今日は台風一過の眩しい青空。
日差しは強くても日陰に入ると風が心地良いですね。
今週末9月10日(日)は、中秋の名月です。
虫の声と共に穏やかな月の光を浴びたいものです。
何をお供えしようかなぁ(*^_^*)

飯室神楽団の皆さまをご紹介します。
定期公演では、なかなかのレア演目「天岩戸」でした
(*´艸`)フフッ♪
飯室神楽団の皆さんは、コロナの影響に「やれんよー」とため息をつきながらも。。。
楽屋は本番前の緊張と興奮で活気があり、お互いの会話はユーモアを交え朗らかなキャッチボールでした。
さて、神楽団の創立から今年40周年を迎えられる飯室神楽団の皆さんが。
最初の頃に津浪神楽団より師事された天岩戸。
神楽の原点・哲学を物語り、舞も奏楽も全てが揃うと言われるこの重要な演目は。
旧舞を伝承する飯室神楽団にとって格別な舞で、大切に舞い継がれてきたと話されます。
この日、大太鼓をつとめられた下田勝行団長は溌溂とお話してくださいました。
『天岩戸は一つの演目の中で変化が多くて、叩いとっても面白いよ
女舞(天照さん)翁舞(児屋根さん)、神舞(太玉さん)荒舞(手力男さん)」姫舞(宇津女さん)、それぞれ違う5つの舞と楽を、気持ちをひとつにして光を取り戻していく。』
そうですね!そこに見る側の気持ちも合わさっていきます。
更に今日の見所を伺うと。
『やっぱり倉頭くんの宇津女の“神がかったブリッジ”じゃろうね
急に視線が集まる倉頭さん。
しかし、この和やかなやりとりが団員さんの心を解し、天安河原に集う神々のように個々の力を発揮するスイッチなのでしょう
~飯室神楽団 天岩戸~
大太鼓:下田勝行さん、小太鼓:吉村公司さん、
手打鉦:日野俊希さん、笛:大西菜つみさん。
天照御大神:蛯名貴一さん、児屋根命:大畑 強さん、
太玉命:藤廣明男さん、宇津女命:倉頭勇太さん、
手力男命:佐々木俊一さん。
それではこの後、広島県民文化センターでお会いしましょう。
今日は阿坂神楽団の皆様で『葛城山』です。
お待ちしています。
9月7日(水)18時開場 19時開演
(18時45分より北広島町観光PR)
広島県民文化文化センター(082)245-2311
2022,09,07 Wed 13:21
一週間、早っ
台風11号は、何やら不気味にじーわじわ考えながら進んでいますね。
明日からの雨も長引きそうです。
秋の長雨には、素敵な季語があります。
こんな風に表現すると、気が重たい雨もドラマチックかも。
『秋霖(しゅうりん):秋の初めに降りつづく雨』
『秋霖雨(あきりんう):三日以上降り続く秋の雨』
『秋梅雨(あきつゆ):梅雨のころのような秋の長雨』
『通草腐らし(あけびくさらし):アケビを腐らしてしまう秋の長雨』
。。。しかし農作物や作業には、長雨は頭痛の種ですね。
新米を楽しみにしているんだけどなぁ。
飯室神楽団の皆さんの「天の岩戸」です。
8月を締め括るのは、太陽の恵みを象徴する縁起のいい神楽!
この定期公演の舞台では、かなりレアな演目となります。
ご来場、お待ちしております(*^_^*)
8月31日(水)18時開場 19時開演
広島県民文化センター(082)245-2311
2022,08,30 Tue 23:36
昨夜スズムシとコオロギが一斉に鳴き始めました。
カレンダー持ってるみたいに
昼間は蒸して暑いですが、秋がすぐ傍にいますね。
夜の空はすでに秋全開で、みずがめ座等の秋の星座が並んでいます。

しかし秋は、一等星が一つしかないという地味な星空。
ただ!ひとつしかないので、集中して探せるかもしれません。
たったひとつの一等星はフォーマルハウト。
“魚の口”という意味で“みなみのうお座”の口の位置に静かに光っています。
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これから見頃を迎える木星と合わせて探してみてください。
明るい木星は探しやすく、双眼鏡でも木星の衛星を見ることができます。
日々、数や見え方が違っていて面白いですよ

急遽、ピンチヒッターとして出演を頂きました琴庄神楽団の皆様でした。
感謝、感謝です m(__)m
ここ最近、コロナの影響は少しずつ形を変えています。
この春以降、多くの神楽公演がコロナ対策を万全に整えながら開催される一方で。
感染力が強くなったコロナに、更に翻弄されている現実があります。
依頼を受けた公演を本当に責任を持ってつとめられるか、団長さんをはじめ団員の皆さんのヒリヒリとした思いが続きます。
以前にも増して、神楽団や地域を超えて力を合わせていく。
人と人が思い合って今日の舞台を作る。
『今は自分らぁのことばっかり考えとっちゃあやれんのよ。』
胸に迫る思い。
崎内俊宏団長は、『苦渋の環境の中にあるからこそ育つ心もある』とお話されながら。
溢れ出る故郷の神楽への気持ちを、お客様と共有されました。
さて、数年ぶりに拝見した山姥。
数日前に受け取った配役表を見て、この日が来るのを首を長~くして待っておりました
琴庄神楽団の若い力、瑞々しい顔ぶれ。
団員さんの幼い頃のあれこれを思い出しながら、親戚のおばさんのような
嬉しくて仕方ない山姥だった。。。
~琴庄神楽団 山姥~
大太鼓:太田 守さん、小太鼓:菊本 凌さん、
手打鉦:栗栖舞羽さん、笛:沖田奈々さん。
源頼光:菊本竜乃心さん、卜部季武:菊本心嵯郎さん、
山姥:栗栖和昭さん、怪童丸:沖田将之さん。

琴庄の皆さんは、この日とは異なる配役で山姥を舞われます。
この共演大会の開催有無は、9月7日(水)に最終決定されます。
各神楽団の、HPやFacebook、北広島町観光協会のHPなどご覧ください。
詳細は、後日お知らせ致しますね。
2022,08,27 Sat 16:08
20時ぴったりに花火の打ち上げがありました。
コロナが流行り始めた年から、毎年同じ場所で10分ほど。
折しも昨日は、広島土砂災害から8年の日。
甚大な被害を被ったこの地域で打ち上げられる、色とりどりの大輪の花火は。
慰霊と平和の象徴にも感じました。
どんな方々が実施しているのか、未だよく分からないのですが。
多くの住民の癒しになっていると思います。

毎年、暑い時期に登場!吉田神楽団の皆様でした。
久しぶりの八岐大蛇、しかも8頭立てです。
はじまりの須佐さんの見事な長口上に、客席はシンと聞き入り。
蛇胴の中から響く掛け声を合図に、暴れ川の如くうねりうねる大蛇は大迫力。
「なかなか死なない」大蛇たちの遊び心に、須佐さんも苦戦されたようですが
手加減なしの大蛇たちとの勝負は沸きに沸きました。
『上手いと言われるより、面白かったと言ってもらえるほうが嬉しいよね。』
終始、笑顔で胴を取られていた波田野八朗団長のお話です。
~吉田神楽団 八岐大蛇~
大太鼓:波多野八朗さん、小太鼓:沖田憲幸さん、
手打鉦:西岡隆典さん、笛;升田美香さん。
須佐之男命:城美隆行さん、足名椎:小早川 洋さん、
手名椎:福岡誠造さん、奇稲田姫:森次 武さん、
大蛇:岡本充行さん・藤野克洋さん・升田 亮さん・
石川聖也さん・西岡保明さん・寺本尚希さん・
松田 淳さん・橋本創太さん。
2022,08,21 Sun 19:09
良い連休を過ごされましたか?
猛暑やコロナに悩まされた夏も終盤を迎えました。
悔いのない夏に致しましょう
虹色に輝いておりました(私の写真はいまいちですがっ)
この夏の宿題クリアです。やったー。٩(ˊᗜˋ*)و*
久しぶりにお会いした、今吉田神楽団の皆さんです。
いつものように、団長さんのご挨拶から始まりました。
十人十色の団長さんのご挨拶は、その日の扉を開けるものです。
ここから神楽が始まっていると感じています。
この日の石川一義団長は、未だコロナに翻弄される昨今の様子をストレートに語られ。
「拍手をしてやってください。その拍手で僕たちは本当に頑張れます!」と結ばれました。
その様子を、詳しく活字に残すのは石川さんが好まれないかもしれないので割愛しますが。
多くのお客様は涙腺崩壊で、頷きながらお話を聞いておられました。
私も隣で、団長さんという重責を想像し、又、ギリギリの中で神楽を続けてくれる団員さんへの感謝を感じ胸が熱くなりました。
そして改めて、神楽の舞台は神楽団だけではなく、会場一体となって作るものだと実感しました。
今だからこそ、団長さんのご挨拶って大事ですね
さて葛城山。
先輩方の代より大切に舞い継がれてきた、今吉田神楽団の十八番演目です。
とにかくシンプルに舞われるこの演目の特徴は“前半は個々の技量でしっかり魅せ”“後半は思い切って舞う”ことだそうです。
この日は、およそ30年ぶりに大きな舞台で披露された、先輩方が使われていた鬼着も登場しました。
30年近く仕舞われているとは?一体いつ頃作られた衣装なのでしょうか。
昨今の豪華絢爛な衣装とは異なりますが。
昔から氏子さんや観衆を引き付けてきた衣装には、いつまでも風格や貫禄があるのですね。
重みある、滲むような光を放つ衣装!時代を超えて尚、格好良い素晴らしいものでした。
~今吉田神楽団 葛城山~
大太鼓:石川一義さん、小太鼓:井丸 翔平さん、
手打鉦:秀浦 陽(みなみ)さん、笛:長木 恵さん。
源頼光:松本一樹さん、胡蝶:中村 康さん、
卜部季武:長木 健さん、坂田金時:堀田智治さん、
大王:木村隆之さん。
吉田神楽団の皆さんをお迎えします。
夏に強いとお話される吉田神楽団の皆さん、今年は「八岐大蛇」です。
こりゃあ、元気もらえるわっ
ご来場お待ちしております。
8月17日(水)18時開場、19時開演。
広島県民文化センター(082)245-2311
2022,08,16 Tue 23:09
