

今日の差し入れは、フルーツ餅でした。
冷やしてジューシーに頂きました





6月最終公演は、今吉田神楽団の皆さんの出演です。
「滝夜叉姫」と「八岐大蛇」。
梅雨のムシムシ吹き飛ばしにお越しください!
6月27日(水)18時開場 19時開演
広島県民文化センター(082)245-2311


「第12回 あさきた神楽発表会」
初見でした、合同「鶴姫」をご紹介します。
~プログラム7番 鈴張神楽団 あさひが丘神楽団 鶴姫~
初演は昨年の冬、この舞台では3回目となる上演でした。
以前から鈴張、あさひが丘神楽団の皆さんは大江山等で、新たな形を積極的に展開されていますが。
実はこの鶴姫の構想は、かなり以前からあって。
いつか鶴姫を、という希望が生み出した2社結集という側面もあるのだそうです。
《地域や新舞・旧舞等、いくつかの枠を超えて何かを可能にしていくという形》は、ここ近年多くの場面で拝見していますし。
その手応えもこの可能性も大いに感じられているのではないでしょうか。


大三島に残る瀬戸内のジャンヌダルク「鶴姫」の伝説。
戦国の時代に翻弄される若き女性の悲劇を舞います。
静けさに人の心を舞い、激しい合戦の昂ぶりなど、展開も口上も多い神楽。
その終わりに広がる余韻を楽しむ神楽です。
〇あらすじ〇
パンフレットのあらすじをぴーちゃんこと鈴張の橋原慎也さんが、会場のお客様向けに短的に柔らかくまとめられたものを掲載します

およそ500年前の室町時代、周防長門を本拠地とする大内氏がありました。
その権力は及ぶ者なく“西の都”と呼ばれるほどでした。
中国地方を抑えた大内氏は、瀬戸内の平定を目指し、その矛先は伊予の国・河野氏へと向けられます。
河野氏の支流である大祝家(おおほうりけ)は、大山祇神社の神職でしたが、当主は合戦の折には戦場へと赴き、大内氏の2度目の攻撃で、次兄(大祝安房)を失ってしまいます。
大内氏との3度目の戦に、ついに鶴姫は自ら刃を握り鎧に袖を通し、大切な者・愛する者を守るため、戦場に身を置く決意をします。
しかし、戦を選んだ鶴姫は我が無力を知り、この世の無情を悟るのです。
今も、大山祇神社の宝物殿で、その鎧は静かに鶴姫の声ならざる声を語り続けています。
「わが恋は 三島の浦の うつせ貝 むなしくなりて 名をぞわづらふ」
大祝鶴姫:竹迫正棋さん(鈴)、越智安成:藤本靖浩さん(あ)、
大祝安舍(やすおく):山中数人さん(鈴)、大祝安房:石川昌士さん(鈴)、陶 孝房(すえたかふさ):小田徹也さん(あ)、
遠藤守靖:山田悠人さん(あ)、二木経匡(つねまさ):吉田和哉さん(鈴)、白井房胤(ふさたね):古岡和芳さん(あ)。
大太鼓:橋原慎也さん(鈴)、小太鼓:橋原義則さん(鈴)、
手打鉦:安部憂大さん(あ)、笛:山本美波さん(あ)。
※鈴張神楽団(鈴)、あさひが丘神楽団(あ)



























2018,06,26 Tue 22:51
