
当時1年生の大迫陽菜さん・作。初めて見られる方にも本当に分かりやすいです。
「第6回 比治山大学神楽部定期公演」。
最終演目は「紅葉狩」です。
紅葉狩は広島で舞われる70を数える演目の中で、一番艶やかと知られていますが。
人数、衣装、これに伴う採物を数えると、とてつもないパワーが秘められております。
当時部長の杉戸優雅さんは、幼い頃、おばあ様から神楽のDVDを買ってもらい。
収録されていた、横田神楽団の紅葉狩に幼心を魅了され、数えきれないほど見てきたそうです。
そして大学で神楽を始めてから「何時かは紅葉狩」が、杉戸さんをつき動かしていたそうです。
多くの方の協力のもと、卒業公演ともいえる定期公演で夢が叶いました。
紅葉狩を創作するにあたって。
改めて、紅葉狩の魅力に気が付いたと言われます。
雅な姫の舞、維茂を惑わせる妖美さ、夢見心地の宴、4人の合戦に、3人の合戦、神楽歌・・・
神楽部員さん皆がしたいこと、意見を取り入れながらも。
“こうやってみたい”は、全部全部は盛り込めなかったそうです。
そして練習は週4回にものぼりました。
こだわりのある演出をすれば、細部にわたる準備や練習が必要になりますが。
ひと場面ごと、それはそれは丁寧に!形にされ、気持ちが込められていました。
めくるめく展開で、ついに大王が成敗された後の、神の舞上げ。
4年生3人の、間もなく幕を下ろす大学での神楽活動。
何を思われていたでしょうか。
神楽部を応援する隣のFさんは、涙をこぼしながら観ておられました。
忘れられない紅葉狩を残されましたね。。。
第四幕 紅葉狩
平維茂:杉戸優雅さん(4年)、相良蔵人:小笠原彗洸さん、
鬼女大王:松原大己さん(2年)、鬼女:佐々木康介さん・榎並愛斗さん(2年)、
八幡神:貫名 純さん。
大太鼓:上﨑和弥さん、小太鼓:安田 暁さん、
手打鉦:佐々木宥乃さん(4年)、笛:北村春奈さん。
2025,09,20 Sat 13:36
25枚くらいになっちゃう
明日更新しますm(__)m
一足先に、上演前、紅葉狩が舞える喜びをお客様に伝えられた杉戸優雅さん(元部長・当時4年)のお写真をアップします。
ハチクマの渡りが始まっています。
例年ですと、ピークは来週と言われていますが。
渡り鳥たちは、お天気と上手に相談して渡るので正解はありません。
ハチクマたちはこれから九州を目指し。
日本最西端の五島列島などを飛び立ち。
越冬地の東南アジアへと、総延長距離1万キロの旅をします。

何の動きも無く、1時間が過ぎた頃。
これまでここでは観た事のない、60ほどのタカ柱が中国山地の山波に現れました。
上昇気流を捉え次から次に湧いてくるように、100近くになったハチクマ。
壮観な景色に動けませんでした。
しばらくすると、いくつかのグループに分かれ。
そのまま海の方へ向かうと思いましたが。
龍頭山へ真っすぐ向かってきました。
私は、とにかく興奮していて。
もうひとり、山頂で寛いでいた(全然知らない)方に。
『これから頭の上を沢山の鷹が通りますよ!』と声をかけました。
その若い男性は、最初びっくり??でしたが。
山頂を覆うハチクマの迫力と美しさに魅了されたようで。
『え、えーっ
その後、ハチクマたちは私たちの頭上で長い間旋回し。
やがて風を捕らえて、南へと流れていきました。
全て、風の神様のお陰
ここ数年、龍頭山でハチクマの渡りを観察していますが、こんな感動的な景色は初めて。
普段目に見えなくても、生き物たちは自然の摂理の中で生きてる。
秋になれば海を渡らないといけないって、誰にも教えてもらってないのに・・・
この秋のハチクマたちの渡りはまだ続きます。
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2025,09,20 Sat 00:40
