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やま・さん・ざん・せんの話。
ダイヤ昨夜はひろしま神楽定期公演ダイヤ

丁度お出掛けの時間に雷雨に見舞われました。

雨風雷をものともしない“ガッツ来場グー”有難うございました。

今日は洗ったような透明感ある青空。




上パンが膨らむような速さで湧いてくる。


2年ぶりに、茂田神楽団の皆様の「葛城山」を拝見しました。

茂田神楽団は、かつらぎさん。

奈良の葛城山は「かつらぎさん」ですね。

一般的に霊山とされる山を尊敬を込めて「さん」「ざん」と読む、或いは呼ぶと言われています。

日本七霊山のうちの、富士山(ふじさん)、白山(はくさん)、石鎚山(いしづちさん)。

スサさんが降り立った船通山(せんつうざん)などなど。

タシカニ (*ᵕᴗᵕ)⁾⁾ ウンウン

しかし、信仰対象でありながら戸隠山(とがくしやま)や三輪山(みわやま)など。。。

山(やま)と呼ぶ霊山、霊峰もあります。

それぞれの地方の伝承によるもので、なかなか一概には括れません。

因みに、中国地方に集中する“せん”という読み。

大山(だいせん)、弥山(みせん)などおよそ70あるそうですが。

“せん”は呉音(ごおん・古い古い漢字音)なので、仏教伝来に縁があると言われています。

“マウンテン”の一括りではない、日本人の繊細な感性を思いますね。


では、茂田神楽団の葛城山に戻りまして。



上茂田神楽団の“葛城山”を象徴する、鬼のフサフサの衣装。
鬼:黒田大勲(だいくん)さん。
だいくん君・・・だいくんくんlove



ベテランの皆様が魅せる得意演目のひとつ、葛城山は。

現在、世代交代を徐々に果たし。

土蜘蛛の最終面も、白色に変わっておりました。(正式には戻ったのだそうです)

しかし、増原英伸さんの美しく怪しい胡蝶は変わらず魅力的で。

この度も惚れ惚れと拝見しました。


8月27日(水)茂田神楽団 葛城山

《侍女・胡蝶に化けた土蜘蛛が、毒薬で弱った頼光を捕らえ、積年の恨みと謀を果たそうとする場面、姫から鬼へと変わる面の早替えは見逃さないようにご覧ください。

又、大きな鬼の姿となった土蜘蛛と神二人の合戦は、スピード感ある中に“やつはな”と呼ぶ美しいフォーメーションが組み込まれます。
合戦では、皆様も拍手やご声援でご参加ください。》


大太鼓:渡邉 潤さん、小太鼓:佐々木雅美さん、
手打鉦:浅井千秋さん、笛:前田奈穂さん。

源頼光:小滝達也さん、卜部六郎:角先由介さん、
坂田金時:谷口裕則さん、胡蝶:増原英伸さん、
鬼:黒田大勲さん。

























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