念願。
ダイヤ宵の明星ダイヤ

マイナス4等級、夕方の南西の空に一際輝いています。

早く陽が落ち、金星の高度も上がってきて、これから見頃が続いていきます。

太陽、月に次いで明るく見える金星。

冬の夕暮に、金星は気持ちも明るくしてくれるような気がします。

さて、地球から見た金星は、月と同じような満ち欠けがあります。

1月中頃までは半月状、それ以降更に細くなります。

肉眼での確認は難しいと思いますが、双眼鏡か、天体望遠鏡がお手元にあれば、ぜひ!



上3月までの金星の位置と大きさの移り変わり。(もちろんこんなに大きくは見えません)
※Nikon星空案内




上11月初旬の三日月と金星。12月3日に細い月と金星の接近があります。


ダイヤ深野神楽 復活30周年記念共演会ダイヤ

ご紹介を始めます。

この度の共演会のテーマは「深野神楽の新時代の幕開け」です。

深野神楽保存会の皆さんが指導する、深野神楽こども教室は、今年14年目。

懸命にコツコツと育てて来られた、1期生、2期生の卒業生たちは深野神楽に根をおろし。

嬉しいことに、すでにメンバーとして活躍しています。

子供たちを一緒に見守って頂いた地元の皆さんに、感謝の報告と。

30年の節目に、深野神楽の活気に満ちた姿をご覧頂きました。

それでは、共演会のスタートは継承者の皆さんから・・・




~ 深野神楽こども教室 ~

これまで小学生を対象とし、今年から保育所~中学生までと広げて、現在17名。

儀式舞や八俣大蛇を保持します。

本場前の舞台の袖で、深野の先輩方の話を、頷きながら聞く真剣な表情はとても大人びていましたが。

上演後、ホッとした途端に、ニコニコと可愛く笑う子供たちを見ていると。

指導される深野神楽保存会の皆さんと子供たちが重ねてきた、日々の充実が伝わってくるようでした。

第一幕の清目(きよめ)では、先輩方の稽古を忠実に、厳かに舞い。

第二幕の八俣大蛇は、「研究熱心」を加え、全身で一生懸命舞いました。

大蛇の里で育つ子供たちは、小さいころから大蛇が大好き!です。


~第一幕 清目~

奉納で一番最初に舞われます。神楽殿、団員、観覧者を祓い清め神楽舞を滞りな繰り広げるための大切な舞です。

清目:多々納実紀さん。

鼕(どう):多々納悠貴さん、太鼓:柳楽祐貴さん、
笛:芝原佐知さん・芝原春菜さん、
合調子:半田愛麗さん・芝原桃香さん・景山友也さん・和泉大雅さん。













~第二幕 八俣大蛇~

須佐之男命:堀江柊介さん、八俣大蛇:柳楽光輝さん、
足名槌命:山田琴水さん、手名槌命:山田理水さん、
稲田姫命:勝部 茜さん。

鼕(どう):多々納悠貴さん、太鼓:柳楽祐貴さん、
笛:芝原佐知さん・芝原春菜さん・多々納実紀さん、
合調子:芝原桃香さん・半田愛麗さん・景山友也さん。


2016_0918_113801-DSCN0292.jpg






















続いていきます。
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指折り。
ダイヤ気が付けばもう週末!ダイヤ

おしりに火がっ

<(゚Д゚;)> oh no!

祝日に感けて神楽をデレデレlove見てると一週間は早い。。。



上下風が冷たい相生橋から。「バールン号」。
平和公園から、横川、寺町辺り、約30分のクルーズだそうです。
たまには優雅な水上散歩も良いですね。





ダイヤでは続いて、時間を巻き巻きダイヤ

まだまだ台風の季節だった・・・

「深野神楽 復活30周年記念共演会」をご紹介してまいります。

開催数か月前に、深野の小田和子(かこちん)さんからお電話を頂いた際には。

私『もう5年ですかぁ(しみじみ)』

小田さん『5年ですよぉ(しみじみ)』

小田さん・私『5年ですねぇにかっ』と、なんだか二人でゲラゲラ笑ったり。

共通の話題で涙したり、もうこの日から超~!楽しみにしていました。

何よりも、かこちんに、武(たける)くんが誕生して、お母さんになっている!!

“時間の作用”を一番幸せに思う再会でした四葉


ダイヤせっかく奥出雲へ行くのだからダイヤ

大蛇の里の空気をいっぱい吸いたくて、前入りしました。

途中降り出した雨で、思うように動けませんでしたが。

縁の神社に二か所立ち寄ることが出来ましたので、こちらからご紹介します。


~兎比(とひ)神社(雲南市吉田町)~

松江道・雲南吉田ICから、吉田川沿いに走って。

うっかりすると見落としそうになるほど、さりげなく鳥居が現れます。







足名椎命と手名椎命を祀る神社。

このふた柱を主祭神とする神社は全国的にも珍しく、出雲風土記にも明記される、由緒正しい神社のようです。

出雲風土記ではふた柱の名の由来は「手足をさするほど姫を可愛がった」ことからだと解釈され。

そして古事記では、大山津見さんの子として「手足を使って田を耕す・稲作をする」と解釈されると聞きます。





実は。

階段を上がろうとすると。

上から楽しそうな話し声が聞こえてくるような気がして。

地元の方か、宮司さんにお逢いできるかも!と、息を切らして上がったのですが。

広い境内にはどなたもいらっしゃらなくて・・・『あれ?!』。

広い境内には、風もなく。

遠くから聞こえる草刈り機の音だけ。

まぁ、こういうこともあるのでしょう。




上随身門と狛犬さん。



上出雲構え獅子。



上阿さんは、顔落ちでした。
付けて見たかったけど、触っていいものかどうか分りませんでした。





上広く、手入れの行き届いた境内。



上下拝殿。





上拝殿→幣殿→本殿、傍らに境内社。


一通り参拝してから。

「兎比」の意味を伺いたくて。

敷地内にある民家を、宮司さんか管理人さんかと思い訪ねてみましたがお留守でした。。。




上下神社の少し上に位置する、稲荷神社。




~川邊神社 雲南市 木次町~

曼珠沙華に染まる、斐伊川沿いの小道を走りました。

離合が難しい一本道を、ドキドキしながら、景色の一部に溶け込む様な神社に到着。

神社の横には小さな公園で遊ぶご家族や、畑仕事をするお婆ちゃんが、にっこりご挨拶をしてくださって。

ここに来て良かったと思いましたにこっ


クシナダヒメがご懐妊の際、良い水を求められ。

『甚く久麻久麻しき谷なり(いたくくまくましきたになり:いと奥まった美しくきれいな谷)』と、この地を御産所に定められたと言われます。

安産祈願、縁結び等のご神徳を伝えます。

この場所は熊谷と言い、久麻が熊になったという説があります。


二主祭神

久志伊奈太美等与麻奴良比売命(奇稲田媛命)くしいなだみとよぬらひめのみこと

清之湯山主三名狭漏彦八島篠命 すがのゆやまぬしみなさるひこやしまじぬのみこと※スサさんとイナダヒメさんの御子さん。




上派手さはなく、ひっそりとした佇まいです。



上愛嬌のある狛犬さんでした。出雲尾立・・・かな?



上下拝殿。4時半ごろには灯りが灯っていました。
本殿にもまわりたかったのですが、蚊の集団に襲われ撤退汗






上参道から望む。神社の名の通り、斐伊川の川邊(川辺)です。
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人舞う力。
曇り冬っぽい空模様曇り

今日はコートが活躍しそうですね。


ダイヤ広島神楽定期公演・郷之崎神楽団の皆さん続きますダイヤ

幕間のお話は、郷之崎神楽団の指導役・森田隆司さんです。

郷之崎の神として一世を風靡し、大朝の神楽を代表する重鎮とご紹介をさせて頂きました。

この日の森田さんは少し風邪気味で『いつもはウグイスのような声なのですがにこっ』と会場を和ませ。

氏神神社である、龍山八幡神社の由来と吉川氏との関わりなど地元・新庄の雰囲気をお話されました。


しかし神楽については、会場の空気が一変するほどの熱い気持ちを切々と語られました。

それはもちろん、郷之崎が先人たちより長きに渡って継承してきた旧舞への所感。

「変わってはいけないもの」への想い。

「神に奉ずる神楽」への信念です。

会場は、ツアーなどでいつもより多くのお客様で席が埋まっていましたが。

水を打ったようにシンと、身じろぎもせず一生懸命に聴いておられました。

本気と心が宿る言葉は、まっすぐ人の胸を貫く。。。

私はこのインタビューと景色を、この先もずっと忘れないと思います。


そして一番印象に残ったお話は。

『私たちはこれからも、何かしら感じて頂ける神楽を舞い続ける努力をしていきます。皆さんは、色んな趣のある神楽を観ながら、神楽を学んで欲しいと思います。そこに一層の深みと醍醐味が生れます。』

自ら心を耕しておけば、神楽を通じて広がる世界は無限。勉強します!

森田さん、ありがとうございました。(*^_^*)




上話を聞いてから見ると、魅力は高まる。


~第二幕 鍾馗~

鍾馗という演目の重要さは、すでに周知されていると思います。

幕間では、森田さんから、鍾馗について。

『昔は「この家は鍾馗を舞うもんの家だ」「この家には鍾馗の鬼を舞うもんがおる」と言われるほど、鍾馗の舞子は誉だった』とお話がありました。




上衣装やら冠やら、伺いたいことは山ほど!

今回初めて門出佳大さんに、鍾馗大神を舞う経緯や気持ちを伺うことができました。

(あんなに普段、色んな話をしているのにねっにひひ

入団6年目に、神楽団の看板を背負う鍾馗大神を舞うこととなった門出さん。

当時は大きな葛藤がありました。

さつき選抜に向けて、新体制で鍾馗を舞うこととなり。

門出さんの“いつか鍾馗を舞いたい”という気持ちを買って、先輩方が任せてくれた大役でした。

しかし、錚々たる先輩方の手前「自分なんかより先輩が舞う方が良い」と、門出さんはいつまでも遠慮が抜けず、気後れし。

加えて、門出さんのおじい様(上清利文さん)が「鐘馗大神の名人」とうたわれる方であったこともプレッシャーで。

とうとう、さつき選抜の2か月前に『お前には無理』と烙印を押されてしまいました。

しかもその時門出さんは、悔しさより、安堵の方が強かったのだそうです。

それでも。

練習後、いつも居残りひとり稽古を続ける門出さんを見て。

一旦は練習から帰りながら、途中車で引き返して稽古をつけてくれる先輩もあり。

そして『やっぱりお前に鍾馗を舞って欲しい』と、先輩の本音を知ったことを境に。

迷いは一切消え、覚悟を決めて再び許しを得て鍾馗を舞うことになったのだそうです。


上演後、門出さんは『今日はお客さんの拍手が本当に力になりました。』と息を切らせましたが。

力の限りを尽くす鍾馗!お客さんも真剣に拍手を送られていたと思います。


鍾馗大神:門出佳大さん、大疫神:栗栖賢介さん。

大太鼓:出上 毅さん、小太鼓:宇川友勝さん、
手打鉦:清水繁昭さん、笛:住川裕江さん。

























上鐘馗の面をかぶらせてもらいました。門出さんの個人の面です!
左から隅岡元氣さん、門出佳大さん。

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福。
ダイヤ今朝の福島地震ダイヤ

呼びかけの声に、祈る朝でしたね。

5年前の大震災の余震と聞いて驚きました。

続いているんですね。。。




上友人の家の庭でレモン狩。
まるまると太ったレモンがたわわに実って良い香りです。



ダイヤそれでは、前回の広島神楽定期公演ダイヤ

郷之崎神楽団の皆さんをご紹介します。

毎年出演して頂く郷之崎の皆さん。

“広島市内中心部で、又、初めて神楽をご覧になる方がいらっしゃる”この定期公演に合わせ、様々な工夫を凝らし、柔らかな発想で神楽魅力を伝えて頂き。

団員の皆さんも、この舞台で舞うことをとても楽しんでいらっしゃいます。

そしてこの度は三浦、鍾馗を通して、旧舞の底力を感じる会となりました。



上大蛇、酒呑童子、塵倫・・・豪華すぎるデモンストレーションは大賑わいです。
鬼の前では、皆さん子供のようにはしゃいで、嬉しそうです。



~第一幕 三浦~

郷之崎では、三浦の神は新人さんの登竜門。

同じ所作が繰り返されるこの舞は、基本が出来ていないと、最初から最後まで崩れた状態で舞う恐ろしさを持ち。

又、集中力に欠けると途端にバランスを崩すという難しさがあるそうです。

基本をしっかり身につけ、ここから塵倫、大江山・・・と、道筋が決まっています。

ところで、郷之崎のブログでも紹介されていた玉藻前。

この役柄は、定期公演のみ登場する超レアキャラです。

年内も三浦を4~5回上演されましたが、普段は玉藻前は出てきません。この日だけの玉物前だったんです!


三浦之介:佐伯裕幸さん、上総之介:隅岡元氣さん、
玉藻前:門出佳大さん、悪狐:上長者雅則さん。

大太鼓:出上 毅さん、小太鼓:宇川友勝さん、
手打鉦:清水繁昭さん、笛:住川裕江さん。












上狐の妖術にからめ取られる三浦之介、上総之介。





上狐は勝利を思い込み、油断しています。かわいいっlove



上三浦之介上総之介が一枚上手でして・・・





上とここで、合戦は一休み。玉藻前も再登場で、客席に餅が配られます!



上それはそれ、これはこれにひひ合戦再開!




ダイヤお知らせですダイヤ

定期公演で、玉藻前と鍾馗大神を舞われた門出佳大さん。

明後日24日(木)ホームTVのJステで紹介されます。

世羅から神楽のために大朝・新庄へ引っ越し、舞うだけでなく映像等の得意分野で神楽舞台の裏方として活躍される姿が特集されます。

ぜひご覧ください。そして『見たよ!』と伝えてあげてください。

はにかんだ笑顔を見せてくださるでしょうにかっ

ということで「門出さんちの猫さん’S」を久しぶりにアップします。

当初6匹の大家族でしたが、次々ともらわれて今は3匹。

写真を見れば、門出さんがどれだけ愛情を注がれているかよく分りますね。

3匹の隣でお昼寝したいな。。。







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悪の綻び。
ダイヤ毎週月曜日はダイヤ

全体スケジュールを整える日。

11月も残り10日、今年もあと41日!

忘年会も無理しないように、ほどほどに・・・にこっ


ダイヤ「第40回 湯来町神楽共演大会」結びますダイヤ

最終演目は、下五原神楽団の皆さん。

明後日23日(祝)の秋の特別共演大会で舞われる「将門記 滝夜叉」です。

私はエンディング打ちあわせのため、クライマックスが拝見できていません。

見んにゃ~いけんグー




上将門の無念の場面で始まります。

※写真はユッキーさん。ありがとー!!



~プログラム6 下五原神楽団 将門記 滝夜叉~

上演前のステージ、“40回を振り返って”と上田一則団長に伺った際。

お客さんのお顔をご覧になって、改めて胸に込み上げてきたものがあったのでしょう、目に滲む感激を真近に拝見しました。

上田さんの、地元と神楽団への想い、そして“神楽をしていたからこそ”の歩みに思いを馳せるひとときでした。


さて、将門記 滝夜叉。

5年前に月いちの舞で【将門記・三部作】として、鈴張神楽団の皆さんの「天皇宣下」、八千代神楽団「天慶の乱」に続き連続上演し、鮮烈な印象を残しました。

それから少し時間を置いて整え直され、現在力を注がれている演目です。

ここに登場する美しい五月姫には、武勇に優れ戦略家でもあったとされる将門の血が濃く受け継がれています。

・・・この続きは23日(祝)に!

下五原神楽団の皆さんが、大切に舞われている気持ちが伝わってくる舞ですよ。


平将門:前川幸夫さん、平貞盛:畑山純哉さん、
大宅太郎光圀:前川拓巳さん、五月姫(滝夜叉):升本 隆さん、
夜叉丸:山口智之さん、蜘蛛丸:上田康輔さん。

大太鼓:上田一則さん、小太鼓:今井正夫さん、
手打鉦:伊藤真平さん、笛:酒井祐香里さん。
























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