




風の冷たさにブルブル震える広島駅北口。
圓鍔勝三(えんつばかつぞう)さんの「朝」像をはじめて間近で鑑賞しました。
いつもなら気にかけず通り過ぎてしまうところですが。
作品と呼ばれるものは何でもそうかもしれませんが、複数人で見ると視点や角度が違って面白さが倍増しますね

さて、この「朝」の像の片方。(全体撮るのを忘れました

起床ラッパを吹く少年と鶏の像。
少年がピアスをしているじゃないかっ。圓鍔作品はモダンだなぁ・・・


そこへ、隣にいらっしゃったカメラマンのパフィン先生が一言。
『いいね!あのミノムシ!!』
よく見るとミノムシ!!
風速9mで糸が切れてしまうと聞いたことがありますが、あんな風通しの良い場所でよく無事でした





あと1か月もすれば羽化してミノガへとなり大空へ、と思っていたのですが。
羽化するのは雄だけで。
雌はガの姿にはならず。羽も手足も口もなく。
妖しい匂いを発して雄を誘い、その中で卵を産んで死んでしまい、ミノから落下するそうです。
ミノガとなった雄も口がないので、エサをとることはできません。
命のリレーをするだけのシンプルな一生です。
・・・なんか切ないな (´ω`)
しかも中国からの天敵・ヤドリバエの寄生によって絶滅の危機なんだとか。
よってこれからは、ミノムシを見つけても剥がさないように!
あたたかく、そっと見守ってあげましょうね

※ほんの一部、雌が羽化する種類あり。
2012,03,12 Mon 23:21
