再。
月が雲に隠れてしまいました。

隠れていると不安ですが、ちゃんとそこに居ます。

巡って巡って、いつか又、逢えますように。




ダイヤ今夜は、千代田競演を結んでいきますダイヤ

が。

曙神楽団の紅葉狩を袖から撮らせて頂いたはずが。

帰ってチェックしてみると、一枚も撮れていませんでしたぎょ

全く原因不明です汗

そこで、ユッキーさんにお願いして、いくつか頂いた写真を掲載致します。

こちらのほうが、一見して舞台がよく分かる鮮明な写真ですよ四葉

貴重&重労働の写真をいつもありがとうっ!


~第九幕 曙神楽団 紅葉狩~

競演の部を結ぶ出演は、圧巻の紅葉狩。

貫録の優勝でした。

表彰式の後は、くじ運良く希望の紅葉狩を舞うことができた、又、練習の成果を発揮できて良かったと謙虚に喜ばれました。

『誰も口に出さないが、競演の舞台で目指すのはやはり頂点。お互い同じ目標を持つことで結束力が高まります。』

魔を秘めた艶やかさと、体ごと持っていかれるような興奮があります。

生ものの舞台で、期待される舞を舞われる凄さを実感しました。

9月23日(土)のチャリティー神楽では、紅葉狩で幕開けを演じられます。


平維茂:織田和成さん、長谷兼忠:高橋孝業さん、
八幡大菩薩:上田哲嗣さん、鬼女(大王)・大王(鬼):森脇恭平さん、
鬼女(赤蜘蛛):新宅洋太さん、鬼女(白蜘蛛):小畑龍雅さん、
小鬼:上田 航さん・小早翔真さん。

大太鼓:山崎孝行さん、小太鼓:新宅洋平さん、
手打鉦:長本渉平さん、笛:森脇康徳さん。










上喜びと安堵ですねにこっ


~第十幕 特別出演 有田神楽団 有田中井出(ありたなかいで)の戦い~

今年は有田合戦(中井出の戦い・1517年)から500年の節目に当たります。

有田合戦は『西国の桶狭間』と年表にも刻まれ、毛利元就の初陣としても知られていますね。

この『有田中井出の戦い』は、熾烈な時代を駆け抜けた、武士たちの生きた証を舞います。

以前新舞として創作された舞を、この度、有田の舞に整え直されました。

歴史者、登場人物の多いお話は敷居が高く感じられますが、シンプルな構成にチャリが組み込まれとても親しみやすく、面白く構成されています。

毛利元就は格調高く、勇ましく!

又、悪と描かれる武田元繁は、なかなか逸話の多い興味深い戦国武将ですが、ここでは人間味があり、元就と変わらぬ敬意をもって舞われています。


〇あらすじ〇
安芸の国に続く小豪族同士の紛争。
京都にあった西国の権力者「大内義興」は、隋っていた安芸守護の「武田元繁」を緊急帰国させ、これを鎮圧させます。
しかし元繁は大内氏に反旗を翻し、山陰の尼子と手を結び、厳島神領を接収し、大内に対して独立を宣言。
しかし、義興の命を受けた毛利家の当主「興元」が有田城を攻め取ることで危機を回避します。
続く永正14年、元繁は有田城を奪還すべく武田軍がこれを包囲し、隣接する毛利・吉川の領地を脅かし始めます。
毛利本家の補佐役「毛利元就」は、並み居る重臣の反対を他所に徹底抗戦を主張、吉川氏と協力し、有田の中井出に出陣します。
厳島明神の御神徳の下に絶対的な数的差を超え、武田軍を打ち破り退けます。
この戦いは後に「西国の桶狭間」と呼ばれ、武田軍の衰退と毛利家の台頭の分水領となった戦いと伝えられます。


毛利元就:小田真也さん、吉川元経:中村聡志さん、
市杵島姫:大本昌司さん、又一:鍵 雅義さん、
里人:隅井秀司さん、武田元繁:立盛翔太さん、
熊谷元直:中村陽一さん。

大太鼓:鍵 佑太さん、小太鼓:森脇直広さん、
手打鉦:中村弘樹さん、笛:隅井哲雄さん。
























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万華鏡。
ダイヤ昨夜は第41回湯来町神楽共演大会ダイヤ

昨年の記念大会に引き続き、多方面から多くの方にお越し頂き、奉納シーズン幕開けに相応しい賑わいでした。

もう何年ぶりかも分からないと言われる十二神祇神楽のお囃子に、一層深みある共演大会となりました。

外では、鈴虫も絶好調の奏ででしたよにこっ

改めてご紹介させて頂きます!




上とりをつとめられた、大森神楽団の滝夜叉姫。



上琴庄神楽団・栗栖和明さんファミリーの“優心くん”は8か月に~。
神楽囃子にご機嫌さんです音符



ダイヤ千代田競演後半戦・続きますよ~ダイヤ

~第八幕 今田神楽団 葛城山~

今年の2月に新体制となり、これをひとつの転換点として、地元競演への意欲を燃やしてこられました。

奏楽の皆さんの着座から並々ならぬ気概が満ちていて、私も祈るような気持ちでした。

噴き上げるような怒りの炎を舞う、森廣さんの胡蝶は美しい!

息を呑む迫真の葛城山に“新生・今田神楽団”を大きく印象付けられと思います。


船出を彩る第3位、おめでとうございます!


源頼光:香浦匠汰さん、卜部六郎季武:上中寛輝さん、
坂田金時:山本涼平さん、胡蝶:森廣 洋さん、
土蜘蛛の精魂:冨田雄太さん。

大太鼓:大野真司さん、小太鼓:岡田真歩さん、
手打鉦:河野隼人さん、笛:岡田真季さん。


























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憧憬。
DSCN2279.JPG

上雲南市のホオジロ。
雨上がりの、スーパーウルトラ毛づくろい中のため、ぼっさぼさ。



ダイヤ昨日の朝はカレンダーをめくってダイヤ

あさひが丘さんの滝夜叉姫に『わっ、こわっ汗』とびっくり。

今年のカレンダーも残り2枚~3枚となりましたね。

又、昨夜は打ち合わせのため、豊平・琴庄神楽団の皆さんの道場へ伺いました。

車を降りて『わっ、さむっ汗』。

昼と夜の寒暖差には気をつけなくちゃいけません。

それにしても、星空のきれいなこと。

星が大きく見えます。

これから、秋が深まるにつれて、透き通る夜空を見上げる機会も増えるでしょう。


ダイヤんだば、千代田競演・後半戦に突入だす~ダイヤ

~第七幕 蔵迫神楽団 日本武尊~

本来は一時間を超え、長い立ちまわりやアクロバットがふんだんに盛り込まれる舞だそうです。

先輩の代からの得意演目として、奉納で氏子さんたちを沸かせ、拍手喝采を頂く様子がありありと浮かんできます。



上弟橘姫を伴って東征に出発する日本武尊。


さて、上演前の控室では。

『60歳の応援をよろしくね!』と、団員の皆さんが注目を促す方がいらっしゃいました。

長年、鬼系の舞を担い、この日は茶色の平ガッソで賊を舞われた、頼岡弘文さんです。


数々の舞台に拝見する、年輪を滲ませる神楽人の姿。

人生経験のうちに極めた渋さと彩りは、何をもっても真似できず。

又、その心持は、自分自身で到達しないと分からないものだろうとも思います。


しかしその存在感は本当に大きく、周りを励ますものですね。。。

『頼岡さんは背中で見せる人なんですよ。』と、築根健団長が続けられます。

『特に練習中に大声を張り上げてどうこう言われる方でもない。普段は控えめかもしれませんが、昔から本番では目が覚めるような印象を残す、舞台で咲き誇る舞子さんです!』

頼岡さんは団員さんの自慢であり“頼岡さんがあれだけ舞うんなら自分たちも負けんようにやろう!”という、カンフル剤でもあるそうです。

今回控室で、このお話を伺えて良かった四葉

頼岡さんの舞を拝見できて、この日一番胸の弾むひと時でした。

・・・と、こまで書いて思ったのですが。

60歳ってまだ相当若くないですか?!

私もすぐに追いつく予定ですにひひ


日本武尊:竹明昌範さん、弟橘姫:能海有里枝さん、
日本姫:山手浩二さん、賊:頼岡弘文さん・中祖政明さん。

大太鼓:藤本治幸さん、小太鼓:唐立充郎さん、
手打鉦:栗本裕次さん、笛:藤原祥典さん。
























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Special!
ダイヤ8月も今日で終わりダイヤ

頃よく夏物も色あせてきました。

明日から9月ではありますが、昼間の残暑!

夏と秋の間に何を着ましょうかねぇにこっ


ダイヤ昨夜は広島神楽定期公演ダイヤ

吉田神楽団の皆さんの登場でした。

滝夜叉姫と八岐大蛇、印象の異なる二つの演目と、いつも話題の多い波田野八朗団長のお話で、心躍るお時間となりました。

定期公演の様子は、後日ご紹介させていただきます。

吉田神楽団の皆さんは、今週土曜日・9月2日、安佐動物公園のナイトサファリで舞われます。

「土蜘蛛」「八岐大蛇」だそうですよ星



上昨夜の定期公演から。吉田神楽団・滝夜叉姫。



ダイヤでは、千代田競演、続きますよ~ダイヤ

~第五幕 特別出演 上川戸神楽団 岩戸~

『旧舞やっとるんで、一番大事な岩戸を舞わせてもらいます。』

ここぞという舞台は、岩戸。上川戸の皆さんのポリシーだそうです。

又、この岩戸に関しては。。。

『今のうちの若いもんが、昔ながらの上川戸の岩戸を大切に思って受け継いでくれとるのが本当に嬉しい。』と、準備を進めながら、一部信次さんが目を細められます。

岩戸を通して、先輩方と共にある団員さんの心延えを舞われます。


天照大神:天玉篤史さん、児屋根命:石橋孝征さん、
妙姫(茨木童子の化身):箕田和樹さん、茨木童子:法地裕樹さん、
太玉命:日高昌文さん、天細女命:吉田千寿さん。
手力男命:森脇 満さん。

大太鼓:藤井和則さん、小太鼓:藤井 徹さん、
手打鉦:天玉美里さん、笛:山田かんなさん。























~第六幕 上本地神楽団 山姥~

前回(2015年)に続き山姥で臨まれました。

上演前には『心をこめて舞います。』と一言。

どの演目にも見どころがあって、期待に心が逸る場面がありますが。

上本地の皆さんの山姥は、海童丸の元服とそしてやはり母子別れの場面でしょう。

お客さんも奏楽の皆さんも、頼光、綱のお二人も皆、同じ表情で母子それぞれの旅立ちを見守り、終演はとても爽やかでした。


準優勝、そして、後悟志さん(八重桐・山姥)の舞の部・個人賞受賞おめでとうございます。


源頼光:福本慎吾さん、渡辺源吾綱:天野源士さん、
八重桐(山姥):後 悟志さん、怪童丸:福本涼介さん。

大太鼓:小野川諒さん、小太鼓:岩本 学さん、
手打鉦:野田典子さん、笛:沖本周子さん。
























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誕生するもの、受け継がれるもの。
太陽8月最終週・・・暑い~太陽

残暑に、体調管理をしっかりいたしましょ。

ではでは、千代田競演続いていきます。


~第三幕 旭神楽団 戻り橋~

春から新しく取り組み、この競演で初演を迎えた戻り橋です。

男鬼のこの物語に、官女や化身の姫が登場すると、途端に華やか又、神楽団独自のものとして印象に残ります。

『力を絞り切って舞い終える』とお話される、大江山へ続く演目として、旭神楽団の新しい顔となります。


個人賞 奏楽の部 砂田寿紀さん、おめでとうございます。


渡辺綱:菅田 敦さん、坂田金時:石原大志さん、
妙姫(茨木童子の化身):箕田和樹さん、茨木童子:法地裕樹さん、
酒呑童子:橋本一也さん、官女:小林大地さん。

大太鼓:砂田寿紀さん、小太鼓:竹盛英幸さん、
手打鉦:前田冬樹さん、笛:川手秀則さん。

























~第四幕 砂庭神楽団 神武天皇~

初代天皇の然るべき圧倒的な姿を舞われる“砂庭の神武天皇”。

皇命(すめらみこと)万歳!と結ばれるこの神楽を、ほぼ形を変えないで受け継がれていることに心を打たれます。

好きなんですよねぇこの神武。

古い神楽だそうですが、私にとっては超!新鮮で斬新です。

難解と言われる口上も、特徴的な舞も全てが相まっての世界観です。

変わってほしくないなぁと思います。

〇流れ〇
日向の国高千穂を治めていた若御毛沼命は大和の地を“天下を治めるにふさわしい土地”とし、東へ向かいます。
まずは、紀ノ国・熊野に上陸すると大熊が現れすぐに消えましたが、命たちは気を失います。
その時、高倉下と言う者が現れ、かつて建御雷神が葦原中国を平定したという太刀を持ってくると、たちまち熊野の荒ぶる神は切り倒され、命たちも意識を回復し、難を逃れようやく大和の地に辿り着きます。
しかしそこで長髄彦との苦戦となり、鵄(とび)が矢先にとまり電撃の如く輝きを発し、長髄彦は目がくらみ潰走します。
その後長髄彦は命のもとに使いを送り、「自らが使える饒速日ノ命(にぎはやひのみこと)は昔、天磐船に乗って天降ったのであり、天津神が二人もいるのはおかしい」として、長髄彦と命は天津神の印を見せ合ったところ、どちらも本物と判りました。
しかし、長髄彦がそれでも戦いをやめようとしなかったので、饒速日ノ命は長髄彦を殺し、命に帰順して忠誠を誓いました。
そして遂に命は、橿原の地を都と定め、神倭磐余彦命・すなわち神武天皇と名を改め、日本国を建国しました。


神武天皇:中金名宏史さん、日ノ臣ノ命:山形直之さん、
大粂ノ命(おおくめのみこと):花ノ木亮二さん、
高倉下(たかくらじ):丸岡忠司さん、饒速日ノ命(にぎはやひのみこと):橋本信利さん、
長髄彦:三宅勝也さん、手下:佐々木翼さん。

大太鼓:敷田隆則さん、小太鼓:吉本 進さん、
手打鉦:高田賢造さん、笛:竹本 輝さん。
























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