田将之さん、石田 成さん。
大太鼓：菊本靖彦さん、小太鼓：栗栖和昭さん、
手打鉦：桑本芳雄さん、笛：平本愛深（あみ）さん。
続きます。
※写真は全て舞台袖から。撮影・掲載、主催者許可有。
2015,09,10 Thu 23:33
今日は私的事情で定期公演の司会をお休み致します。
出演は大森神楽団の皆さんです。
初めて大森神楽団の神楽を拝見したのは「戻橋」でした。
広島の神楽に出逢ってまだ間もないころ、洗練された舞台に魅了されました。
久しぶりの「戻橋」観たかったなぁ。
皆さん、堪能なさってくださいね
孤高の戦士、旅の幕開けです。では続いて、富士神楽団の皆さんをご紹介します山田稔団長の幕間のお話です。
このお時間が、まるでドリフのコントのようだったのは・・・
山田団長の持ち味のひとつかと・・・
さて、この日お客さんにまず聞いて頂きたかったのは、富士神楽団の名称由来です。
（以前もご紹介したことありますね）
天津神の使いであった鵜が、富士山から高千穂へ向かう途中、羽を休めるため舞い降りた場所。
それが富士神楽団の氏神神社・富士神社の由来なのだそうです。
大空から眺め選んだこの場所に、優れた何かが見られたのでしょう。
壮大でドラマチック！このお話、好きなんですよね～
そして、１１月の大朝競演のＰＲのために。
大朝競演大会実行委員長の長田淳一さんにもお越し頂き、大々的にＰＲして頂きました。
そ～です。大塚神楽団の長田さんです！
新舞の部で競うライバル、そして志をひとつにする同士。
今年５２回目を迎える故郷の神楽のご紹介は、お二人とも、高らかで誇らしげでした。
熊襲の頭目、川上武。恐ろしげな風采です。でもね・・・～第二幕 熊襲～
『初披露が平成１１年の秋だったと思う』とおっしゃいます。
奉納神楽で、悪狐伝のような、氏子の皆さんと和やかな雰囲気を共有できる演目がもうひとつ欲しいと、オリジナリティ豊かな熊襲が誕生しました。
小碓命の冷徹さが、悪の魅力を高める熊襲です。
大太鼓：山田 稔さん、小太鼓：浅原裕亮さん、
手打鉦：柏原健太さん、笛：脇本真自さん。
小碓命：小笹陽二さん、川上武：梅田翔太さん、
弟：日高勇人さん・竹岡聖司さん。
二人の弟にとっては尊敬する兄貴。そしてここからは弟たちのオンステージ。
オリンピックのあの話題や、１０万円クイズなど。今日この時・この時代を皆で分かち合います。
武に頼まれた、新築祝の酒と女を手配に向かいます。
丁度そこに、美しい女（の姿をした小碓命）が現れるわけですよっ
宴は盛りに盛り上がり。
色香で武尊を誘い。
油断大敵。武は打ち取られます。
事情を知った弟たち。
激しい立ちまわりが続きます。ビリビリです。
そして最期の時には、兄の名「武」を命に託し絶命します。悪の清々しさがあります。第52回大朝神楽競演大会
11月7日(土) 14時開場 15時開演
大朝中学校体育館
入場は無料（御花で開催運営しております。ご協力をお願致します）
（旧舞の部）
朝間神楽団 筏津神楽団 枝之宮神楽団 小枝神楽団 小市馬神楽団 郷之崎神楽団 八栄神楽団
(新舞の部)
大塚神楽団 富士神楽団 宮之庄神楽団
(特別出演)
谷住郷神楽社中 東山神楽団
※まもなく演目が決まり次第、プログラム発表となります。
大朝で、お待ちしていま～す。2015,09,09 Wed 09:03
