2017,06,17 Sat 23:48


雨の気配を探しますが、雲一つない青空。
皆様今日は、どちらへお出かけですか?
私はこれから千代田競演ですっ。
シナリオOK、カメラOK

では出掛ける前に。
来週末24(土)・25(日)に開かれる「いわみ子供神楽フェスタ・20周年記念大会」をご案内します。
大会として20歳を迎えられ、二日間に渡って盛大に開催されます。
関係者の皆さんは、準備も大詰めです。
この舞台で、かつて舞った経験を持つ多くの方々が。
現在スタッフとして、大会の運営に関わっておられます。
かけがえのない、尊い循環です。
子供たちの神楽への想いは、浜田の神楽の未来、故郷の未来を築いていくものですね。
私も大人(と申しますか、おばはん

神楽のある故郷に生まれ育ったことを誇りに思い、感謝しています。
この大会に向けて、胸躍らせ稽古を積んできた子供たちの舞を、二日間しっかり楽しませて頂きます



涙が出るほどゲラゲラ笑わせてもらって、後半の合戦では真剣な表情に涙腺崩壊。
※今年は武の内を舞われます。
ところで、前回の19回大会で気が付いたのですが。
配役などの名前をよく見てみると、同級生の子供だったりなんかして。
それはそれで『なんだってー

・・・はともかく。
ぷっくりもちもち桃色に輝く頬の、神。
面と2頭身の、鬼。
途中で眠たくなってしまうが、なんとかこらえて手拍子を擦る幼稚園組。
高くて愛らしい声の、口上・・・
かと思えば、会場を圧倒する切磋琢磨のプロ意識。
キュンキュン鑑賞が待っていますよっ。
マイナスイオン漂う会場に、皆様、ぜひぜひお越しください!


『ホントに子供たちが舞う大蛇?!』が正直な気持ちです。※今年もとりで大蛇です。
いわみ子供神楽フェスタ 20周年記念大会
島根県立石見武道館(浜田市黒川町3735)
6月24日(土)11時30分開場 12時開演
25日(日) 8時30分開場 9時開演
(シンポジウム「子供神楽の未来(仮題)」13:05〜)
☆24日 プログラム☆
四 剣 石見神楽 長浜社中
八 幡 美川西神楽保存会
塵 輪 石見神楽 長澤社中
恵比須 谷住郷子ども神楽教室(江津)
天 神 本郷神楽社中(旭)
頼 政 佐野子供神楽社中
神 武 石見神楽 亀山社中
☆25日 プログラム
岩 戸 大尾谷子供神楽団
人 倫 有福子供神楽社中
道がへし 上府子供神楽団
武の内 後野神楽社中
八 衢 下来原西組神楽社中(金城)
恵比須 石見神楽 清見会
シンポジウム
兼 連 岡見てんつくてん(三隅)
頼 政 西村子供神楽社中
大 蛇 周布青少年保存会
※プログラムは変更になる可能性があります。
※ビデオ撮影禁止
入場料(2日間通し券)
一般(高校生以上) 前売1500円 当日2500円
小人(小・中学生) 前売500円 当日1000円
問:どんちっちサポートIWAMI (いわみ子供神楽フェスタ20周年記念事業実行委員会)事務局 0855―25―5021


先々週開かれた、戸河内競演では。
大尾谷子供神楽団の皆さんが、 特別出演で恵比須を舞われました。
この恵比須さんは、前半こそ、大人(だいじん)と共に石見らしい厚みを舞っておられましたが。
後半のしなやかさは、もう抜群!
又、鯛の締め方は一流で、広島とは趣の異なる恵比須で観客を大いに沸かせ、特出の大役を果たされたのでした。


そして、この恵比須大神を舞われた、小学校3年の梶谷旦(かじたにいづる)君こそ。
この度の子供フェスタの特別プログラム・シンポジウムで。
私が話を聞かせてもらう、3人の子供達の中の一人!
数日前の打ち合わせでお逢いした時は、その偶然にビックリ、嬉しかったです

縁と言うのは本当に不思議なものですね。
このシンポジウムが旦くんにとって良い思い出になるよう、何より楽しい時間を一緒に過ごそうと思っています。
~大尾谷子供神楽団 恵比須~
大太鼓:山田 宙(そら)さん《中2》、小太鼓:佐々木一真さん《6年》、手打鉦:宮津捷太郎(かつたろう)さん《4年》、笛:福富千遥(ちはる)さん《中1》。
大人:梶谷 和(やまと)さん《2年》、恵比須大神:梶谷 旦(いづる)さん《3年》。




一心に舞う姿に、喝采がおくられます。







2017,06,17 Sat 09:13


でも、丸選手の離れ業に救われたな・・・
と、多くの方が気持ちをひとつにしているはず!
明日があるさ~



この度の幕間には、お二人に登場して頂きました。
まずは笛の岡田真季さん。
北広島町観光協会におつとめの立場から、千代田競演のご紹介がありました。
神楽団が主催運営する千代田競演。
千代田15団体が、年毎に、出演者とスタッフ側に交互に別れ、違う立場で支え合う大会である事。
地元で舞う緊張感は格別で、その切磋琢磨をぜひ見て頂きたいこと等々、千代田競演への大歓迎をお話されました。
又、岡田さんは中学のころ入団され、今や今田神楽団・女子~ズの一員として陰日向に活躍されていますが

これまでの伝統という流れの中、男性が多い神楽の世界については、女性であるという意識は全くないとお話され「着替えも一緒というくらいなので

小さい頃から共に過ごしてきた神楽団の皆さんとの特異な関係は、控室でのやりとりに常に滲み出て、心から羨ましいと思います



さて、もうお一方はもちろん、森廣洋さんです。
山姥での頼光から、妖艶さをまとい目力ある胡蝶の姿に身を変えての登場は。
会場の皆さんの『おお~っ』という驚きの声に包まれました。
本来であれば、森廣さんの素朴でひょうきんな人柄を前面にお話頂きたいところですが

葛城山の上演前!胡蝶さんのイメージもありますので、ここではビシーっと決めて頂くことにしました。
今年2月に団長さんとして就任され、およそ4か月。
29歳の若き新団長はどんな思いで過ごしてこられたのでしょう。
『団員皆、そして他の神楽団の団長さん方に支えてもらい、自覚を持つ時期だった。自分に何ができるか、これからです。』
噛みしめるように、ゆっくり伝えられました。
神楽一心の今田のエースが、いよいよ大海原へ漕ぎ出す、そんな印象を受けました。
さて、恒例のお盆神楽は8月12日(土)の開催です。
今年のゲストは、上石神楽団と飯南神楽団の皆さん。
詳細は追ってご案内致しますので、皆様も暑くて熱い公演へのご準備を余念なくお願いします



~第二幕 葛城山~
今田神楽団では、かつては新人さんの登竜門であったという葛城山。
近年これを磨くうちに、個々の技量も磨かれ、更に注力し試行錯誤を重ね。
「今田神楽団の葛城山」として、志高く育てているとおっしゃいます。
大太鼓:大野真司さん、小太鼓:岡田真歩さん、
小太鼓:河野隼人さん、笛:岡田真季さん。
源頼光:香浦匠汰さん、卜部六郎末季:上中寛輝さん、
坂田金時:山本諒平さん、胡蝶:森廣 洋さん、
土蜘蛛精魂:冨田雄太さん。












上演後のホッとしたひととき、女子力高く、キャッピッとな

右は森廣 洋団長。左は香浦匠汰さん。
(寿希哉くん、ありがとうね)
次回6月21日(水)の定期公演は
三次市から伊賀和志神楽団の皆さんをお迎えします。
「葛城山」「塵倫」です。
優雅でノスタルジックな伊賀和志神楽で、心地良い時間を過ごしてくださいね。
広島県民文化センター18時開場 19時開演。
(082)234-2311


2017,06,16 Fri 21:29


交流戦・首位なんて、こんな順位表見られるなんて

残り3試合、ソフトバンク。
この3連戦こそ大事、優秀の美を飾って欲しい!


今田神楽団の皆さんをご紹介します。
新生・今田神楽団長誕生に、最近舞い始めたいくつかの演目など話題も多く。
又、明後日17日(土)に開かれる千代田競演・直前の出演で、意気込みに溢れた舞台となりました。
目標に向かって懸命な姿は、眩しい!
お客さんからは、力強い激励の拍手が送られていました。


『ささっ、食べたりしないから、真ん中へお入りんなさい

~第一幕 山姥~
今田神楽団と言えば、代表演目の殺生石や、鬼舞のイメージが強い中。
団員個々の幅を広げようと取り組んだ山姥は、昨年初披露となったまだ新しい演目です。
舞う度徐々に、しっくりと体に馴染んでいく舞とおっしゃいます。
岡田真季さんの笛の音色は、出だしから物悲しさで胸を打ち。
まるで、語り部のような役目があるなぁと聴き入りました。
大太鼓:大野真司さん、小太鼓:岡田真歩さん、
小太鼓:庭尾智樹さん、笛:岡田真季さん。
源頼光:森廣 洋さん、渡辺綱:香浦匠汰さん、
山姥:冨田雄太さん、怪童丸:河野隼人さん。
















2017,06,15 Thu 23:59


ホッとしましたね。
再び、風が吹いております。


下河内神楽団の皆さん、後半です。
幕間は、山下清隆団長にご登場頂きました。
神楽団の紹介に続いて、山下さんご自身についてお話を伺おうと思いまして。。。
=先ほど紅葉狩では八幡大菩薩を舞われましたが、神楽ですから主役のようなものですね=
「いやいやいやいやっ

=6月28日で55歳のお誕生日をお迎えになりますね=
「いやいやいやいやっ

ご自分のお話になると、途端にシャイなお顔が出て来るんです。
そこが、お客さんが親しみを感じて頂ける人となりと思います

しかし、4歳から神楽に入り今年51年が過ぎるという話に変わると「実は10年、神楽から離れていた時期があった」とお話してくださいました。
団の中で意見が合わず、勢いで飛び出し、10年!
戻られたきっかけは、“そろそろ戻ってこい”という一言。
特別に何も違和感を覚えず戻ったというお話でした。
不思議な気持ちで聞いていましたが。
今、山下さんが下河内の団長さんであるということが全てなのでしょうね。
10年はスパイスのようなものでしょうか。
戻れと言った方も凄いし、戻った山下さんも凄いなぁと、考える程に印象深く心に響くお話でした。


(具体的に、伝えられなくてもどかし~っ。)
そしてこの日は。
山下さんのご提案により、大蛇の胴と頭を用いて解説をして頂きました。
蛇胴を1本、ステージいっぱいに広げ、その美しさや機能性について。
又、頭の内側に舞子さんの日々の工夫を見せてもらいました。
2階席から降りて、近くで見る方も沢山いらっしゃって、お客さんの興味が大きく膨らんでいくのがよく分りました。
でも、どんなに説明を聞いたとしても、その技への驚きと感心は尽きないと思います

貴重なお時間ありがとうございました。


舞台袖で舞を見つめる山田英臣さんが『うちの基本は団長なので。』とおっしゃったのがグッときました!
下河内神楽団の皆さんは、毎年7月の第3週、下河内集会所で祇園祭夏祭・前夜祭をつとめられます。
保持される十二神祇神楽と合せて5~6演目の奉納です。
今年は7月15日(土)の予定ですが、時間などご確認の上お出かけください。
又、今年は10年ぶりとなる「戻り橋」復活を目標にされています。
『若い者のやる気を大事にしてやらんとね。』と、秋の頃を目安にすると充実を語られました。
~第二幕 八岐大蛇~
プロフェッショナルな婆ちゃんの技は見所のひとつで、すっかり人気者となりました

又、大蛇のかたちょう(肩蝶・蝶々の形で肩に尾を乗せてくるくる回る個人技)が、今回もとても美しくてうっとり、ずっと見ていたいくらい。
もともと佐伯区の河内地区には8つの神社があり、そのひとつにスサさんが奉られていたそうです。
その後合祀され、河内神社となり、大蛇の奉納は特に気持ちが入るとおっしゃいます。
大太鼓:田上敬洋さん、小太鼓:広増一誠さん、
手打鉦:山下沙利奈さん、笛:青木 静さん。
須佐之男命:木村健斗さん、足名椎:河合大輔さん、
手名椎:山下伸二さん、奇稲田姫:広増 神さん、
大蛇:山下清隆さん・山下伸二さん・山田英臣さん・河合大輔さん・山下健次さん・岡本祐也さん。
※合戦、全然撮れていません、すみません。

















ご本人曰く『大爆笑中』だそうです

2017,06,13 Tue 21:37
