

花粉やら、あれやらこれやら、いわゆる塵輪のひとつが・・・
(>ω<)゙ ヘクシッ


地元・佐伯区の歴史と魅力を伝えたいと創作され。
昨年初披露となった「長門彦島(ながとひこしま)」。
『地域の英雄の物語を、良い神楽にしたいと一生懸命取り組んできました。皆さんに、一緒に育ててもらいたいと思っています。』と、西泰彦団長のお話がありました。
舞台は平安時代末期。
まずは、歴史等の背景から。
①彦島は→下関市にある島。壇ノ浦の合戦で平家が本陣を敷いた場所。
②主役である佐伯景弘(さえき かげひろ)は→平安時代末頃、現在の佐伯区を含む広島県西部地域で佐伯郡司(地域の長)を務め、厳島神社の神主でもありました。
安芸守・平清盛に仕え、厳島神社経営に関与し、平氏姓を名乗ることを許されるほどの信頼を得ます。
又、源平合戦では一貫して平家に忠義を尽くし、義理人情熱い人柄が伝えられます。
~第三幕 創作神楽 長門彦島~


~あらすじ~
長門彦島で、清盛の妻・時子から平家の覚悟を聞かされた景弘は。
清盛の残した厳島神社を守るために断腸の思いで平家に別れを告げる。
平家滅亡の後、鎌倉から、壇ノ浦に沈んだ宝剣「草薙の剣」を探し出すよう命が下る。
景弘も捜索に加わるが、宝剣を得た海神龍王の抵抗にあい、難攻する。
ここに厳島明神・市杵嶋姫命が降臨し、景弘を助けて宝剣を取り返す。
しかし景弘は「この剣にこそ清盛の魂あり」と剣を鎌倉に差し出さず、市杵嶋姫命に捧げる。


時子の凄み、壮絶な人生を思います。


壇ノ浦合戦の際、安住のすみかを汚され、怒り狂う姿で描かれます。
入水した時子から草薙の剣を奪ってしまいます。




命は宝剣を持って昇天します。
2014,04,09 Wed 10:13
