さささ・・・寒い
明日もモコモコ着込んで出かけないと~。
꒰꒰  ̄ω  ̄꒱ ꒱
続いて新春神楽まつり!
大塚神楽団の皆さんも10年連続の出演です!
~大塚神楽団~
この1月、竹田淳一さんが団長に就任され、新生・大塚神楽団。
37歳、若き竹田団長に就任のご報告を兼ね、新年の抱負をお願いしました。
『これと言って特別なことはありません。今年も団員皆が怪我無く元気に。受けた依頼に真摯に舞わせて頂きたいと思っています。』
この一年毎の積み重ねこそ、今日の大塚神楽団ですね。
そして新演目となる「安達ヶ原」。
以前観た、能の安達原の深遠な趣と、神楽の包容力の豊かさを感じる舞でした。
多くを語らず、静けさの中に真意と奥行を受け取る舞とも思います。
これから大切に育て“大塚神楽団の安達ヶ原”となるのでしょう。
演ずるもの、観る者両者で育てるものがありますね。
諸国巡礼の旅に出た熊野那智東山伏・光坊佑慶とその一行は、陸奥の国・安達ヶ原で、老婆の住む粗末な小屋に一夜の宿を借りるのです。。。(パンフ抜粋)
~第二幕 安達ヶ原 ~
因果は巡る 糸車。
老婆の定めと悲しみに、心を重ねます。
東光坊祐慶:長田淳一さん、山伏:井上隆太さん、
老婆(鬼女):泉田瑞男さん。
大太鼓:佐々木翼さん、小太鼓:木村 豊さん、
手討鉦:斉藤 潤さん、笛:竹田淳一さん。
~第四幕 恵比寿~
なんとも、福々しく賑々しい開運の舞でした
事代主さん、何を受け取ってたんだろう?
大国主命:小田頼信さん、事代主命:泉田瑞男さん、
一杵島姫命:竹田淳一さん。
大太鼓:井上隆太さん、小太鼓:井上彩香さん、
手討鉦:斎藤 潤さん、笛:佐々木翼さん。
~第七幕 紅葉狩 ~
今年の新春神楽まつりの大取り。
三演目に、更に迫力を増す紅葉狩でした!
この日は、泉田瑞男さんの七変化を観せて頂きました。
平維茂:泉田瑞男さん、清原成時:長田淳一さん、
八幡大菩薩:久保弘司さん、鬼女大王:竹田淳一さん。
鬼女(鬼):井上隆太さん・佐々木翼さん。
鬼大王:金崎 彰さん。
大太鼓:植田伸二さん、小太鼓:木村 豊さん、
手討鉦:斎藤 潤さん、笛:梅田好美さん。
明日もモコモコ着込んで出かけないと~。
꒰꒰  ̄ω  ̄꒱ ꒱
続いて新春神楽まつり!
大塚神楽団の皆さんも10年連続の出演です!
~大塚神楽団~
この1月、竹田淳一さんが団長に就任され、新生・大塚神楽団。
37歳、若き竹田団長に就任のご報告を兼ね、新年の抱負をお願いしました。
『これと言って特別なことはありません。今年も団員皆が怪我無く元気に。受けた依頼に真摯に舞わせて頂きたいと思っています。』
この一年毎の積み重ねこそ、今日の大塚神楽団ですね。
そして新演目となる「安達ヶ原」。
以前観た、能の安達原の深遠な趣と、神楽の包容力の豊かさを感じる舞でした。
多くを語らず、静けさの中に真意と奥行を受け取る舞とも思います。
これから大切に育て“大塚神楽団の安達ヶ原”となるのでしょう。
演ずるもの、観る者両者で育てるものがありますね。
諸国巡礼の旅に出た熊野那智東山伏・光坊佑慶とその一行は、陸奥の国・安達ヶ原で、老婆の住む粗末な小屋に一夜の宿を借りるのです。。。(パンフ抜粋)
~第二幕 安達ヶ原 ~
因果は巡る 糸車。
老婆の定めと悲しみに、心を重ねます。
東光坊祐慶:長田淳一さん、山伏:井上隆太さん、
老婆(鬼女):泉田瑞男さん。
大太鼓:佐々木翼さん、小太鼓:木村 豊さん、
手討鉦:斉藤 潤さん、笛:竹田淳一さん。
~第四幕 恵比寿~
なんとも、福々しく賑々しい開運の舞でした
事代主さん、何を受け取ってたんだろう?
大国主命:小田頼信さん、事代主命:泉田瑞男さん、
一杵島姫命:竹田淳一さん。
大太鼓:井上隆太さん、小太鼓:井上彩香さん、
手討鉦:斎藤 潤さん、笛:佐々木翼さん。
~第七幕 紅葉狩 ~
今年の新春神楽まつりの大取り。
三演目に、更に迫力を増す紅葉狩でした!
この日は、泉田瑞男さんの七変化を観せて頂きました。
平維茂:泉田瑞男さん、清原成時:長田淳一さん、
八幡大菩薩:久保弘司さん、鬼女大王:竹田淳一さん。
鬼女(鬼):井上隆太さん・佐々木翼さん。
鬼大王:金崎 彰さん。
大太鼓:植田伸二さん、小太鼓:木村 豊さん、
手討鉦:斎藤 潤さん、笛:梅田好美さん。
2016,02,16 Tue 22:57
続いて新春神楽二日目に参りましょう
二日連続でお越しの皆様のお顔も沢山見えました。
お正月から繰り広げられた14演目、今年も忙しくなる予感がしますね。。。
~鈴張神楽団~
新春神楽初登場!縁起が良いです!
ご存知、夏本秀典団長のご挨拶です。
まずは「神楽=農業」のお話から「稲刈りとイノシシ」まで。
豊富な経験を楽しく語られ、自然と向き合う暮らしを皆さんに想像して頂きました。
又、昨年のブラジル公演に竹迫正棋さんが参加されたことについて・・・
他の団員も刺激を受け、留守を守る若い団員の自覚を促し、心身ともに成長に繋がったと振り返られました。
今年は、昨年復活された紅葉狩をはじめ、しばらく舞っていない演目を、現メンバーで丁寧に整え直し、仕上げていく年になりそうだと締め括られました。
時代を超える物語を、お正月の神楽で味わう。
~第一幕 山姥 ~
日本人の心根を舞う山姥。
本懐を遂げた山姥の、安住の地とは何処か・・いつも気になるんですよねぇ。。。
源頼光:山中数人さん、渡辺綱:吉田和哉さん、
山姥:住本政彦さん、怪童丸:竹迫正棋さん。
大太鼓:橋原慎也さん、小太鼓:橋原義則さん、
手討鉦:薮本 司さん、笛:沖川茉祐さん。
~第五幕 源頼政 ~
会場を、京の都に変えて暴れる鵺。
文武両道にたける頼政vs愛され鵺です
藤原道長:吉田和哉さん、源頼政:山中数人さん、
猪早太:石川昌士さん、鵺:竹迫正棋さん。
大太鼓:橋原慎也さん、小太鼓:橋原義則さん、
手討鉦:薮本 司さん、笛:沖川茉祐さん。
※写真撮影及びブログ掲載、主催者許可有。
2016,02,15 Mon 18:52
小6の女の子からクッキーをもらいました。
可愛くて食べられない
新春神楽・初日を結びます
2007年以来、10年連続出演、宮乃木神楽団の皆さんです。
~宮乃木神楽団~
ご挨拶は、舞子頭・佐々木崇志さんです。
この日佐々木さんは、3演目連続大太鼓をつとめられました。
小太鼓の菅沢良典さんや多くの舞子さんが、ほとんど連続で出ておられますね。ホントにパワフルです。
さて、新春神楽10年を『ありがたい』と振り返られた佐々木さん。お客さんもスタッフも気持ちは共にあります。
お正月時、すでに20を超える依頼が入っているというお話でした。今年も牽引者として、又、屈強な神楽人として憧れを集めるでしょう。
来週21日の早春神楽では源頼政を舞われます。すご~く楽しみっ
~第三幕 滝夜叉姫 ~
それぞれの役が大きな存在感を放つ、滝夜叉姫です。
ホール神楽ならではの演出が会場を湧かせます。
舞台袖では、スタッフも興奮しています
大宅中将光圀:半田 徹さん、下田義親:中村悠哉さん、
滝夜叉姫:田村和也さん、賊:山本貴範さん・佐々木恵太朗さん。
貴船の神:中本雄己さん。
大太鼓:佐々木崇志さん、小太鼓:管沢良典さん、
手討鉦:栗栖 綱さん、笛:中村直哉さん。
~第四幕 恵比寿~
和やかな恵比寿。神楽をとても近くに感じる時間です。
どなたが舞っているかも、すぐに分かったでしょ?
恵比寿:半田 徹さん、大国主命:田村和也さん、
大太鼓:佐々木崇志さん、小太鼓:管沢良典さん、
手討鉦:栗栖 綱さん、笛:中村直哉さん。
~第七幕 八岐大蛇 ~
いつもながら、大蛇の舞子さんから聞こえてくる声には、胸が熱くなります!
須佐之男命:半田 徹さん、足名椎:平岡時和さん、
手名椎:中本雄己さん、奇稲田姫:岡本健太さん・
大蛇:山本貴範さん・田村和也さん・佐々木恵太朗さん・
栗栖 綱さん・中村悠哉さん・中村直哉さん・山口 蕉さん・
江田和弘さん。
大太鼓:佐々木崇志さん、小太鼓:管沢良典さん、
手討鉦:山下瑚太郎さん、笛:山口莉奈さん。
2016,02,14 Sun 20:15
なまあたたか~い夜ですね
しかも来週からまた寒くなると言う・・・
そりでは新春神楽の紹介を続けます
初登場となりました、曙神楽団の皆さんですよ~。
気鋭。
~曙神楽団~
ご挨拶は、小畑(こばた)克行団長です。
お正月2日からの舞台に向けて、いつもとは気分の違う年越しだったそうです。
『団員には健康一番に体調管理をしてほしいと話しました。牡蠣とか、蛤のような貝類とか、食べるものにも気を配るように。。。』
大好きなお酒も控え気味だったそうですから。
終演後は、安堵と共に、きっと浴びるように美味しく召し上がったことでしょう
さてこの日は、曙神楽団が得意とする、鬼女の物語が続きました。
『足先から指先まで姫を演じ、やがて鬼の荒々しさを舞う。このメリハリを醍醐味として演じます。』
先輩方から受け継いだ舞を基本として、若い方の着想が活き活きと“曙の舞”を印象付ける二演目です。
曙の鬼女・森脇さん。見惚れる。。。
~第二幕 葛城山 ~
千代田競演で初めて拝見し、岩屋帰りに『こういう魅せ方がありますかーっ!』と夢中で拝見しました。
今度は正面から見たいです。
源頼光:小畑隆浩さん、卜部季武:織田和成さん、
坂田金時:高橋孝業さん、胡蝶:森脇恭平さん、
土蜘蛛:新宅洋太さん。
大太鼓:山崎孝行さん、小太鼓:新宅洋平さん、
手討鉦:小畑翔真さん、笛:長本渉平さん。
~第六幕 紅葉狩~
妖艶な舞から一転、毒の渦を描くあの場面は圧巻!
一番好きな場面~
平維茂:織田和成さん、長谷兼唯:高橋孝業さん、
八幡大菩薩:上田哲嗣さん、鬼女(大王):森脇恭平さん、
鬼女:新宅洋太さん・小畑龍雅さん。
小鬼:上田 航さん・小畑翔真さん。
大太鼓:山崎孝行さん、小太鼓:新宅洋平さん、
手討鉦:長本渉平さん、笛:森脇康徳さん。
しかも来週からまた寒くなると言う・・・
そりでは新春神楽の紹介を続けます
初登場となりました、曙神楽団の皆さんですよ~。
気鋭。
~曙神楽団~
ご挨拶は、小畑(こばた)克行団長です。
お正月2日からの舞台に向けて、いつもとは気分の違う年越しだったそうです。
『団員には健康一番に体調管理をしてほしいと話しました。牡蠣とか、蛤のような貝類とか、食べるものにも気を配るように。。。』
大好きなお酒も控え気味だったそうですから。
終演後は、安堵と共に、きっと浴びるように美味しく召し上がったことでしょう
さてこの日は、曙神楽団が得意とする、鬼女の物語が続きました。
『足先から指先まで姫を演じ、やがて鬼の荒々しさを舞う。このメリハリを醍醐味として演じます。』
先輩方から受け継いだ舞を基本として、若い方の着想が活き活きと“曙の舞”を印象付ける二演目です。
曙の鬼女・森脇さん。見惚れる。。。
~第二幕 葛城山 ~
千代田競演で初めて拝見し、岩屋帰りに『こういう魅せ方がありますかーっ!』と夢中で拝見しました。
今度は正面から見たいです。
源頼光:小畑隆浩さん、卜部季武:織田和成さん、
坂田金時:高橋孝業さん、胡蝶:森脇恭平さん、
土蜘蛛:新宅洋太さん。
大太鼓:山崎孝行さん、小太鼓:新宅洋平さん、
手討鉦:小畑翔真さん、笛:長本渉平さん。
~第六幕 紅葉狩~
妖艶な舞から一転、毒の渦を描くあの場面は圧巻!
一番好きな場面~
平維茂:織田和成さん、長谷兼唯:高橋孝業さん、
八幡大菩薩:上田哲嗣さん、鬼女(大王):森脇恭平さん、
鬼女:新宅洋太さん・小畑龍雅さん。
小鬼:上田 航さん・小畑翔真さん。
大太鼓:山崎孝行さん、小太鼓:新宅洋平さん、
手討鉦:長本渉平さん、笛:森脇康徳さん。
2016,02,13 Sat 22:36
2月もおよそ半分“逃げた”ところで
2016 新春神楽まつりをご紹介いたします。
では今年の始まりに、時間を巻き巻き~。
グルグル~ ‹‹\(´ω` )/››‹‹\( ´)/››‹‹\( ´ω`)/›› マキマキ~
開場30分前。静かな緊張感。
年明けに神楽があると思えば
年越しの気分も一層明るいのでございます。
何といっても、今年は10周年の記念大会。
一番嬉しいのは、皆さんと共に10年を歩いたことです。
グリーンアリーナの武道場から始まりましたね。
このあと10年、神楽はどんな広島の新年を飾るのでしょう。。。
では!今年の6団体、幕開けをつとめられた横谷神楽団の皆さんです。
新春を祝う神楽まつり。「笑う門には福来る」ですね。
~横谷神楽団~
昨年は、神楽団結成30周年の感激の一年を忙しく過ごされ。
今年は、清新な年明けを迎えられたことでしょう。
ご挨拶に立たれる仲屋伸治団長のお話は、いつもながら朗らかでした。
特に予定外の事を伺うと、誠実な人柄がそのまま表れる方で、毎回とても楽しみにしております。
今年は「仲屋さんの、お嫁さん募集」について、会場の皆さんとほっこり。
団員の皆さんが、公私ともに充実した年になると良いですね
~第一幕 悪狐伝~
今年一番に観る演目が、悪狐伝!いいですね~。
“人舞う神楽”の魅力が詰まっています。
三浦ノ介:矢上正太さん、上総ノ介:矢上良太さん、
珍斉和尚:金子慶一さん、玉藻前:野村悠貴さん、
金毛九尾の狐:野村惇貴さん。
大太鼓:仲屋伸治さん、小太鼓:伊藤勇治さん、
手討鉦:井上広志さん、笛:仲屋静香さん。
~第五幕 稲生平太郎(いのうへいたろう)~
三次に伝わる「稲生物怪物語」。
全国的にも知られる物語を神楽化したものです。
主人公の、三次藩士・稲生武太夫(幼名:平太郎)は実在した人物で。
16歳の時に体験した怪異を筆記したと伝わっています。
数年前、私はこの原文が読みたくて講義を受けていたことがあり。
(妖怪がめちゃめちゃユニーク、読みごたえのある物語)
平太郎さんのご子孫にあたる方とご縁を頂き、生々しいお話を色々と伺いました。
長い間、ぜひ見たいと思っていた演目です。
物の怪・猫又。美女に姿を変え、平太郎に一夜の宿を願います。
10年前に創作され、その後演じる機会がなくなり、この度整え直しての復活。
仲屋団長は『故郷・三次を伝える神楽として、末永く舞っていきたい。』とお話されました。
○あらすじ○
平太郎は、隣に住む力士・三井権八(布野出身)と、比熊山で肝試しに百物語をしますが、特に恐ろしいことは起きませんでした。
しかし、その2か月後から、後平太郎の屋敷に1か月もの間、毎夜、物の怪が現れ平太郎を悩ませます。
ところが平太郎は怖がりもせず、惑わされることもありません。
平太郎の武勇に感心した、妖怪の頭・山本(さんもと)五郎左右衛門は、自分を呼び出す木槌を平太郎に与え、去っていきます。
稲生平太郎:野村悠貴さん、三井権八:矢上正太さん、
猫又:霜江勇弥さん、虚無僧:井上広志さん・矢上良太さん、
山本五郎左右衛門:金子慶一さん。
大太鼓:野村惇貴さん、小太鼓:仲屋伸治さん、
手討鉦:仲屋静香さん、笛:長谷川麻衣さん。
正体を現す猫又。平太郎は毅然として戦います。
権八のもとにも物の怪たちが現れます。
ついに、物の怪の頭・山本五郎左右衛門と最終決戦。
しかし、その頭も、平太郎の豪胆ぶりに感服。
『困った時は、いつもでもお前を助けてやる』と、自らを呼び出す木槌を差し出します。
この木槌、現在は広島のお寺に保管されているとか、三好の教育員会が管理しているとか様々な説がありますね。
続くよ~。
※写真撮影及びブログ掲載、主催者許可有。
2016 新春神楽まつりをご紹介いたします。
では今年の始まりに、時間を巻き巻き~。
グルグル~ ‹‹\(´ω` )/››‹‹\( ´)/››‹‹\( ´ω`)/›› マキマキ~
開場30分前。静かな緊張感。
年明けに神楽があると思えば
年越しの気分も一層明るいのでございます。
何といっても、今年は10周年の記念大会。
一番嬉しいのは、皆さんと共に10年を歩いたことです。
グリーンアリーナの武道場から始まりましたね。
このあと10年、神楽はどんな広島の新年を飾るのでしょう。。。
では!今年の6団体、幕開けをつとめられた横谷神楽団の皆さんです。
新春を祝う神楽まつり。「笑う門には福来る」ですね。
~横谷神楽団~
昨年は、神楽団結成30周年の感激の一年を忙しく過ごされ。
今年は、清新な年明けを迎えられたことでしょう。
ご挨拶に立たれる仲屋伸治団長のお話は、いつもながら朗らかでした。
特に予定外の事を伺うと、誠実な人柄がそのまま表れる方で、毎回とても楽しみにしております。
今年は「仲屋さんの、お嫁さん募集」について、会場の皆さんとほっこり。
団員の皆さんが、公私ともに充実した年になると良いですね
~第一幕 悪狐伝~
今年一番に観る演目が、悪狐伝!いいですね~。
“人舞う神楽”の魅力が詰まっています。
三浦ノ介:矢上正太さん、上総ノ介:矢上良太さん、
珍斉和尚:金子慶一さん、玉藻前:野村悠貴さん、
金毛九尾の狐:野村惇貴さん。
大太鼓:仲屋伸治さん、小太鼓:伊藤勇治さん、
手討鉦:井上広志さん、笛:仲屋静香さん。
~第五幕 稲生平太郎(いのうへいたろう)~
三次に伝わる「稲生物怪物語」。
全国的にも知られる物語を神楽化したものです。
主人公の、三次藩士・稲生武太夫(幼名:平太郎)は実在した人物で。
16歳の時に体験した怪異を筆記したと伝わっています。
数年前、私はこの原文が読みたくて講義を受けていたことがあり。
(妖怪がめちゃめちゃユニーク、読みごたえのある物語)
平太郎さんのご子孫にあたる方とご縁を頂き、生々しいお話を色々と伺いました。
長い間、ぜひ見たいと思っていた演目です。
物の怪・猫又。美女に姿を変え、平太郎に一夜の宿を願います。
10年前に創作され、その後演じる機会がなくなり、この度整え直しての復活。
仲屋団長は『故郷・三次を伝える神楽として、末永く舞っていきたい。』とお話されました。
○あらすじ○
平太郎は、隣に住む力士・三井権八(布野出身)と、比熊山で肝試しに百物語をしますが、特に恐ろしいことは起きませんでした。
しかし、その2か月後から、後平太郎の屋敷に1か月もの間、毎夜、物の怪が現れ平太郎を悩ませます。
ところが平太郎は怖がりもせず、惑わされることもありません。
平太郎の武勇に感心した、妖怪の頭・山本(さんもと)五郎左右衛門は、自分を呼び出す木槌を平太郎に与え、去っていきます。
稲生平太郎:野村悠貴さん、三井権八:矢上正太さん、
猫又:霜江勇弥さん、虚無僧:井上広志さん・矢上良太さん、
山本五郎左右衛門:金子慶一さん。
大太鼓:野村惇貴さん、小太鼓:仲屋伸治さん、
手討鉦:仲屋静香さん、笛:長谷川麻衣さん。
正体を現す猫又。平太郎は毅然として戦います。
権八のもとにも物の怪たちが現れます。
ついに、物の怪の頭・山本五郎左右衛門と最終決戦。
しかし、その頭も、平太郎の豪胆ぶりに感服。
『困った時は、いつもでもお前を助けてやる』と、自らを呼び出す木槌を差し出します。
この木槌、現在は広島のお寺に保管されているとか、三好の教育員会が管理しているとか様々な説がありますね。
続くよ~。
※写真撮影及びブログ掲載、主催者許可有。
2016,02,12 Fri 23:48