開演前の舞台袖で“集中”。大森神楽団の皆さん。
7月・月いちの舞は『チャリの技』でした!
チャリ舞連続4演目。
3年連続で、3回目を迎える人気の特集です。
『チャリは道化と言われ、演じる物語などを分かりやすく、面白く紹介したり、時の流行り・話題などを取り入れて“話芸”として、伝統的に神楽の中で生きてきた』(石井誠二さん筆)
民衆と神楽を一層近づけたのは、『笑い』の要素だったかもしれませんね。
~大森神楽団・悪狐伝~
珍斉の「加藤 塁(るい)」さんと、松葉の「山手 宏隆」さんは最強同級生コンビ。
ちなみに寺の裏に住んでいる“松葉さん”という役は、完全オリジナルで。
去年は“松下さん”だったそうな。力が抜けているところが良い~~
山代良忠さん、捕まる。→掃く。
この寝転がる位置が、また絶妙で。
後半からのメリハリ。
ひとつの演目に色んな表情が見られるのも魅力です。
~大都神楽団・頼政~
今回のタイトル「チャリの技」を忠実に形にした頼政。
開発センターという舞台を活かした仕掛けも、普段からの好奇心・引き出しの多さ故でしょう!
舞台人が楽しいとお客さんも楽しい。
源三位頼政は三原 雄太さん。
頼政から猪早太へ、手作りの“鎧”をプレゼント。
ガムテープで、どこでも簡単装着可能。
終始役どころに徹しながら、鵺を退治。
ところでこの日
猪早太を演じた惠木勇也さんの愛息子「相丞くん(そうすけくん・2歳半)」が舞台初登場。
袖でも舞台でも、大猿や鵺を怖がることなく、のびのびと子猿を演じました。
石見の子は逞しいよ~
相撲も強いんだぞーっ
役目を終えて、脱ぎ脱ぎ。
・・・アンパンマンが力を貸してくれていたようです
後半2演目は、続くっ
2012,08,06 Mon 23:51