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4演目リレー。


上潤んでいるような月。
せめて大雨になりませんように。。。



ダイヤあさきた神楽発表会・後半ですダイヤ

後半は、大江山へ向かう4つの物語。

たまたま各団から、この4つの演目が揃い連舞となりました。

その偶然も凄いですねぇ。


~第六幕 山姥 あさひが丘神楽団~

(先日の定期公演でもご紹介いたしましたが)

およそ2年ぶりに復活された山姥。

この間、団員さん個々の生活環境も変化し、今だからこそ!の絶好機を迎えました。

これから長きに渡って育てていく演目です。

この復活に際しては、口上を整え直し。

又、山姥の人となりを考え見つめ、役柄を40代半ばのイメージとして、面やガッソ、衣装を揃えられたそうです。


源頼光:山田悠人さん、渡辺綱:石橋一樹さん、
八重桐:藤本靖浩さん、怪童丸:小田徹也さん。

大太鼓:下田敏則さん、小太鼓:山本弘貴さん、
手討鉦:東 勘太さん、笛:山本美波さん。





















~第七幕 戻り橋 鈴張神楽団~

(この水曜日に定期公演で舞って頂いたばかりですが、それはそれとして。。。)

この度の鈴張神楽団の見所のひとつは「橋原慎也さんの太鼓のバチが3㎝短くなったこと」だったそうです。

きっと鈴張ファンの方は、その一打にハッΣ(゚ω゚)とされたこと、間違いなしですねオッケー


さて、面を変え、口上を整え直された戻り橋は、配役にも挑戦が漲ります。

坂田金時を舞う吉田和哉さんは18歳。

又、普段、神や姫を舞う方が鬼や婆へと、個々の幅を広げる演目となりました。


渡辺綱:石川昌士さん、坂田金時:吉田和哉さん、
酒呑童子:竹迫正棋さん、茨木童子:住本政彦さん、
傘売り善兵衛:薮本 司さん、茨木童子化身:山中数人さん。

大太鼓:橋原慎也さん、小太鼓:橋原義則さん、
手討鉦:大本 彩さん、笛:沖川茉祐さん。
















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この日のための。
“熊本地震”不安な夜がやってきました。

最新情報に胸が痛みますね。

熊本、周辺地域の皆様へお見舞いを申し上げます。

これ以上被害が大きくならないよう祈るばかりですね。


ダイヤ「あさきた神楽発表会」続けていきましょうダイヤ


~第三幕 天岩戸 飯室神楽団~

新舞の中に、際立つ重厚感です。しっとり。

岩戸は飯室の皆さんにとっても一番大切にされている舞。

10周年の節目に「新たな歴史の幕開け」を願って、天岩戸をもってこられました。

『半年のぶりの岩戸だったんだけど、衣装を着た練習は身が引き締まるし、団員は皆岩戸が好きだと改めて思いました。岩戸は良い舞ですね。。。』

私も、天手力男命さんの『かしこまって候』を聞くことが出来て良かったです!


大太鼓:野見山渉さん、小太鼓:吉村公司さん、
手打鉦:吉村一成さん、笛:大西菜つみさん。

天照大御神:山本隆明さん、天児屋根命:大畑 強さん、
天太玉命:湯月大生さん、天宇津女命:倉頭勇太さん、
天手力男命:下田勝行さん。















~第五幕 大森彦七(全編) 綾西神楽団~

前編とかじゃなくて、全編なんです。

綾西の創作神楽「大森彦七」と「矢取川」を、この発表会のためにひとつにまとめられました。

どこをどう魅せるか、かなり試行錯誤され、創作神楽は心身ともに消費する!と、その充実をお話されました。

楠木正成のもうひとつの伝説の中に、人の愚かさを舞い、その終わりの合戦は華やかに結ばれます。

大森彦七:(前)玉城啓一さん、(後):若林佑紀さん、
楠木正成:若林佑紀さん、楠木正季:尾崎雄二さん、
道後左衛門近信:重川繁樹さん、菊間五郎太:尾崎雄二さん、
猿又:玉城啓一さん、兵馬:松村厚志さん、虎彦:佐々木康介さん、
千早姫:若林弘志さん、楠木正成の霊魂:若林佑紀さん。

大太鼓:尾崎雅也さん、小太鼓:若林洋子さん、
手討鉦:上田楓人さん、笛:佐々木もも子さん。

☆あらすじ☆

足利尊氏は、湊川の戦いに敗れた楠木正成・正季の追打を大森彦七に命じ、正成は討たれ、正季は自害。

彦七は尊氏より褒美を授かり、領地を得、一躍豪族となり豪遊・猿楽に現を抜かす。

ある日彦七は、金蓮寺の春祭りへ向かう途中、千早姫と出会い、姫を背負って矢取川を渡るが、姫の正体は楠木正成の霊魂であった。

家来たちは、大般若教の教えをもって霊魂を調伏する。




上深い怨念を抱きながら、この世を去る正成。



上正成を討ちとり、手柄をたてる彦七。この頃は、血気盛んな英雄。



上下贅沢な暮らしにうつけ者へと変貌する彦七。





上彦七の愚かさにつけ入る、正成の霊魂が姿を変えた、千早姫。





上千早姫を背負い矢取川を渡る彦七。なんだか様子がおかしいなと思い始めています。







上下勇猛果敢で優秀な家来たちによって命を救われる彦七。
大般若経の教えをもって正成の霊は調伏されます。









綾西神楽団の皆さんは、4月20日(水)広島神楽定期公演に出演されます。

紅葉狩・葛城山です。

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南国の地震。
ダイヤ熊本、震度7ダイヤ

まだ被害状況がはっきりしないのが怖いのですが。

眠れない夜ですね。。。


ダイヤ今夜はプログラムのご紹介は置いておいてダイヤ

ロビーに展示して頂いた、亀崎神社吹火・神楽保存会の「世鬼の舞」荒平の面・衣装をご紹介します。








上これまでの面が使えなくなったため、平成7年に吉舎町の大工さんが作られた面。素材は桐です。
この面が何をイメージするのか、見れば見るほど想像力をかきたてられます。





上下大正4年に作られた、およそ100年の衣装。先人たちの誇りや願いが織り込まれているような光。







上新しい衣装は昨年秋に、かぐらやで作成。
100年後どんな輝きを放つのでしょう。。。


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おかげさまの今日。
ダイヤ今夜は、大粒の雨の中ダイヤ

広島神楽定期公演、ご来場ありがとうございました。

まだまだ冷たい4月の雨、風邪に気を付けてくださいね。


ダイヤ「あさきた神楽発表会」続きますダイヤ

亀山子供神楽と、亀山神楽団の皆さんを一緒にご紹介します。

昨年、平岡秀典さんが団長に就任された、新生・亀山神楽団。

これを機にこれまで別組織としていた、亀山子供神楽に深く拘わり「人間育成」を第一に、新体制を整えることとなりました。

今年の新年会は、大人、子供団員一緒になって70名を超える大新年会。

又、神楽団を卒業された先輩方をお迎えして労をねぎらい、“感謝状”を贈られたそうです。

その際、先輩方から「こういうことができる神楽団になってくれたことが嬉しい」と喜んで頂き“心技一体”亀山神楽団の伝承に新たな誓いをたてられました。



上伝助の坂本さん(左)源助の太田さんのおふたり。
茶利&取りまとめ役で盛り上げました。



~第二幕 源頼政 亀山子供神楽~

できるだけ多くの子供たちが役に就けるようにと選ばれた源頼政、初披露です。

裏方を担当する保護者の皆さんは、ガチガチに緊張されたそうですが。

子供たちは途中のハプニングにも臨機応変、のびのび舞い、会場からのあたたかな応援をもらっていました星


源頼政:坂本玲凰さん(小5)、猪早太:早田紫音さん(小6)、
源助:大田都築(つづき)さん(中2)、伝助:坂本沙弥さん(小6)
鵺:網目淳一さん(小6)、中猿:高田玲音さん(小3)、
子猿:坂本輝空さん(小3)・東 亨耶さん(小3)・
国重昂汰さん(小3)・伊藤 凌さん(小3)。

大太鼓:工藤翔太さん(小4)、小太鼓:国重莉央さん(小5)、
手討鉦:金升優斗さん(小2)・網目恵理香さん(小3)・大町美咲さん(小6)、笛:東 樹那さん(中1)。

※学年は、3月当時。




上地域の皆さんの大きな支援を受けて育つ子供達。一人ずつ自己紹介をしています。



上じゃがいもは本物。お客さんへのプレゼントとなりました。



上衣裳や小道具は(面以外は)全て保護者の皆さんの手作り!









上上演後は『楽しかった!』と声を揃えました。



~第四幕 頼政鵺退治―赤蔵ヶ池― 亀山神楽団~

同じ頼政でも、頼政の母の故郷、愛媛県・久万高原町の伝説。

母・八重桐は、子・頼政の立身を一身に願います。

まだ新演目としての印象で、初見の方も多かったでしょう。

親子の哀切の情を舞う中、特異な存在となる笹丸の『おーい』の呼びかけは、会場を巻き込む面白い場面になっていくと思いますグー


八重桐:森本健二さん、笹丸:坂本紘秋さん、
源頼政:平岡秀典さん、猪早太:上駄智明さん、
鵺:東 智久さん。

大太鼓:岡崎雅也さん、小太鼓:大田拓我さん、
手打鉦:下川 葵さん、笛:東 弥洸さん。




上矢竹を苅る、八重桐と笹丸。この地は双生矢竹の産地。その矢竹から優れた矢が生まれ、八重桐は頼政に矢を贈ったと言います。



上下母は、息子の出世のため、自分の命を赤蔵ヶ池の水神・赤龍王へと捧げます。





上鵺退治の勅命を受ける頼政、猪早太。鵺の正体が母であるとは、夢にも思わず。









上わずかに残る母の心が、化生のものの姿の中に、浮かんでは消えます。
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節目と弾み。
ダイヤもうツバメが帰ってきましたね!ダイヤ

日本生まれのツバメは、マレー半島やフィリピン、台湾、オーストラリアなどで越冬して帰ってくるそうです。

渡りで疲れた小さな体で、一生懸命巣作りしているんですね。。。


ダイヤそれではダイヤ

今年3月、10周年の記念公演を迎えました、「あさきた神楽発表会」をご紹介してまいります。

振り返れば、試行錯誤の10年。

1年毎に色んな出来事があった、濃い10年でした。

プログラムも進行も、パンフレットも!関わってこられた方々の想いと、お客さんから寄せられる意見が積み重なって現在の形になっています。

十二神祇、旧舞、新舞、抱える課題はそれぞれに違っても。

安佐北区の神楽の発展と継承が目的です!

来年も、より多くの方が関わり、「11周年記念」というくらいの気持ちで、活気のある発表会にしたいですね四葉




上右から、十二神祇・高陽6団体。
そして、旧舞、新舞の神楽団の垂れ幕です。



~第一幕 諸木郷土芸能保存会 神降し~

『派手さはありませんが、心に感じて頂けるような舞を披露したい。』と意気込みを語られました。

「伝統を守る」を柱に、高陽・吉備津神社への奉納を一番として、十二神祇神楽と花火(吹き火)を継承されています。

又、挨拶やお礼が言える、礼儀正しい人間性を育むことが“地域を育てることになる”と、子供神楽(2歳~高3)の指導にあたられています。


上演後、控室でお話してくださった池本省吾さん。

『私は、新舞は攻めの神楽、十二神祇や旧舞は守りの神楽と捉え、どちらも重要な役割を担っていると思います。認め合い支え合うことで、大切な神楽を将来に残していきたいですね。』

この神楽発表会も十二神祇神楽への期待が大きくなっています。

来年はどの演目で、どんな神秘を魅せて頂けるかを、楽しみにしていますにかっ


舞子:中川幸法さん、山竹 剛さん。
大太鼓:重本公司さん、小太鼓:池本省吾さん、
笛:重本敬子さん。




上本まつりでは、子供さんが舞子をつとめるという神降し。










上水玉の袴は、諸木さんの昔からの伝統です。





続く。
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