玄関にさげておきました。
朝になったら100万円入ってないかな~
見た人に幸せをもたらすという
「カノープス」という星をご存知ですか?
冬の夜空に見ごろを迎えるこの星は、-0.7等の恒星で、おおいぬ座のシリウスに次いで、全天で2番目に明るい白星ですが。
南天の星なので、南の地平線・水平線すれすれにのぼり。
・・・すぐ沈んでしまいます。
日本でも見える場所が限られていて。
南(九州、沖縄、四国)に行けば行くほど、見やすくなり。
福島県の相馬市辺りが北限となってしまいます。
しかも、地水平線に近いので大気の影響を受けやすく、夕陽の見え方と同じ、暗く赤く見えるらしい。
今年は挑戦してみたいと思っていますが。
条件がよほど整わないと、見つけることが難しそうですね・・・
イメージはこんな感じ。見えにくっ地平線すれすれ~。
又、中国では、この星の神秘な様子から「寿星」や「南極老人星」と呼ばれ。
長寿を司る縁起ものとされ、日本の七福神の「寿老人」「福禄寿」のもとでもあります。
天南星の化身・福禄寿
※画像はウィキペディアから
この伝説が現代に伝わって。
「カノープスを一目見ると幸せになれる」と広がり。
受験シーズンでもあるので、カノープスの写真をお守りにしたり、贈ったりという話もあるようです。
寒い季節ではありますが。
凍っているように、静かに煌めく星たちを眺めていると。
自分のたったひとつの望みは何か、自然と整理できるような気がします。
星に託す“願い”を“誓い”に変える強さをもって、叶えていきたいですね
広島でのカノープス観測の南中(一番高い位置・3°)参考時間
※南中前後30分が見やすくなります。
☆12月31日から1月1日、日付が変わる頃。
その後は1日4分ごとに早くなります。
☆方角・・・真南
☆南の地平線・水平線までひらけていること、その方角に光害がないこと。
☆広島市内、相生橋からも確認できたという報告有です。
☆山陰などでは、中国山地が・・・。冬休みお出かけの際にはぜひ、気にかけてみてください。
オリオンの左下のシリウスを見つけて。
シリウスのちょっと右下あたりを、下へ下へ探しましょう。
星座盤&双眼鏡もおすすめです。
2012,12,24 Mon 23:57